国民民主党の訴えた「103万円の年収の壁」は存在しない、むしろ「130万円の社会保障の壁」が手取りを減らす / 連合は第3号被保険者制度(130万円以下の配偶者)を廃止の方針 / 首班指名よりも重要なこと
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=376698
選挙期間中、よく耳にした国民民主党の訴えに「年収の壁」がありました。
年収103万円を超えると所得税が発生するので178万円まで壁を引き上げて「もっと働いて稼いで手取りを増やす」という主張は有権者の心をつかんだようです。
ところが選挙後になって「税の壁は存在しない」という記事やコメントが見られるようになりました。
曰く、103万円を超えても主婦の税金の増加は微増で、夫の税金も配偶者特別控除の拡大により手取りは減らない計算のようです。
むしろ十数万円の社会保障費がかかり始める「130万円の壁」の方が深刻で、こちらの方が手取り額を減らします。
玉木は103万円という特別控除の壁で票を狙ったが、
106万/130万円の社会保険料の壁などは目隠しされていた訳です。
あっちで減らして、こっちで取り上げる。
年収の壁を「ぶち壊す」のであれば、あわせて「社会保障の壁」も変えなければ手取り額の増加が期待できないことが分かりました。
しかも103万円の対象者は給与所得のサラリーマンで、個人事業主やフリーランスの方などは当てはまりません。
国民民主党の103万円の壁。
これには落とし穴があって、個人事業主・フリーランスの方達は対象外です。あくまで給与所得のあるサラリーマンだけ。
※ちなみに消費税廃止した場合は、
年間で給料約1か月分のお金が浮きます。
だから玉木の政策より消費税廃止の方が手取りが増えて国民全体の恩恵になる。 pic.twitter.com/eLqaUUtJQC
— 🦅¿¿ƎꓶꓨⱯƎ⛩️スマホ復活 (@wing4T1E999) October 31, 2024
むしろ「消費税廃止した場合は、 年間で給料約1か月分のお金が浮きます。」こちらは国民等しく効果があります。
ところが「社会保障の壁」には恐ろしい話が浮上しています。
国民民主党の支持母体である連合は「第3号被保険者制度(3号)」の廃止を提起する方針を打ち出しました。
厚生年金に加入する会社員や公務員らの配偶者で、年収130万円未満の人が対象ですが「働き控えを招く『年収の壁』の温床になっているとの批判」を受けての廃止案だそうです。
「年収の壁」論議は、廃止案が真の目的だったか。
【国民年金の「第1号被保険者」、「第3号被保険者」とは何ですか。
https://www.nenkin.go.jp/faq/kokunen/seido/kanyu/20140602-01.html
【壺からなんか出てます】
今回の衆院選で小選挙区茨城1区を無所属で勝ち抜かれた福島伸享議員と安富歩名誉教授の対談の中で
「国民民主の103万円の壁やトリガー条項などの小さな政策が経済状況を大きく変えることはない」
「いろんな要求で自民党を混乱させて、玉木雄一郎に総理大臣を譲る形での連立の可能性」
に言及されていました(18:50)。
まさかの展開に備えての「芋煮える総督」のお呼び出しだったのでしょうか。
しかし福島議員は
「首班指名よりも重要な与野党一番の争点は、それぞれの委員会の議長を取れるか。
例えば議事を司る要の議員運営委員会の委員長、政治改革特別委員会の委員長、予算委員会の委員長、通常国会に大事な法案が出る委員会の委員長のポストを野党が結束すれば取ることができる。
委員長を取れば、野党が十分な審議時間を要求することや総理を出して答弁をさせることができるなど、国会運営を野党が主導できる」
と興味深い指摘をされていました(29:00〜)。
「今の国会は政府提出の役人が書いた法案だが、野党主導の審議で条文修正や差し戻しが頻繁に起これば(行政府よりも)立法府の地位が高くなる。
日本の戦後政治の未知の世界が開ける。」
と述べています。
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10月27日(日)に行われた日本の総選挙の結果についてだが、おそらく、比例代表制の総得票数で、200万票単位の、選挙マシーンの「ムサシ」を使った不正選挙が行われた。
私はようやくこのことを確信した。
自民党から、比例代表制の総得票数で200万票が、国民民主党に流れた(不正に移された。 flip フリップあるいは switchスウイッチされた )。
そのために、自民党が210議席取るはずだったのに、191議席に沈んだ。
この減った20議席分は、比例代表制による 当選者たちの「匙加減(さじかげん)」の配分によって行われる。
これで予想を外した石破茂政権は、少数与党という苦難を背負うことになった。
私の事前の予想は、自民党は、統一教会系(旧安倍派)の40人ぐらいを落とすが、220議席を取るはずだった。
それが実際には191議席しかなかった。
それで、合計215議席しか与党で取れなくて、過半数(233議席)を割った。
それは、富士ソフトという会社に依る。
この会社は、目下、6000億円で、ベイン・キャピタルとKKRという名うての米ファンドどうしの買収合戦が新聞記事になっている。
この富士ソフトが開発した、アメリカから30年前に持ち込まれた、「アリストス・システム」という不正選挙マシーンを改良したものである「ムサシ」が今回の総選挙でも使われた。
私が、ピンと来て気づいた範囲でも、香川(県)1区の平井卓也(初代デジタル大臣)が、選挙速報の時には、「落選確実。非礼復活もなし」と報じられたのに、翌朝には、51万7千票をとって比例で復活、となった。
立憲民主党の小川純也(ブタ野郎の野田佳彦系ではない)は、82万票も取ったから、惜敗率(せきはいりつ)で平井が復活ということは無い。
平井卓也は、現在、日本政府の中央官庁と 地方自治体の間の通信回線をどう作るかで、アマゾンのシステムを、そのまま導入することで動いている。
それに対して日本の通信官僚たちが激しく抵抗している。
アメリカに日本政府の通信内容がアマゾンによって流れる(筒抜けになる)からだ。
この「ガヴァーンメント・クラウド」(略称、ガバクラ)を巡る激しい日米間の闘いで、アメリカの手先である平井がいなくなると、アメリカ(アマゾン)は大変困る。
それで、平井を比例で復活当選させたのだ。
この香川県という四国の小さな県から、今の時の人の、国民民主党の代表の玉木雄一郎が出ている。
お坊ちゃん顔で、見るからに何も悪いことをしそうにない、大蔵官僚でもある、玉木が、主婦層と若者に受けているそうだ。
今度の 選挙結果で石破茂首相と森山裕(もりやまひろし)幹事長が苦しい立場に追い込まれた。
それでも、少数与党として、11日の国会での首班(首相)指名を乗り切って、何とか政権を維持してゆく。
私たちは、石破頑張れ、国民は貧乏のままだが、何とか日本国を守ってくれ、と声援を送る。
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