きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

自民党と全中会長の密約

西川失言でばれてしまった安倍自民党政権と万歳全中会長の密約
http://www.amakiblog.com/archives/2013/10/08/#002727
 
オバマ大統領の欠席によってすっかり年内妥結の目算が外れてしまったTPP首脳会議だが、その騒ぎの裏で見逃してはならない安倍自民党政権万歳全中会長密約がある。
 
それがはからずも西川失言で満天下に暴露されたのだ。
 
すなわち安倍自民党の公約だった関税撤廃の「聖域」である農産品五項目の見直しについて、早急農業団体と調整に入る、と西川議員は口を滑らせた。
 
その失言が、ついに日本は自動車についで農産品までも譲歩するのかという騒ぎに発展し、西川議員はもとより石破幹事長はじめ自民党幹部があわてふためいている。
 
しかし、この騒ぎで一番慌てているのは全国農業協同組合中央会(全中)であり、その会長である万歳(萬歳)章氏その人に違いない。
 
彼は既に5月12日の朝日新聞紙上でインタビューの中で関税率の一定引き下げは容認できる考えを示唆していた。
 
その記事を読んだ私は、もはや全中はTPPに断固反対ではなく、安倍政権側と条件闘争に入ったと当時指摘した。
 
それから5ヶ月、いままさに西川失言によってその密約がはからずも露呈したということだ。
 
農水議員と全中に安倍自民党政権から自由化後の対策費と称して莫大な予算がばら撒かれる。
 
それは「あうんの呼吸」(10月8日朝日)という呼び名の「密約」である。
 
国民は怒らなければいけない。
 
なによりも、何も知らされずに一生懸命農業を守ろうとしてきた農民たちは権力者たちの背信に体を震わせて怒りをぶつけなければいけないのである・・・
 
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TPP、日本の聖域は断固守るの公約は早くも白旗。党の幹事長が予防線を張るようでは,お終い。
http://31634308.at.webry.info/201310/article_7.html
 
自民党は、TPP交渉において、米など農産物の重要五品目の関税は絶対に死守すると公約していた。
 
しかし早くも以下の記事のように、幹事長が政府の年内妥結を受けて、聖域5品目でも関税撤廃の地ならしを始めた。
 
聖域5品目ですら関税撤廃と言うからには、特段、圧力団体のない知財権、医療、保険等の分野では、日本の意見など全く反映されないで、ほとんど無条件で決まってしまっているのだろう。
 
どんな貧乏人でも国民健康保険料を支払っていれば、金持ちと同じ条件で一流の病院、医師を受診できる。
 
この制度は、米国の医療機関医療保険会社日本進出出来ない障壁であると、ISD条項で訴えられる可能性がある。
 
石破幹事長自身が、今から予防線を張っている。
 
最初からこんなことだろうと思ったが、その通りになってきた。
 
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TPP交渉 加工品の関税撤廃も 自民幹事長 聖域5品目で言及
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013100702000210.html  
 
自民党石破茂幹事長は七日、環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐり、西川公也(にしかわこうや)党TPP対策委員長がコメなど農産物の重要五品目の関税撤廃ができるか検討する意向を明らかにしたことについて、 「細目の中で検討するものがあればする」と述べた。

日本政府が関税を維持する「聖域」と位置付けてきた五品目は細分化すると五百八十六品目に及ぶ。
 
石破氏の発言は、影響の小さい加工品などでの関税撤廃は検討する可能性を示したものだ。

石破氏は「例外なき関税撤廃はやらない、という党の公約に何ら触れるものではない」と強調。
 
その上で「コメや麦などの品目を細分化したタリフライン(関税分類上の細目)は国によって違う。細目を頭に入れて交渉するのは当たり前だ」と述べた。
 
党本部で記者団に語った。

この話は、全国農業協同組合(JA)出身の自民党山田議員ですら反対と息巻いているが、ある意味自業自得である。
 
しかし、その自民党に付き合わされる国民はもっと不幸である。

農協出身の自民・山田参院議員 「なぜパンツ脱ぐのか」 TPP聖域撤廃検討に反対
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131007/plc13100719040012-n1.htm

全国農業協同組合中央会(JA全中)出身で自民党山田俊男参院議員は7日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉を巡り同党の西川公也TPP対策委員長が重要農産品5分野の関税撤廃の可否を検討する考えを示したことを批判した。

オバマ大統領が来られない中、日本が米国の意向を受けて米国の代わりにTPP年内妥結の旗振り役を任されてしまった。
 
これは米国の高等戦術であり踏み絵でもある。

日本が年内妥結の旗を振っているが、マレーシア国首相、メキシコ国大統領も、必ずしも年内妥結は確定していないと言っている。
 
日本も、内心はその方がいいと思っているだろうが、安倍首相は骨の髄まで米国様様なので、そうは思っていないと見える。

年内妥結「確定でない」=TPP交渉で-マレーシア首相

 【ヌサドゥア時事】環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加しているマレーシアのナジブ首相は7日、「年内妥結ができれば望ましいが、確定しているわけではない」と述べ、来年以降に妥結が持ち越される可能性があるとの見方を示した。
 
アジア太平洋経済協力会議(APEC)最高経営責任者(CEO)サミットで語った。

メキシコのペニャニエト大統領も同日、「(年末を)デッドラインとは考えていない」と述べるなど、8日のTPP首脳会合を前に、一部参加国で年内妥結の機運が急速にしぼんできた。
 
交渉を主導する米国のオバマ大統領の欠席も大きな影響を及ぼしていると言えそうだ。
 
(2013/10/07-20:09)
 
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