きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

安倍政権の影武者だらけの岸田政権 2 ~エゴや保身からできたいびつな選挙制度~

[3276]岸田首相の軽率な判断。やってはいけないことだ。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

私が入手した最新の秘密情報を書きます。


岸田首相が、就任直後にバイデン米大統領と 電話会談をしたときの情報が漏れ伝わってきた。 

 

岸田首相はバイデン大統領に、「日本はGDPの2%を防衛費に充てる(すなわち、日本の防衛費を現在の1%の5.7兆円の限度、縛り を超過する)」という約束をしたらしい。

これは日本国にとって危険な動きだ。 

 

岸田の独断の判断でやっていいことではない。

 

岸田は、自分の政権をアメリカさまから認められたいので、ここまで愚かにも踏み込んだのだろう。

 

岸田はこれで政治家として終わってゆく。
 

この情報は、横田基地の米軍関係者たちの間から漏れ出したものだ。

 

自民党の幹部たちは知っているようだ。
 


こうなると、10月31日の総選挙の結果で、自民党が、単独過半数の233議席を割る、という事態になったら、公明党山口那津男代表)が、連立政権から離脱する、という動きが出て大騒動になるだろう。 

 

公明党(現状の28議席を確保するらしい)としては、この「防衛費のGDP2%超え」は、反戦平和の党是から許せない、という判断になる。
 

そうすると、維新(今、実質的に、ここをあやつって指導しているのは、大悪人の竹中平蔵だ)、が20議席ぐらいに増える、と見られているので、この維新を自民党が取り込んで連立政権を作る、という動きが考えられる。

私、副島隆彦は、世界政治の一部としての日本政治という見方をずっとしてきた。

 

世界政治でこのような政治の変動は各国でよく見られる。
 

私は、前にも書いたが、物事(ものごと)を大きく、外側世界から見る、外側中心主義、 endo₋centric エンドウセントリック の思想をずっと作ってきた。 
 

馬鹿みたいに、日本国内からの、自民族中心主義の見方、これを、exo₋centric  エクソウセントリックと言うが、この偏狭で愚かな民族主義者の視点を取らない。 

 

前にも書いたが、ガリレオ・ガリレイたちの helio-centric ヘリオウ(太陽)セントリック 、太陽中心説(=地動説)の見方をする。これを、= Copernican system コパーニカン・システム( コペルニクス学説)とも言う。

それに対して、その反対の、地球中心説である Ptolemaic system (プ)トレマイック・システム (=天動説) の見方をしない。

上記の動きが出ると、日本の政局(せいきょく)がまた動く。

 

岸田文雄のような“サラリーマン議員”では政権は保(も)たない。 

 

自民党は分裂して、長年の一党独裁体制が終わるべきなのだ。

 

そしてアメリカの奴隷、家来をやってきたこれまでの、戦後の日本のやめるべきである。  



[3275]石井一(いしいはじめ)氏への インタヴュー記事を載せる

https://news.yahoo.co.jp/articles/22647f769edd84c43b8ef2c9641c9f8cea983af4?page=1


「ご祝儀でバカでも勝つ選挙区は多いやろな」

「岸田がやった1番大きなことは二階に鈴を着けたっちゅうことだけや」

「学歴や経歴はあってもサラリーマン議員なんや」。

31日投開票の衆院選に合わせ、「政界のオヤジ」とも呼ばれる石井一(はじめ)氏(87)=神戸市=に今回の選挙の行方や岸田政権、近年の政治家などについて聞いてきました。

 

自民党旧民主党に籍を置き、44年の間に自治大臣民主党副代表を務めました。

 

ゴージャスなマンションで、大型テレビに映る国会中継を眺めながら、たばこをくゆらせる姿は元大物政治家のイメージそのもの。

 

「ピンさん(愛称)、最近の日本の政治ってどうですか?」(聞き手・堀内 達成)



岸田がやったことは二階に鈴を着けただけ
 

-今回の選挙はどうみますか?

自民党は(首相が代わった)ご祝儀で下駄を履いてるから、バカでも勝つところが多いですよ。

 

ただ野党が接近してる選挙区は、それを凌駕(りょうが)する可能性がある。

 

内閣支持率は)50%とかやろ。

 

普通やと、もっと上がるんやけど、今の内閣がイカサマということが分かってきてるからな。

 

だから、票はかなり縮まると思う。

-岸田政権はどうですか?

安倍と麻生の傀儡(かいらい)になってしまってるな。

 

岸田がやった1番大きなことは(自民党役員の任期に制限を設ける党改革案を掲げて)二階に鈴を着けたっちゅうとこだけ。

 

自らのカラーをよう出さない。

 

安倍と麻生が推薦する人間を全部(内閣に)入れた訳や。

 

1年ほどしたら批判されるやろ。

 

これまでは「岸田は終わり」と言われていたのに、菅が失速してつぶれてもうたら、急に浮上した。

いまだに安倍と麻生の時代。

 

影響力を持ってるから今後、ずっと続くよ。

 

反対するやつは石破みたいに干されてしもて、最後に放り出される。

 

岸田も総理になろうと思って、妥協して政策は全部変わってしまった。

 

今の政権が良くなったなんてことはなくて、これまでの延長戦であることはもう歴然としてる。

かつての派閥トップ、牢屋の壁の上を歩いている状態


-なぜ安倍政権は長く続いたのでしょうか?

選挙制度が要因や。

 

俺も自民党選挙制度部会長なんかで制度づくりの中心を担ったから戦犯やな。

 

1996年に中選挙区から小選挙区比例代表並立制に変わったんやけど、この新制度は、政党のエゴや政治家の保身からできてしまったいびつな制度

 

反権力、反自民だった公明党が変節して政権入りするようになったことも大きい。

 

政権交代を可能にするための)制度が全然機能しない状態になっている。

でも中選挙区も深刻さがあった。

 

派閥が横行して党なんて関係ない。

 

党の公認は当たり前で、あとは「お前の甲斐性(かいしょう)で上がってこい」という選挙。

 

だから汚職がどんどん増えてね。

 

派閥トップは金を集めるため、牢屋(ろうや)の壁の上を歩いている状態。

 

倒れて牢屋側に落ちると逮捕されて、外側に落ちたら総理大臣になる。

 

僕らは若い議員だったから「こんなことをやってたら政治はむちゃくちゃになる」と。

 

それで欧米の選挙を参考に選挙制度改革を始めた。

利害がある政治家が制度を決めること、間違いなんや
 

-なぜいびつな制度に?

小選挙区は大政党に有利で、比例代表がないと少数政党は議員が出ない。

 

でも2つの制度を理解すれば当然、小選挙区比例代表を入れることは間違い。

 

でも、小党を黙らせるため、並べるしかなかった。

 

最後に比例代表の数をなんぼにするかという話になって、これは(非自民の)細川内閣と自民党河野洋平総裁の頂上会談で決めることになった。

 

でもな、なんぼなんでも小選挙区300人(現在は289人)、比例代表200人(現在は176人)になると思わなかった。

 

総裁には「これはまあ、10分の1ですね」と。

 

つまり「比例代表は50人までですよ」と言っていた。

 

俺は夜中1、2時に知って驚いたんやけど、もう後の祭りや。

 

そもそも、政治家が制度を決めることは間違いなんや。

 

みんな自分の利害、政党の利害が出てくるから。

最近の政治家、トップの顔色見てるだけ
 

-最近の政治家はどうですか?

ものすごく質が悪くなってるね。

 

自民だと、党が公認したら公明党の票もあるから必ず勝つ。

 

通ったそいつは国民に忠誠を誓う訳でも、サービスをする訳でもなく、党のトップの顔色だけ見てる。

 

あとは公明党を拝みに行くだけや。

 

選挙が楽になったから、みんなサラリーマン議員か世襲議員や。

 

政党交付金で金をもらって、政策の勉強もせずに銀座で飲んで、元旦は創価学会の会館に行って辞儀して、有力な若い県会議員が出てきたら芽をつぶす-。

 

そんな議員心理が働くんやろな。

 

中選挙区の時は、天下国家を論ずるような論客が全国から出てきたけどなあ。

 

多少の気概が見えたのは、河野太郎小泉進次郎やね。

 

どっちも世襲やけど、それなりの見識は持ってるな。

 

そういう議員ばっかりやったらいいねんけど、100人に1人ぐらいしかいない。

今の政治は標準化、平準化、小粒 醍醐味なくなった
 

自公のなれ合いはお互いを弱体化させた。

 

それが政権の中心に座っている。

 

日本の国民は幸せではないやろね。

 

選挙制度というものが、いかに民主主義を劣化させるかという象徴的なことになってしまった。

 

俺の責任は大きい。

 

中選挙区は派閥の横行と金の使い方が問題やったけど、議員の玉が良かった。

 

政治に活力があふれ、ダイナミックだった。

 

小選挙区は議員が標準化、平準化され小粒になった。

 

政治の醍醐味(だいごみ)はなくなったよなあ。



取材中に現職の国会議員から相談の電話が掛かってきたり、今回の選挙の立候補者の応援演説に立ったり、いまだ政界に影響を及ぼす力をうかがわせる石井氏。同氏が深く関わった選挙制度改革などについては著書「つくられた最長政権」(産経新聞出版)に詳しいです。