西側の金融資本と結びついているナビウリナの露中央銀行総裁再任に懸念の声
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202203210000/
ウラジミル・プーチン露大統領はエルビラ・ナビウリナ中央銀行総裁の続投を決めた。
この人物はウォール街やシティが支配する西側の金融資本とつながり、IMFの意向に沿う政策を推進してきた。
やはり西側の私的権力と結びついているエゴール・ガイダルの仲間だとも見られている。
ボリス・エリツィン時代の経済政策に大きな影響を及ぼしていたアナトリー・チュバイスはガイダルと同じようにジョージ・ソロスの配下で、HIID(国際開発ハーバード研究所)なる研究所と連携していた。
ここはCIAとの関係が深いUSAIDから資金を得ている。
(Natylie Baldwin & Kermit Heartsong, “Ukraine,” Next Revelation Press, 2015)
チュバイスはエリツィンの娘であるタチアナを中心としたグループの一員で、ガイダルと同じようにラリー・サマーズの命令で動いていたとも言われている。
サマーズがロシア工作のために雇ったデイビッド・リプトンとジョナサン・ヘイはCIAのエージェントだ。
ナビウリナは1986年にモスクワ大学を卒業、2007年にはエール大学のワールド・フェロー・プログラムに参加している。
https://news.yale.edu/2007/05/03/yale-university-president-levin-announces-selection-2007-yale-world-fellows
このプログラムは「次世代のリーダー」を全額費用負担で育成するものだという。
エール大学には「次世代のリーダー」が加入する学生結社「スカル・アンド・ボーンズ」も存在する。
その歴代メンバーには
プレスコット・ブッシュ、
W・アベレル・ハリマン、
ジョン・F・ケリー
も含まれている。
OBにはCIAや金融界へ入った者が目立つ。
ナビウリナの続投でロシア経済が米英金融資本から強い影響を受け続けていることが推測できるが、これは今後の世界に対しても小さからぬ影響を及ぼすことになりそうだ。
こうした勢力を排除できなかったことに落胆しているロシア人も少なくないだろう。