新型コロナウイルス対策・2月時点で既に「特措法」が使えるように改定されていた / 政府はあくまでも法改正にこだわり早期成立を狙う
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=231185
3月4日、トップに取り上げるべきニュースがてんこ盛りで出現し、一体どの記事を選ぶべきか途方に暮れます。
捜査がストップしたかに見えた前法務大臣と河井杏里氏の秘書が逮捕され、代議士にも責任が及ぶ可能性が出てきました。
山本朋広防衛副大臣は公金での非常識なホテル泊が発覚し、
加計学園は悪質なことに韓国人の受験生を面接で全て不合格にし、
茂木外務大臣は例の安倍首相コロナ会見の日にゴルフをするという不見識。
萩生田文科大臣はカジノ事業者からの豪華接待が報じられました。
参院予算委員会では、福山哲郎議員が桜を見る会問題でホテルニューオータニの別の宴会の明細書を出したところ、安倍総理はかつてなくうろたえ、これまでのような横柄な逃げ切りができなかったのが印象的でした。
一気に逆風がきているようです。
最も驚いたのが「新型コロナウイルス」対策の法改正でした。
既にある「特措法」の解釈変更ですむところを、政府与党がどのような法案を出してくるのか、「緊急事態宣言」をどのように絡めてくるのか、多くの人が警戒を訴えています。
4日の参院予算委員会でも森ゆうこ議員らが「改正してこれを適用するのならば、どこを改正するのか」慎重に質問していました。
ところが委員会審議や党首会談で明らかになったのは、
厚労省が2月12日には「特措法」が使えるように改定をしていたにもかかわらず、
官邸はそれを把握せぬまま、
内閣法制局に新型コロナへの適用が可能か確認すらせず、
ひたすら「特措法が使えない」と主張し続けていた事実でした。
特措法にある政府行動計画もそのまま使えるということがはっきりしていたのに、これまでの一ヶ月以上、感染対策は動いていなかったのでした。
「国家の統治機構が溶けている様を目の当たりにして総毛立ちました。」とは原口一博議員の言葉です。
パニックを生み出した政府は改正案早期成立を各党に求めていますが、危機感が募ります。
「緊急事態宣言」可能な法改正案 コロナに最大2年適用
https://www.asahi.com/articles/ASN345257N34UTFK00T.html
新型コロナウイルスによる感染症対策として、政府が国会に提出する新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案の概要がわかった。
最大で約2年間の時限措置として新型コロナウイルスによる感染症を対象に加えるのが柱。
実際の対象期間は政令で定めるとした。
現行法に加えて新たな国民生活を制約する規定は設けない。
安倍晋三首相は4日夕、立憲民主党など野党5党の党首と個別に会談し、改正案の成立に協力を求める。
その上で10日に改正案を国会に提出し、来週中の成立をめざしている。
(以下略)
安倍首相と共に三権分立侵す…汝の名は記者クラブ
https://tanakaryusaku.jp/2020/03/00022516
書籍「山本太郎がほえる〜野良犬の戦いが始まった」〜 気骨の「反」ジャーナリスト・高橋清隆氏
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=231164
以前に時事ブログが取り上げたジャーナリスト、高橋清隆氏が
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=61378
「山本太郎がほえる〜野良犬の戦いが始まった」という本を出版されました。
2019年参院選での山本太郎代表の街頭演説はじめ、記者会見や講演会などを高橋氏が「シツコク」取材され、現場の空気を直に感じて印象に残った発言を取り上げ、さらに高橋氏が解説を加えた形になっています。
昨年、高揚感とともに太郎さんの動画を日々追っていた方も多いと思います。
私も太郎さんの発言はよく分かっているつもりで、改めてこの本を読むと、昨年の街頭演説への感激や、困惑、怒り、共感などが様々によみがえりました。
時間をかけて動画を再生しなくても、この想いのこもった文章を辿るだけで、ああ、そうだったと思い起こせます。そして一見過激に思える発言の、その背景を丁寧に辿ることができます。
また見落としていた動画の発言であっても、いつ、どこの演説かがきちんと記されているので、「そんなことがあったのか」と後追いで動画をチェックすることもできます。
https://www.youtube.com/channel/UCgIIlSmbGB5Tn9_zzYMCuNQ
高橋氏は誰に頼まれたわけでもなく、私利私欲もなく、諦めかけていた政治への期待を思い出させた山本太郎氏を追うことで、この崩壊した日本をなんとかしようと奮闘されているように見えます。
政権と結託して国民を裏切るジャーナリストとは一線を画す、山本太郎氏に負けず情熱的な「反ジャーナリスト」の自費出版です。
山本太郎代表の過去の発言を検証し、今後のれいわ新選組の行方を占い、そして自分はこの国をどうしたいのかを考えるに最適な一冊でした。
https://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%81%8C%E3%81%BB%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%9C%E9%87%8E%E8%89%AF%E7%8A%AC%E3%81%AE%E9%97%98%E3%81%84%E3%81%8C%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F-%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%B8%85%E9%9A%86/dp/4802097867
『山本太郎がほえる〜野良犬の闘いが始まった』を山本氏に贈呈
https://www.data-max.co.jp/article/33747
「山本太郎がほえる」贈呈式
https://www.youtube.com/watch?v=bfW3iA3VKLs&feature=emb_logo
(中略)
同書は記憶に残る山本氏の発言30本を集め、私の独断と偏見による解説を付したもの。
酔っ払いや右翼とのはらはらする対話場面を描く一方、国債発行のメカニズムを解説して「財政赤字」のうそを看破したり、ジャーナリズムの歴史をひもとき、れいわが選挙期間中、報じられなかったわけを分析している。
(中略)
(中略)鳥取市内での「おしゃべり会」終了後、署名を入れた本を手渡すと、山本氏は「全国津々浦々、一番シツコク取材した筆者の本がこちらになります」と自ら提供した推薦文を読み上げた。
「ここまでしつこく付いてきて、その内容を書いている人いませんよ」と持ち上げた後、「反ジャーナリストって、初めて聞いた名前ですけども」といじってくれた。
(以下略)
れいわポスターピンポンで出逢った2人が!?山本太郎全国ツアー2020年2月番外編!!
https://www.youtube.com/watch?v=H-o4QJZGvRc
憲法改正(緊急事態条項) 山本太郎 れいわ新選組
https://www.youtube.com/watch?v=b3k8ilnqlSU
新型コロナウイルスを緊急事態条項に利用するな! 山本 太郎 れいわ新選組
https://www.youtube.com/watch?v=9kSA24j5BWM