きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

岸田自民がダメなら維新を使う飼い主 2 ~第二壺自民の維新~

CIAが目論む第一第二自民体制
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8a329d.html

岸田内閣支持率は昨年9月に3割を割り込んだ。

 

 

大手メディア世論調査内閣支持率が3割を割り込むと10ヵ月以内に政権が終焉する。

これが2006年以降の経験則。

例外は一例もない。

岸田内閣終焉が秒読み態勢に移行した。

しかし、今回は経験則に従わない可能性が浮上していた。

野党第一党の不人気が岸田内閣不人気を凌駕していること。

立憲民主党が岸田内閣を支える大黒柱になっている。

2023年が明けて記憶力を維持できない国民は自民党統一協会問題を忘れかけた。

このタイミングでサミット日本開催が重なり、岸田内閣支持率が小幅回復した。

岸田首相が広島サミット開催の意義を際立たせる取り組みをしたならシナリオは変化しただろう。

しかし、岸田首相はサミット広島開催の好機を棒に振った。

被爆地広島から核兵器廃絶の重要な一歩を踏み出す。

被爆地広島でウクライナ戦乱終結に向けてのプロセスを始動させる。

これがサミット日本開催の意義だった。

しかし、岸田首相は米軍産複合体に操られるバイデン大統領の命令に服従しただけでサミットを終結させた。

サミットは頂上、頂点を表す言葉。

サミットが岸田内閣の頂点になった。

予想通りの展開。

サミット終了と時を同じくして岸田首相子息の不祥事が再び表面化した。

経験も実績もない子息を首相政務秘書官という重要な国家公務員職に起用したことが公私混同の核心



他方、岸田内閣が不透明な利益誘導で国民に取得を強要するマイナカードでの失態が次々に明るみに出た。

 

 

 

デジタル庁を創設した目的は何だったのか。

特別法制で保護しなければならない個人情報の取り扱いにおける岸田内閣の杜撰対応が白日の下に晒された。

河野担当相は大口を叩くだけで実務能力がない。

 

 

7月には国内で大災害が発生しているなかで岸田首相は外遊に明け暮れた。

 

 

NATO北大西洋に面する国々の組織。

太平洋国家である日本に関わりはない。

無駄な海外旅行にうつつを抜かす前に国内の大水害に対処するのが首相としての責務だろう。

NHKは特別放送体制を敷くべきところ、首相の海外旅行に支障が出るのを懸念してか、大災害にもかかわらず通常放送体制を維持した。


 


福島では処理済みの放射能汚染水が満杯になる。

まったく安全な水だと主張するなら、国内で農業用水に用いればよいだけのこと。

中国の指摘は正鵠を射ている。

国内の農業用水に使うことができない危険な水だから海洋に投棄してしまうということなのだろう。

放射能汚染水が海洋投棄されるなら海産物の汚染を警戒せざるを得ない。

安全を確認する確実な方法は全数調査。

中国が全数調査で対応するのも筋が通っている。

 

 

岸田内閣の支持率が再び3割を割り込んだのは順当だ。

内閣支持率凋落下では解散総選挙を打つことは困難だろう。

結局、解散を打てず、岸田首相は退陣に追い込まれることになるのではないか。

 

 

問題は政治刷新の道筋が見えないこと。

維新が伸長しているが維新代表の馬場伸幸氏が維新は第二自民でいいと公言した。

 

 

 

かねてよりCIAが狙うのは自公と第二自公による二大勢力体制の構築だと指摘してきた。

当の維新からこれを肯定する発言が飛び出した。

日本の支配者米国の狙いが鮮明だ。


 

 


問題は日本の主権者がその企みを肯定するのかどうか。

維新の取り扱いは根本的な重要性を帯びている。