きなこのブログ

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アジェンダ

みんなの党大会 渡辺代表「アジェンダで政界再編を」

 みんなの党は28日、平成21年夏の結党以来2回目となる党大会を都内で開いた。渡辺喜美代表は「大きなバトルが今年行われるが、国を誤らせてはならない。アジェンダ(政策課題)のもとに政界再編を行う」と述べ、衆院解散・総選挙に追い込む決意を表明。次期衆院選には当初目標を上回る100人以上の公認候補を擁立し、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」と協力して政界再編を目指す考えを強調した。

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(転載)

2010年07月15日

 
アジェンダ」という言葉は、「グローバル・アジェンダ」などのようにも使われ、世界のパワー・エリートの間で好まれている言葉である。

警戒しなければならないのは、「みんなの党」が、公約をマニフェストと言わず、「アジェンダ」と、わざわざ言い換えている点である。

アジェンダという言葉を最初につかったのが、誰あろう、あの竹中平蔵である。竹中平蔵は「アジェンダセッティング」という言葉を、何度も政治家時代や、引退した後にも使っている。

世界の支配層の1人である竹中平蔵が「アジェンダ・セッティングを行う」と言う場合、それは「世界支配層が秘密会議やビルダーバーグ会議でこう決めた」という意味になる。

最初に彼が世界エリートの「アジェンダ」を実行したのが、小泉構造改革郵政民営化である。郵政民営化の制度設計は「3分社化」など世界エリートにとって都合の良い形で行われた。

竹中平蔵は「3分社化はリスク遮断に不可欠」と国会答弁で発言したが、それはウォール街のリスク遮断であることを図らずも彼が告白した瞬間であった。

そういうアジェンダということばに、一般有権者の少なからぬ数が振り回されたのである。

共和党財界との思想の源流での繋がり、生焼けのマネタリスト金融政策のおかしさなどを考慮すると、この党の動きに十分警戒するべきだ。それは、九月の代表選挙で小沢一郎の系統の勢力が撃滅された場合を考えてのことである。

それは、今回の参院選民主党が手詰まりに追い込まれた結果、民主党の取る選択としては、民主・公明の連立を除けば、当面は政策ごとに協議を行うということである。

ところが、民主党のメンツから自民党に抱きつくことはなかなか出来ない。そこで兼ねてから今の執行部が「思想的には近い」という「みんなの党」の政策を丸飲みする可能性がある。

みんなの党」は公務員制度削減を掲げているが、この政策も利用の仕方によっては、小泉時代のように少数のエリート官僚が、「焼け太りする」結果に繋がりかねない。

これからは民主党内にも米金融会社出身の金融グローバリスト派が増えてくるだろう。良い意味での「日本土人・原住民型」の政治家がいなくなっている。

知的に、アメリカ支配から多極的な安全保障を構想しようとした鳩山由紀夫前首相も、結局、天安沈没事件という“ヤラセ”に近い陰謀を真に受けてしまって、気が動転し、退陣に追い込まれた。これでアメリカと交渉して実を得ようとする勢力が大きく後退してしまった。

今後、勢力争いがあるにしても、それは対米従属派の中の派閥闘争でしかなくなるだろう。こんな危ない状況だから、多少、中国にべったりの政治家でもバランスを取るために必要なのだ。

しかしそれがいない。ロシア派の政治家もいないし、親英派、親欧州派、親ブラジル派の利権政治家もいない。これは大変なことだ。頭は二つでも胴体は一つだからだ。

現実世界では、世界を支配しようとするグループが存在する。世間では、それがフリーメイソンだとか、イルミナティだとか、ユダヤだとか言われていますが、そう単純ではない。

ただ、世界の貧困、飢餓、戦争の問題を考えて見ると、世界支配者の行いは、世界の為になっていないという事は確かだ。
 

 

みんなの統一教会の正体
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201006/article_70.html

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