「都民ファーストの会」事務総長を務めた弁護士の小島敏郎氏、公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)の容疑で小池百合子東京都知事を刑事告発 〜 カイロ大学の卒業証書・卒業証明書に見られる疑問点の数々
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「都民ファーストの会」の事務総長を務めた弁護士の小島敏郎氏が、選挙法違反(虚偽事項公表罪)の容疑で小池百合子東京都知事を刑事告発しました。
小島敏郎氏が東京地方検察庁に告発状を提出したのは、今日の午前9時です。
小池百合子知事は今日の午後10時から東京都知事選挙に向けた公約を発表しましたが、
「なんと!記者を全く入れず、zoomでの記者会見ときた!」
「質疑の時間は15分で、質問できた記者は5人だった。」という『ナニコレ珍百景』だったみたいです。
朝堂院大覚氏は6月11日に記者会見を開き、小池百合子知事に対し「全て正直に関西学院大学1年中退、カイロ大学2年中退、これが真実だから。真実を述べて、嘘を取り消して出直しなさいと。」と言っていましたが、
「zoomでの記者会見」は朝堂院大覚氏のことや小島敏郎氏の刑事告発について聞かれることを恐れたためでしょう。
神宮外苑再開発計画や、
https://www.jcp-tokyo.net/2024/0614/93928
再開発を主導する三井不動産グループ2社に、都局長ら幹部14人が天下りしていた問題なども、
記者会見の場では聞かれたくなかったでしょう。
小島敏郎氏は、小池百合子がカイロ大学を卒業した証拠として2020年に見せた「卒業証書」と「卒業証明書」を専門家に翻訳してもらいチェックしたところ、いくつかの疑問点が出てきたと言っています。
小池百合子はカイロ大学を1976年10月に卒業したと主張していたが、「この卒業証書によると学士号の授与は1976年12月29日と書いてあります。10月じゃないんですよね。(13分18秒)」。
「カイロ大学文学部社会学科を、日本人として二人目、女性では初めて、しかも首席で卒業」
と書いていますが、
「成績は良と書いてある。(14分7秒)…4段階の3番目なんですね。…良という成績で首席ということはそのルールから言ってありえない。(14分52秒)」
と小島敏郎氏は言っています。
卒業証書の発行は1978年11月、ヒジュラ暦1397年と書いてあるが、実際には1398年に該当(16分34秒)することが分かった。
小島敏郎氏は、
“1978年11月にこれを書いたのであれば、ヒジュラ歴を間違えるはずがない。
…なんで違うんだろう。
それはこの卒業証書を書いたのは、その時ではなかったからだ。
だから、その西暦の時とヒジュラ歴がいつだったかが分からなかった、ということではないだろうか。(17分32秒)”
と推察しています。
また、小池百合子がサインを書く欄が空欄になっており、学生番号も書いていない(18分23秒)ということです。
「卒業証明書」の方は、試験の監督をする委員会の責任者のサインがない(23分1秒)、「サインがなくて有効な証明書なんだろうか?(23分17秒)」と言っています。
それから、小池百合子が女性なのにミスターと書いてある(24分6秒)。
その他にもいくつもの疑問点を指摘しています。