きなこのブログ

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岸田首相は統一教会(安倍派)を解体し排除するか 1

【3094】岸田首相の 安倍派つぶしは、ただの政界抗争(権力闘争)ではない。統一教会の解体だ。
https://snsi.jp/bbs/page-1/

私は、ずっと黙って、この2週間、日本の政界(自民党の政権政治家たちの動き)を ネットに載るニューズを追って見ていた。
 

岸田首相 が、12月6日から、急に、パー券資金還流(キックバック)問題(という悪慣行)を理由に、安倍派の幹部たち「5人組」を、切る(閣僚、3役を辞任させる)と言う動きになった。

 

 

 

始まりは、安倍派の、一応、幹部の塩谷立(しおのやりゅう)座長が、11月30日、キックバックを認める発言をした。

 

 

岸田首相の次の首相の座を、安倍派99人を背景にして狙っていた、見るからにワルの萩生田光一(はぎうだこういち)政調会長も辞任した。

 

あと残っているのは、岸田首相のとなりに、いけしゃーしゃーと女政治家代表の顔をして、座っている、高市早苗(たかいちさなえ)である。

 

安倍晋三の盟友である。

 

松下政経塾の2期生である。

 

統一教会系の大姐御(おおあねご)である。 

 

 

鬼のような、眉毛が吊り上がった顔の、あのまま、岸田の隣りに座っている。

 

彼女は、安倍派を出ているが、まだ来年9月の自民党総裁選に出る、と息巻いている。



今度の、政変劇は、これまでの政界抗争とは、質と濃(こ)さ濃度が全く違う。

 

これは、ただの自民党内の派閥抗争ではない。

 

岸田の宏池会(こうちかい。吉田茂の系統)が、清和会(せいわかい。日本右翼の議員たちの集まり)を追い詰めて、勝利した、という、ような小さな話ではない。 

 

世の中では、「あっぱれ、岸田が、やりよった」というような、“床屋政談(とこやせいだん)”レベルの話ではない。

この政変あるいは、政局(せいきょく)には、日本の国家総体としての 大きな決断が有ったのだ。 

 

ただ単に、法務省検察庁が、「安倍の内部からの垂れ込み(証拠の提出)があったので」、動き出して、安倍派の幹部たちを追及して、政治資金規正法の違反で、刑事罰を与えようと、ということだけでは済まない。

法務省検察庁、さらには最高裁も だけでなく、各省の官僚トップたちと、財界(経済界)、さらには天皇家(皇室)の意思までが、大きく纏(まとま)って、統一教会(安倍派)を、日本の国家体制から、排除、切除する、という決断のもとで動いている。

① 反共右翼(その中心は統一教会の会員60万人)ではない、②の温厚なる保守の者たちが、大同団結して、①の統一教会を、カルト宗教団体であり、これ以上、日本の社会を宗教汚染させるわけにはゆかないと、高度のところで判断した。

それに対して、「安倍派だけではない。裏金を配っていたのは。岸田政権そのものが危ない」と、今も足掻(あが)いて、「岸田の派閥もやっている」と 書く者たち自身が、本当は、日本のテレビ、新聞の中に潜り込んでいる、統一教会の信者、活動家である。 

 

評論家や新聞記者、研究員の肩書をしている。 

 

統一教会は、 世界基準では Moonies ムーニーと言う。

 

創業者の文鮮明(ぶんせんめい。ムーン・サンミョン)の頭文字から付けられた英語名だ。 

 

アメリカ帝国の首都のワシントンの政界までも、激しく汚染している。

 

ビクトリア・ヌーランド国務省次官(アンダー・セクレタリー)が、公然たるMoonies ムーニー である。

 


ドイツの外相の女、カナダの外相の女、ポーランドの閣僚たちなど、公然と、このMoonies である。

 

みんなは、「とてもそんなことは信じられない」と言うだろうが。

 

ヨーロッパ諸国の政府までも、このように潜り込んでいる。

 

世界中の政府や政党に潜り込んでいる。

 

真に恐ろしいことだ。

 

だから、日本にも、こうやって政治家(安倍派)にたくさんいるのだ。

創価学会(500万人ぐらい)の中にも、2割ぐらい統一教会が潜り込んでいる。

 

公明党の県議とか市議の中にいる。

 

だから、公明党が、恐れをなして、統一教会を、公然と非難しないで、ここまで来た。

 

そして遂に怒って、岸田首相と山口奈津男(なつお)公明党委員長が、「自公連立政権」として連携して、今度の動きに出た。

立憲民主党と 国民民主党の 代表(党首)も、おかしい。

統一教会の色が付いている。

 

野党の議員たちの中も統一教会が潜り込んでいて、とても健全な、野党勢力として、自民党に取って替わる政権など、今や、作れない。

それから、日本の労働組合運動の、総本山(ナショナル・センターと言う)である、連合(れんごう)の会長をしている、奇怪な女、芳野友子(よしのともこ)も、統一教会である。

 

 

松下正義まさよし)という、統一教会の男が育てて、「とにかく日本共産党を許すな」で、遂に、日本の労働運動までも乗っ取った。

 

この反共右翼の者たちを、何とかしないと、本当に日本国の危機だ。

岸田首相が、腕組みして、空を仰ぐように、目を閉じて思案し、ところが、顔つきが少し明るくて、にやりと笑っているようにも見える写真が、写っている。

 

これを、皆に見せることが大事だ。

 


だから、今度の闘いは、岸田の大勝利だ。

 

そして、新しい官房長官には、3か月前に、外相を更迭されて、一歩うしろに退(ひ)いたように見えた、林芳正(はやしよしまさ。宏池会のNo2)が、今日から就任した。

 

 

今日の新聞の顔写真を見ると、元気いっぱいで、やる気十分だ。 

 

いい面構(つらがま)えになった。

 

以前のような、にやけた坊ちゃん笑いをしなくなった。


岸田が、あと2年、首相をしたら、そのあとは、林芳正だ、と、彼の顔に書いている。

岸田と林は、この20年間、安倍晋三から、虐(いじ)められ、怒鳴られて、それでも、我慢に我慢で、口答え(反論)しないで、ずっと耐えに耐えて来た。

 

安倍と同じ山口と、となりの広島が選挙区(地盤)だ。

 

自分の地元もひどく汚された。

 

政治家の一番大事な資質(ししつ)は、我慢することだ。

 

これを、このふたりはずっとやってきた。

 

だから、私はこの2人は、偉いと思う。

そうして、岸田が、ついに、人生で一度の大(おお)勝負に出た。

 

それが、今回の、日本の国体(こくたい。国家体制)の上層部の総意を取り付けたうえで、安倍晋三の死(去年の7月8日)から、1年半経(た)って、ようやく、今回の安倍派解体、統一教会日本の国家体制から切除手術する、という動きに出た。

だから、今、私たち、日本の反(はん)自民党、反(はん)権力(リベラル派)の人間たちがするべきことは、岸田政権を打倒しよう、ではなくて、この一幕だけは、岸田文雄を応援して、「頑張れ、岸田。安倍派=統一教会を徹底的に叩き潰せ」と応援することだ。

 

私、副島隆彦は、このように考えます。

 


安倍派が、岸田内閣倒閣(とうかく)、退陣(たいじん)の動きを、先に仕掛けて来た。

 

6月ぐらいからだ。

 

それに対して、岸田はじっくり準備した後、反撃に出て、安倍派を解体に追い込む戦略に出た。

今日は、詳しく書かない(これまでにたくさん書いたので)が、最高検察庁内の、大幹部だった、統一教会の黒川弘務(くろかわひろむ)」 を検事総長検察庁のトップ)にしようと、を安倍晋三が首相として押し切ろうとした2020年の 問題以来の、法務省検察庁内の、「もう、これ以上。統一教会が、法務・検察の中で蔓延(はび)こるのは許さない」という堅い、決断があった。 

 

 

安倍派=統一教会が、日本の国家体制を、これ以上、乗っ取ることを、阻止する、と、厳しく決意していることを示している。

下 ↓の 記事に載せた、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に関する法が12月13日成立した」 のとおりである。

 

この統一教会解散、解体の追い込む、日本の国家体制としての意思と、今度の、安倍派自民党内の派閥として解体、消滅させる動きは、同時進行である。

再度、書く。 

 

今、日本の国家体制そのもの が、安倍派潰しと 軌を一にして、統一教会を日本国家として解体し排除しようとしているのである。

統一教会問題になると、私、副島隆彦は、ものすごく厳(きび)しい表情になる。

 

なぜなら、この20年間、私は、統一教会は、人類に食らいついた癌(ガン)細胞だから、切除(リムーブ)手術をしないといけない、と各所で書いて、ずっと言論で闘って来た。

 

鈴木エイト氏たちが現れる前からだ。

その為に、私は、統一教会から命を狙われて来た。

 

今は、統一教会が大混乱だから、その隙(すき)で、統一教会の別動隊である、エホバの証人宮台真司=みやだいしんじ=氏を2022年11月29日に、都立大学で、殺そうとしたのは、エホバの証人の男だ。この男は1月に「自殺」して証拠隠滅した。警察は殺人未遂で送検した)と、

参政党(さんせいとう。神谷宗幣=かみやそうへい=参議院議員が代表。ここは、幸福実現党の支持票、175万票がそのまま移転して別物になり替わった政党)が、私、副島隆彦 の命を狙っている。

 

 

だから、私は、注意、用心して生活している。