イスラエルと欧米諸国の「共通の価値観」は専制政治と戦争と大量虐殺
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-266fc7.html
イスラエルは残忍で、暴君的で、精神異常の政権だ。
欧米帝国も同様だ。
だから西洋人がイスラエルと「共通の価値観」を持っていると言う際、彼らは実際嘘をついているわけではない。
ケイトリン・ジョンストン
2024年8月20日
木曜日、政治的意見を表明したかどで、イギリス・テロ対策法第12条に基づき逮捕され、テロ容疑者として扱われたとイギリス人ジャーナリスト、リチャード・メドハーストが報じている。
コンソーシアム・ニュースが説明している通り、人が「禁止された組織への支援を呼びかけたり」または「禁止された組織を支持する意見や信念を表明したり」した場合、この法律で起訴される可能性がある。
組織とは、イギリス政府がテロリストとみなすあらゆる集団を意味する。
これら全て報道の自由と表現の自由に対する恐ろしい攻撃だ。
Axiosの見出し:「ハマス、ガザ人質事件と停戦協定に関するアメリカ新提案を拒否」。
https://www.axios.com/2024/08/18/hamas-rejects-us-ceasefire-hostage-proposal
7段落下に「具体的には、この提案に恒久的停戦が含まれていない事実にハマスは反対だ」とある。
つまりハマスは「停戦」を「拒否」した。
それは停戦ではなかったからだ。
少なくとも、殺戮を終わらせたい人々にとって、それは、いかなる意味でも重要ではない。
「停戦」が大量虐殺の一時停止を意味し得る事実を利用して、ハマスが和平協定を拒否しているとイスラエルと欧米諸国の言論歪曲専門家は何カ月もでっち上げ続けているが、実際に、ハマスが望んでいるのは殺戮の永久的終結だ。
普通の人間は、イスラエルによる大量虐殺の一時停止など要求しない。
人が停戦を求める時に、文字通り、そんなことを意図するはずなどあり得ない。
だが、こうした衒学的言葉遊びは、イスラエルと欧米諸国支援者が大量虐殺の継続を望んでいる現実を曖昧にするために使われている。
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10か月間「ガザでの戦闘を止めるため全力を尽くしているが外交は大変だ」と言い続けながら、バイデン政権が、もっぱら自分で大量虐殺を可能にしているのは実に腹が立つ。
文字通り、連中は武器・資金供給を止めるだけで済むのだ。
イスラエルは残忍で暴君的で精神異常な政権だ。
欧米帝国も同様だ。
だからイスラエルと「共通の価値観」を持っていると西洋人が言う際、彼らは実際嘘をついているわけではない。
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最大の批判者たちが100パーセント正しいことをイスラエルは証明し、批判する人々をけなすためにイスラエル支持者連中が言ったことは全て100パーセント、ニセ中傷キャンペーンだったことを証明するのに10ヶ月費やした。
それでも支持者連中は、イスラエルを批判したかどで、依然、あなたを反ユダヤ主義者と呼ぼうとするだろう。
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ここで私が言っていることは、特定の形で投票すべきだとか、投票せぬべきだという提案として受け取られるべきではない。
私がここで言っているのは、決してそういうことではない。
私がしているのは、アメリカの選挙を利用して、帝国の矛盾や濫用や、それらに対処するために、選挙政治を利用する無益さを浮き彫りにすることだ。
投票する・しないは皆様次第だ。
誰に投票しようとも圧政、戦争、大量虐殺が起きる。
ハリスに投票すれば、圧政、戦争、大量虐殺が起きる。
トランプに投票すれば、圧政、戦争、大量虐殺が起きる。
ケネディに投票すれば、圧政、戦争、大量虐殺が起きる。
圧制、戦争、大量虐殺など望んではいない?
ジル・スタインやコーネル・ウェストなどの圧制、戦争、大量虐殺に反対する人物を選んでみよう。
だが、その成功を阻止するため選挙制度が不正操作されているのは確実で、圧制、戦争、大量虐殺を支持する大統領が誕生するだろう。
皆様が選べるのは専制政治、戦争、大量虐殺のみだ。
だからエセ茶番選挙でお好きなように投票すれば良い。
今年は頭にブーツを履いた男が立候補するだろうか?
お望みなら彼に投票して頂きたい。
私は気にしない。
選挙政治に答えはない。
答えがないという意味ではなく、権力者が有権者に説明責任を問われる自由な社会には暮らしていないだけのことだ。
投票を伴わない方法でこの問題に対処する方法はあるが、牢獄から脱出するため手渡された偽プラスチック鍵に人々が頼っている限り、それは決して選択肢にならないだろう。
アメリカは地球上、
唯一最も暴君的な政権で、
国民がプロパガンダで洗脳され、
間違った投票をすれば国が「共産主義」や「ファシズム」に陥ると
政治家が恐怖を煽るマインドコントロールされたディストピアを作り出して、
権力を維持している。
大統領選挙の季節になると、アメリカ人はいつもより少し余計に狂う。
このエセ茶番について主流メディアやソーシャルメディアから吹き込まれる感情的情報が、彼らの頭に入り込み、彼らと私がオンラインでやりとりすると、画面から溢れんばかりになる。
そういうことに、さほど関心がないので、日々物語のマトリックスに現れる帝国について私は語り続けているだけだが、4年ごとに11月までの数か月間、いつもなら私と同じ立場にいる人々からの意見への私の返事は、常に遙かに激しい悪意に満ちたものになる。
それは、いつも少し意外で衝撃的だ。
ウィキリークス 4 ~第3次世界大戦を食い止めることに貢献した~