きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

Go to持続化給付金横領キャンペーン 2

 

持続化給付金よりさらに巨額、不要不急の「GoToキャンペーン」が急きょ「やり直し」モードに 〜 野党の猛追求が電通に及んだためか
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=241264

 

第一次補正予算に組み込まれていた不要不急の「GoToキャンペーン」がそのまま可決されていただけでもビックリですが、事業費にさらにビックリ、1兆5000億円です。


そのうち業務委託費は3000億円で「かつてない異例の巨額」ですから、今しきりと問題にされている持続化給付金の委託費769億円の4倍近くをヌケヌケと計上していることになります。


安倍政権が長くないと見て最後の荒稼ぎか、税金泥棒に拍車がかかっているようにしか見えません。


持続化給付金と同様、わずか1週間の公募期間で委託先を募り、その委託先がさらに「電通などに再委託」する流れです。


経産省が3000億円の金額を決めた経緯も、委託先を審査・選定する「有識者による第三者委員会」の内容も全て公表されず、5日の野党合同ヒアリングで「サービスデザイン推進協議会のように公示前にヒアリングを行った事業者はあるか?」の肝心の質問には答えません。


リテラによると業界内では「すでに再委託先は電通に決まり」と言われていたようです。


ところが持続化給付金の官製談合が野党の猛追求により明らかになり、同じスキームの「GoToキャンペーン」にも疑惑が向けられました。


すると3000億円の金額が発覚してからわずか2日で、この事業は「やり直し」を発表しました。


中止ではないらしいので日を改めて、ということでしょうか。


そしてここにもやっぱり出てくる、あのオトコ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274178

 

 

「Go Toキャンペーン」運営事務の委託先決める公募手続き中止
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200605/k10012460031000.html

 

新型コロナウイルスの感染拡大が収束したあと、消費を喚起する事業「Go Toキャンペーン」について、政府は運営事務の委託先を決める公募の手続きをいったん中止しました。

 

観光や飲食などの分野ごとに改めて公募を行うとしています。


(中略)


事務の委託費が最大で3095億円に上ることについて、野党などから高すぎるなどという批判が出ていました。


(以下略)

 

 

安倍政権がこの期に及んで「Go To」批判封じに奔走!『ひるおび』八代弁護士がコロナ渦中に「レク受けた」とポロリ
https://lite-ra.com/2020/06/post-5456.html

 

(前略)


しかも、この委託先については8日まで公募がおこなわれており、有識者による第三者委員会で審査・選定するというが、委員会メンバーの名前はおろか、議事録さえ公表しない方針だというのである。

 

「持続化給付金」を電通の“トンネル法人”に委託したのは経産省中小企業庁、「Go To」を所管するのも経産省だ。


本サイトでは既報で、「Go To」事業も委託先は「すでに電通で決まっている」という噂が広告業界で広がっていることを紹介したが、観光・外食などへの支援策であるにもかかわらず約3000億円もの巨額がまたしても電通に流れるようであれば、もはやそれは経産省による電通支援策」ではないか。


(以下略)

 

 

予備費10兆円をあべぴょんのお小遣いにしてはいけない 〜 「新型コロナ対策に使う」と言われても信用できない政権
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=241301

 

お金のことばかりを取り上げてスミマセン。


目の前で次々と国民のためのお金が巻き上げられる事態を、せめて見逃さずにお伝えしたい。


5日の参議院本会議は行政監視機能を強化する節目の会議だったそうです。


良識の府参議院が公文書改ざんや統計不正などに対峙するはずの本会議に、トップの安倍総理は欠席していました。


その安倍総理は、第2次補正予算案の予備費として10兆円もの巨費を上げています。


「新型コロナ対策のための臨機応変な対応が必要だから」と述べていますが、予備費とは万が一に備えての経費でせいぜい5000億円程度らしい。
補正予算30兆円のうちの予備費が10兆円というのは多いというより異常な金額です。


具体的な使い道を決めない性格の予備費に巨額を当てるのは、国民のお金を安倍総理白紙委任するも同然、またお友達と山分けですか。


GoToキャンペーンは急転直下やり直しとなりました。


このバカバカしい予備費10兆円も非難の目が向けられた途端に、5兆円だけ「雇用維持」や「生活支援」に当てると譲歩を見せています。


渋々と半分返してやると言わんばかりですが、中抜きさせずに真に国民のために使わせるよう国民も行政監視をしなくては。

 

 

予備費10兆円 安倍首相、必要性を強調
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/ntv_news24/politics/ntv_news24-656330?fm=twitter

 

安倍首相は、第2次補正予算案の予備費が10兆円にのぼっていることについて、新型コロナウイルス対策のため「臨機応変な対応が必要だ」と必要性を強調しました。

 

予備費は具体的な使い道を決めずに計上される経費で、政府の判断で使うことができるため、野党側は「国会がチェックできない」などと反発しています。


(以下略)

 

 

予備費10兆円は尋常でない” 専門家が指摘 新型コロナ対策
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200604/k10012458541000.html

 

(前略) 

 

10兆円の予備費が計上されていることについては、

 

予備費というのは、まさに名前のとおり、万が一に備えての経費になる。

 

確かに5000億円とか、場合によっては1兆円組むことはあるかもしれないが、30兆の補正予算のうち10兆円というのは尋常ではないと思う。

 

いったん、積まれてしまうと使ってしまおうというインセンティブも働きやすいので、むだの温床にもなりかねない」

 

と指摘しています。

 

(以下略)

 

 

「持続化給付金」の信じがたい内情が次々露呈!関係者女性「審査基準が毎日のように変わる」!ネット上にも「無視され続けてる」「いつまでたっても入金されない」など怒りの声が大噴出!
https://yuruneto.com/jizokuka-sinasakijun/

 

届かぬ給付金、何のための会場? 税の使途、深まる疑念
https://www.asahi.com/articles/ASN6675XMN66ULFA00F.html

 

 

↓問題点を分かりやすく凝縮させて報じたTBSのニュース映像。
news23】「毎日基準が変わる・・」給付金の審査業務担当者の証言
https://www.youtube.com/watch?v=1-sMBBqLXQI&feature=emb_logo
 

常軌を逸したずさん対応に国民から怒りの声が噴出の中、笠原代表理事も(なぜか)自分の団体を痛烈批判!「私が新聞記者だったら(同じく)突っ込みたくなりますよ」

 

http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
本当は、商工業者たちのが、申請して受け取る、コロナ補償金、救援金 は、一商店で、100万円、ぽっきりなどという(はした)金(がね)ではない。
最低でも、数百万円だ。 
それは、社員(従業員)の数で決まる。

飲食業でも、食事店 と、居酒屋、飲み屋で違うらしい。
どのように違えているのか、分からない。
秘密になっている。


自民党と役所(管轄する、官僚の縄張りの)業界団体に入っていて、おとなしく言うことを聞く、団体の会員たちには、小さな飲食店でも、数百万円だ。
それに対して、業界団体に、逆らって、一匹狼(いっぴきおおかみ)で、やっている、チェーン店でもない、駅前通りの、焼きトリ屋のような、最下層の、飲食業は、おそらく、100万円以上は貰えない。 


世の中は、そのように、わざと差別して、役人の言うことをきかない人間たちを、こういう時に、徹底的に、痛めつけて、締め上げるように出来ている。

 

誰か、ルポライターが、こういうことを足で調べて、書くべきだ。
せっかくのネット=ウエブ=スマホの時代なのだから。
誰も書かないのか。
それじゃ、ユーチューバーが、どうのこうのと、威張っていても、何の役にも立たない。
みんなもっと、真実を抉(えぐ)り出せ。

 

どうやら、市役所か税務署に行って(押しかけて)、長い列を作って、並んで、「コロナ対策の救援金のおカネを下さい、の申請書」の手続きをした人たちが、優先というか、この人たちだけが、貰えるのではないか。

 

https://twitter.com/LINE36512474/status/1262702873965588480?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1262702873965588480&ref_url=https%3A%2F%2Fyuruneto.com%2Fjizokuka-sinasakijun%2F

 

ドイツのメルケル政権は、1560億ユーロ(17兆円ぐらい)の救援金の支出を、4月に決めて、その次の週には、国民全員(かな?)の銀行口座に、おカネが振り込まれていた、というから、すごいものだ。
ドイツ人というのは、こういうことはきちんと、さっさとやる。


アメリカ人の年金生活者の老人たちや、貧困層、それから黒人たちにも、どんどん、政府(米財務省)の小切手が届いているそうだ。
そうしないと、アメリカの貧困層は、暴れ出して、必ず、スーパーマーケットで食糧暴動を起こす。

 

日本も、おそらく商工業者(主に商店主たち)を中心に、政府は、どんどん、おそらく、1店舗あたり100万円ぐらいを、払っているのだ。
みんな黙っているから、世の中に伝わらない。

このことを書く、新聞記事が全く出ない。

「政府は、こんな、コロナ騒ぎの、他のインフルエンザと全く同じ、あるいはそれ以下の致死率の、大騒ぎは、急いで止めるべきだ」と書いたジャーナリスト、新聞記者、評論家が、誰1人いなかった。
私は3月から「こんなバカ騒ぎはするべきでない」と、ここの重たい掲示板に書いた。

 

商工業者には、すでにコロナ対策費から、おそらく数百万円ずつが出ている。
中堅の企業なら、数千万円が出ている。
それは、商工会議所や商工会とか、業界団体に所属しているお店の経営者たちに対してだろう。 
あるいは、農協系の組合とかにもだ。

こういうことは、新聞記事に全くならない。
おカネをいくら政府が、国民に、“ 掴(つか)みガネ ”で払ったかは、記事にしないのだ。


大企業に対しては、法人税の減税の形で、数千万円から数億円ずつが、戻し税の形で、払われる。

本当の貧困層(貧しい人たち)は、共産党公明党創価学会)の市会議員たちが、必ず、全国にいるから、その人たちを通して、県庁レベルとか、市役所、町役場 が、それぞれの自治体で、職員たちを使って、救援金を配っているだろう。

 

ところが、こういう組織、団体に入っていない、ホントに所属する、助けてくれる団体に縁の無い、無党派層の、貧しい人たちと、学生とかが、バイト切り、パート切りに遭(あ)って、大変なことになっている。
親が貧しい学生は、都会に出てきても、バイト収入を断たれたので、どうやら、大学の新入生の2割ぐらいが、中退しなければいけなくなっている、という。
文科省が、きっと、そういう学生たちのために、動いているだろう。
そういう新聞記事が、まったく出ない。


なんでなんだろう、この国は。
ホントに、言論人がしっかりしない、衰退国家だ。

 

なぜ私が、このような推測をするか、というと、私が9年前に、福島で、いろいろと目撃したからだ。
福島第1原発の原子炉爆発、放射能漏れ(2011年3月12日) のあと、私はすぐに、現地に行って、じっと見ていた。
そうしたら、商工会議所とかの会員の経営者に対して、1億円とか、2億円の迷惑料=賠償金=復興支援金が、密かに払われていたからだ。

農家に対しても、一戸あたり数千万円の賠償金が、東電から支払われていた。
私は、それとなく、じっと、そのことを観察していた。
どこにも地元の「福島新報」にも、そういうカネのことは書かれていない。
遠く離れた会津(あいづ)の観光業界の土産物屋(みやげものや)とか一般の企業にまで、そういう数千万円の賠償金が、払われていた。
それが、自民党政治というものだ。
それ以外の、いろいろの援助金が、地元に落ちた。

それで、多くの男たちが、パチンコ屋に入り浸り、ソープランドに行った。
車屋のディーラーが、たくさん出来て、羽振りのいい者たちから、東電からの迷惑料、補償金で、高級外車を乗り回す者たちが出た。

 

 

それでは、ふつうの福島県民は、いくら貰ったか。
1人あたり、子供(小学生とか)は、30万円だった。
大人は、確か20万円だった。
1回、ぽっきりだった。
表面上は。
それは福島原発から20キロ圏外の住民たちにだ。
20キロ圏内は、また別のそれぞれの生活保障と賠償金が有っただろう。

 

ところが、あの大津波の被害で、家も壊れ、死人が出た人たちには、「これは自然災害ですから」と、数百万円の「お見舞い金」しか出なかった。
自然災害の被害に対しては、火事の延焼、類焼などもそうだが、1円も出ないのが法律だ。
その出火に、故意または重過失(じゅうかしつ)がなければ。

 

私は、福島の現地の活動本部に居て、その他に、今、思い出すこととして、脇の道路を、大きな10トントラックで、それには、横っ腹に、十勝(とか)とか日高(ひだか)と書いてあったが、そこからやってきた、和牛(わぎゅう)の畜産農家、業者の、トラックだろう、それに、地元の福島の飯館の有名な和牛たちを、積んで、北海道に運んでゆくトラックの列だった。

国道沿いだったから、私は、目撃した。
福島の和牛を、そうやって、北海道に持っていって、十勝和牛、日高和牛として、屠殺(トサツ。肉食加工)して市場に出して、日本人がみんなで食べてしまったのだ。

福島の放射能で汚染された牛肉を食べるのはイヤだ、というヒステリー国民が、当時は、山ほどいた(おそらく、人口1.2億人の3割の3千万人ぐらい)。
2011年の6月のことだ。

「3・11」の大地震、大津波から、まだ、3カ月しか経(た)っていなかった。
その他、私、副島隆彦が、現地で、現場で目撃した多くの事実がある。
私は、このことを書いたのは、今が初めてだ。


私には、もの書き、言論人としての、深い執念と、人よりも数十倍強い眼力(がんりき)がある。

私が、ピンと来て気づいてしまったことは、必ず書いて後世に残す。
私は、「大きな枠組みの中の、真実を表に出す。書いて、暴(あば)いて、公表して、皆の公共の知恵、知識とする」ということを、自分の一生の定款にしている。

それだから、今度の、コロナバカ騒ぎも、かならず書いて残す(遺す)。


私は、この1か月、「狂人日記」という原稿を書いていた。
毎日、毎日が、不愉快のまま、自分の身近で起きた 不祥事(ふしょうじ)、弟子たちのトラブル のことも有り、極めて、不快のまま、ブツブツと書いて来た。 

それが、どうやったら、商業出版物の枠の中に収まって、本になるか、分からない。 
本のモチーフ (motive モウティブ、動機、主要動因)は、「私は、自分が狂人になったようになった。だが、私が狂人なのか、まわりの皆が狂人で、集団発狂しているのか、分からないではないか」である。
ヨーロッパの世紀末(19世紀末)の オーストリアの帝都、ウイーンに集まった、ウイーン学団(オーストリア学派とも言う)と呼ばれる、物理学者、数学者たちを中心とした、「もう、ヨーロッパ人は、文明の先行きを失って、狂うしかない。もう人類は、その終わりにまで来てしまった」という知識人たちの苦しみだった。
その文学の代表が、カフカフランツ・カフカだった。
「城」「化身」の作家だ。

 

狂うしかない、ところまで、あの時、ヨーロッパで一番優れた人々が、追い詰められた。
あの課題の突き詰め方と、今は、また似てきた。
だが、どうせ人間(人類)は、このあとも、しぶとく生きてゆく。
本当に生き苦しい人間は、自分から自死(じし。自殺とは限らない。衰弱死もある)してゆくだろう。

私たちは、そういう時代に突入した。
だから、私は、何とか、すっトボケてでも、自分の「狂人日記」を出したい。
でも、どうやって、何を書くことがあるのか?
いや、書いて遺す必要がある。

誰か1人でいいから、この2020年の2月、3月、4月、5月の、コロナ・バカ騒ぎの、人間の群れの、愚か極まりなかった恐慌(きょうこう)状態を、書いて、あとに残さないといけない。 
そのように、私は、今、思っている。