きなこのブログ

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“森友事件”このままでは終わらせない 15 ~「赤木ファイル」大阪地裁提出を促す~

 

大阪地裁が国側に「赤木ファイル」を任意で開示するよう促す意義深い進展 / 開示請求作戦で財務省の外堀は埋まりつつある
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=273022

「赤木ファイル」に重要な進展がありました。

 

赤木雅子さんは「赤木ファイル」の提出を国に命じるよう大阪地裁に申し立てています。

 

国、財務省はこの申し立てに対して「5月末までに回答する」とふざけた対応をしていましたが、なんとビックリ、大阪地裁が「それでは遅すぎる」、証拠調べの必要があるとの判断のもと、国に対して提出命令を出すまでもなく任意で開示するよう促し、22日には原告、国双方出席の非公開協議を行いました。

 

司法が積極的な対応を示したことに希望を感じます。

 

仮に大阪地裁が提出命令を出し、それでも国が命令に従わない場合、相手方(赤木さん)の主張を真実と認める民事訴訟法の規定があります。

 

崖っぷち財務省
 

果たして22日の協議では、国側に対して何をどう聞いても「捜索作業中です。」としか答えず、結局5月6日までに国は書面で答えることにしたそうです。
 

こうした不誠実な国、財務省の対応を注視し、憤る国民は多いです。

 

開示請求のWADAさんは、もしも財務省が「赤木ファイル」を廃棄していた場合内閣府に廃棄の記録が残るはずだということに気づかれ、内閣府に速攻で請求をかけておられます。

 

これで廃棄記録が出てこなければ、ファイルは財務省内にある。

 

その財務省ではこれまで重大な意味を持つ書類ばかり行方不明になっています。

 

いずれも「探索中」で提出しません。

 

隠しおおせた官僚には出世が約束されているからでしょうか。
 

もうそんなことが通用する時代は終わりですが。
 


相変わらず、どうしよーもない政府だわっ!!


どこからどう考えても実在していることが限りなく確定的になっている「赤木ファイル」について、まさか、いまだに「ファイルは探索中」なんていう、ふざけきった対応を続けてたなんて、思ってもいなかったわっ!!

しかも、裁判所が業を煮やして提出を促したにもかかわらず、相変わらず「申し立てに対する主張は、5月6日までに書面で出す」なんていう、赤木さんの奥さんのみならず国民全員を舐めきった対応をしているのだから、呆れて物も言えない。


こうした様子を見ても、政府は「赤木ファイル」の存在をとにかく隠蔽したがっているだけでなく、安倍官邸が主導した国家ぐるみの公文書改ざん事件真相を徹底的に闇に葬ろうとしている上に、何よりも、赤木さんは文字通りに「安倍政権によって殺された」という事実を「無いもの」にしようとしている魂胆が丸分かりだ。

菅政権になっても相変わらずこうした対応を続けている時点で、菅政権の本質も安倍政権と全く変わっていないことが分かるし、とにかく、大々的に政権交代しない限り、森友事件の真相や深い闇が明らかになることは永遠になさそうだね。

なんせ、当時官房長官だった菅氏が総理になった”だけ”なうえに、相変わらず、日本をここまでダメにした安倍・麻生・二階の一派が日本の権力を独占してるんだから、自民党政権が続く限り、「日本の破滅」が約束されているようなもんだわっ!

赤木さんの奥さんも「裁判所の人たちは正しいことをする人だと信じている」と痛切な思いを露わにしているけど、万一、裁判所も安倍・菅・麻生・二階一派に阿ってしまった時点で日本は完全に終わってしまうし、改めて「(特捜も腐敗しきっていることで)森友事件の真相はこれっぽっちも明らかになっていない」ということを思い返す必要がありそうだね。