きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

サブプライム問題を見抜けなかった理由 2

レーガン政権発足当時、ロックフェラーと深い関係を持つシカゴ大学の経済学部には、フランク・ナイト・ジェイコブ・ブァイナーという自由主義思想を持つ教授が在籍していた。 彼に強く影響を受け、現在の新自由主義の礎を築いたのが、ミルトン・フリードマン…

サブプライム問題を見抜けなかった理由 1

各付け機関や監督当局は、なぜサブプライムローン問題を見抜けなかったのか。そこにはいくつかの理由がある。その筆頭は70年代以降、“意図的に行われてきた金融市場に対する規制”の骨抜きだった。 背景を説明するためには、時代を1929年の世界大恐慌ま…

クズ債権の証券化とM&A

1981年、政権をと取ったロナウド・レーガン大統領はフリードマンの自由主義を政策に取り入れ、さまざまな規制緩和を行った。86年、BISが発表した「BISリポート」は、レーガン政権当時の変化として次の2点を指摘している。ひとつは、企業の資金調達が…

世界規模なネズミ講システム「CDO」

2000年から2005年前半の住宅バブルのように、5年間で評価額が50%も上がってしまう異常事態では、家は庶民にとっての一生の買い物ではなく、金融機関を巻き込んだギャンブルの対象になった。こうしてアメリカだけでなく、同時期にイギリス、オー…

レバレッジという魔法

小泉ー竹中売国奴コンビによる構造改革が始まって以来、日本でもおなじみになった言葉。具体的にいうと、レバレッジとは自己資金に対する借入金の比率のことで、「大きなレバレッジをかける」とは自己資金に対して多額の資金を借り入れることを意味する。た…

日本の危機 (大失業時代)

大失業時代が到来しようとしています。 大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。 大失業は戦争への道につながっている 。大企業は自らの生き残りのために遠慮会釈なく人員整理を始めています。 派遣労働者の問題は深刻です。 大銀行の貸し剥がし・…

鳥インフルエンザとタミフル

鳥インフルエンザが一人の海外旅行者から持ち込まれ、これが感染して多くの日本人を死亡させる。 という情報があります。「鳥インフルエンザとタミフルの謎」 まず、「フリー百科事典Wikipedia」を使って、説明する。このウィキペディアは、アメリ…

恥知らずどもの金融ユダヤ人

時価会計を、アメリカがまず、4月16日(3月末ごろ?)の、「SECからの手紙」の形で、放り投げ、放棄が始まっていた。アメリカ合衆国では、FASB(米連邦会計基審議会)とSEC(証券取引委員会)が、極悪人の集まりであり、責任のある団体だ。 こ…