翁長知事は宮崎駿という最善、最強の応援団長を得た
http://new-party-9.net/archives/2166
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その報道ぶりを知って私は、翁長知事は最善、最強の支援者、応援団長を得たと思った。
自らの体験を語りながら、沖縄がいかに本土から差別されてきたか、その責任は本土の自分にもあるといわんばかりに、みずからの沖縄支援の原点を語る宮崎駿の姿は、心を打つものがあった。
辺野古は中国と戦うためのものだろう、
そんなものはいらない、
中国と戦う愚を犯してはいけない、
そのための平和憲法だ、
という姿には正しい国際政治学者の姿があった。
安倍首相のやろうとしていることを愚劣の一言で切って捨てた姿は政治家そのものだ。
いまさら売名行為をする必要のない宮崎駿だからだ。
しかも国際的な知名度だ。
辺野古問題は、安倍政権だけを相手にする問題ではなく、国際的な問題にしなくてはいけない。
外国特派員協会との記者会見を自らのスタジオで行った。
そんなことは彼ぐらいしかできない芸当だ。
何よりも好ましいのは彼には政治的動機が皆無であることだ。
繰り返しいう。
翁長知事は宮崎駿という最善、最強の支援者、応援団長を得た。
あとは彼の言葉を実行するだけだ。
「新基地建設反対のためにあらゆることをしていく」
それはそのまま翁長知事の言葉でもあるはずである
(了)
[リテラ]美輪明宏が「安倍首相も自民党に投票した人もまず自分が戦地に行きなさい」と一喝!
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=94046
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=94046
美輪明宏氏の言葉を読むと、正確に現状を見通し、未来を予見していることがわかります。
政治の専門家でない氏が、どうしてこのようにものが見えているのかですが、心に曇りがなく直観に優れているからだと思います。
愚かな指導者に騙される愚かな国民が、結局戦争によって国を滅ぼすのですが、現在の道筋は、まさにその軌道に乗っています。
なのでアメリカは中国と戦争をしないのです。
日本と中国が互いに滅ぼし合い、アメリカが間に入って漁夫の利を得るというのが、彼らの思惑で、これはナイレポートを見ればそこに書いてあります。
美輪氏は、
「老人と女子供だけになればいいんです。みんな、全部他人のことだと思っているから平気でいられるのです」
というようなことまで言っていたように記憶しているのですが、現状を見ると、案外そうかも知れないと思ってしまいます。
転載元) livedoornews:LITERA(リテラ) 15/7/14
http://news.livedoor.com/article/detail/10345209/
http://news.livedoor.com/article/detail/10345209/
そんなジブリが無料で配布している小冊子「熱風」の8月号で、ある人物が舌鋒鋭く安倍首相をこき下ろしている。
あの、美輪明宏だ。
ジャーナリスト・青木理氏によるインタビュー連載で、第一回のゲストとして登場。
「安倍さんや、石破(茂)さんや、麻生(太郎)さんにしても、
みなさん、言い出しっぺの責任を取っていただいて、
徴兵制になるならば、
まずご自分が、年齢に関係なく、鉄砲を担いで、鉄兜をかぶって、まず第一線に出ていただく。
それから、お子さんも、孫も、きょうだいも、それから娘さんのボーイフレンドも、全部一緒に連れ立って第一線に、まず最初に出ていただく。
もちろん一兵卒でね」
記事を通読すれば、これは冗談でも皮肉でもなく、美輪の本気だということがわかる。
今年80歳になった美輪は、長崎で原爆にも被爆している戦争体験者である。
青木氏との対談のなかでは、むしろ冷徹なまでの口調で安倍政権の本質をえぐり、安保法制について、自身の戦争体験談を交えながら分析する。
「私は笑ってますね。学習能力がないということでしょう。第二次大戦と同じ。歴史に学んでいないんです。
日本は、実は戦争ができない国、不可能な国です。
大正10(1921)年に暗殺された原敬が言っていたように、日本には何の資源もない。
石油も鉄もニッケルも、何も採れない。
食料自給率もいまや40%を切って、ほとんど輸入に頼っている」
「とにかく知力が足りないんです。あるのはやまいだれの方の『痴力』。それと情念。それだけ」
日本が「知力が足りない」為政者によって、
いかに無謀な戦争へと突き進んでいったか強調した上で、
安倍首相が「またそれと同じようなことをやろうとしている」と言うのだ。
そして、"現在の日本は世界最強のアメリカの手先になろうとしている"と指摘する青木氏に対し、こう返す。
「そんなに甘く考えたら大間違いですよ。
だって、アメリカ国債を世界で一番持っているのは日本だったけれど、それが追い抜かれちゃって、中国が世界一になった。
アメリカ経済をガタガタにしようと思ったらできる。
なのになんでアメリカが日本だけの味方をしてくれます?
甘いですよ」
さらに、安倍首相が安保法制で法制化させようとする自衛隊による後方支援については、
「要するに兵站でしょう」
「その兵站を叩くのは戦争の常識です。そこらへんのシビアさというのは、戦時中の人間でないとわかりません。戦争ってそれぐらい卑劣なものですから」
と断じて、さらにこう畳み掛けるのだ。
「もうひとつ、日本は(戦争を不可能にする)抑止力を自分たちで作っちゃったんです。
原発です。
日本の沿岸をなぞるように50数カ所も原発を作っちゃった。
今は特攻隊の時代じゃない。
原発を狙われたら一巻の終わり」
美輪は、安倍首相が防衛力増強の重要性を語りながら、その一方で国防上の弱点である原発という"爆弾"を維持し続けているという矛盾を鋭く指摘。
そして手厳しい批判を、安倍政権だけでなく、選挙で与党に票を投じた人々にも投げかけるのだ。
「それから、それに賛成している選挙民の人たちも、
ご自分が支持して選んだんだから、
選挙民もまず一家を挙げて、
どうぞ出征してくださいって。
男の方たちは、ご自分が殺し、殺されにいきたいんでしょ。
どうぞ、いらしてください。
それだけですよ」
美輪がここまで国民の責を問うのにはわけがある。
しかし美輪は、安倍政権の真の狙いが安保法制であることを早くから見抜き、メディアを使って発信してきた。
「国民は経済問題ばかりに目を奪われてはいけません。実はその裏に日本の将来を揺るがしかねない重要な争点が隠されているのです。
それは、『集団的自衛権』行使の問題です。
(略)きっと首相は、国会で自分の都合よく安保関連法案を通すためには、この時期に選挙をしておくのが最も良いタイミングと判断したのでしょう。
(略)ここで再び衆議院で安定多数の議席を確保しておけば、「国民からの信任を得た」と、任期の向こう4年間、首相はやりたい放題好き勝手に、きな臭い「積極的平和主義」とやらを進められると踏んだに違いありません。
(略) いつの時代も犠牲を強いられるのは、弱い立場の人間なのです。
こういう世の中で果たしていいのでしょうか。
そういう流れを止めるのも、有権者みなさんの大切な1票に他なりません。
よくお考えになり、投票所に足をお運び下さい。
日本の未来を良くするも悪くするもあなたの責任なのですから」
(「スポニチアネックス」14年12月12日)
少なくともあのとき、国民は安倍政権の本質を見抜いていなければならなかったのだ。
美輪が言うように、「そのとき」になるまで、われわれは過ちに気がつけないのか。
現在の安倍政権は、誰がどう見ても、完全に"暴走状態"に突入している。
そんななか、われわれにできることはなにか。
ひとつは、国民の声で安倍政権の支持率をさらに下げ、解散に追い込み、次なる選挙で自民党にだけは投票しないようにすることだが──。
(小杉みすず)