[山本太郎議員]アーミテージレポートの完全コピーだ!いつ、植民地をやめんだ‼︎『今でしょ!』 ~原発再稼働、TPP、秘密保護法、集団的自衛権…安倍政権の政策は「第3次アーミテージレポート」の「完全コピーだ」
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=96048
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山本太郎氏の8月19日の午前の質疑です。
16分間の質疑が赤字だけなら3分くらいで読めると思います。
動画の13~16分は圧巻です。
国会という場で、未だに日本がアメリカの植民地状態であるというタブーに斬り込んでいます。
山本太郎氏が「真の勇者」だと誰もが認めるのではないでしょうか。
真実を語ると消される世界、ネット上には山本太郎氏の身を案じる声も出ています。
「完コピ」は、五輪ロゴだげじゃなかった
というテーマでやれば、視聴率もあがるのではないでしょうか。
転載元より抜粋) IWJ 15/8/19
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/258755
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山本太郎が安保法制の本質に迫りブチギレ激怒!
山本太郎議員「『生活の党と山本太郎となかまたち』共同代表の山本太郎です。
永田町ではみんな知っているけれども、わざわざ言わないことを質問していきたいと思います。
中谷大臣はですね、7月30日の本委員会、福島みずほ委員の
『今まで周辺事態法で“できない”とされていた弾薬の提供がなぜできるのか』
という質問に対し、
『現行法制定時には、米軍からのニーズがなかったので、弾薬の提供と戦闘作戦行動のために発進準備中の航空機への給油、整備については除いていたが、その後、日米の防衛協力、ガイドラインの見直しの中で、米側から、アメリカ側から、これらを含む、幅広い後方支援への期待が示された』
と答弁されました。
まあとにかく米軍のニーズが立法事実になってるんだ、っていう話ですよね。
また戦闘作戦行動のために発進準備中の航空機への給油、整備も。
でも今回憲法解釈を変えたんですよね。
米軍のリクエストで。
パネルをお願いします。
えー、このパネルはですね、集団的自衛権を認める昨年7月1日の憲法違反の閣議決定の2週間後、7月15日、首相官邸での写真でございます。
首相官邸のホームページから引用させていただきました。
安倍総理と握手している方、『ショー・ザ・フラッグ、ブーツ・オン・ザ・グラウンド』。
この言葉で有名なリチャード・アーミテージ元アメリカの国務副長官。
この2人、一体何者なのってご存じない方のために、外務省のホームページで次のように詳しく紹介されています。
CSISの所長が、14年前に、アーミテージ元国務副長官と、ナイ・ハーバード大学教授が、アーミテージ・ナイレポートを作成し、日本の安全保障に対するアプローチについて、提言したと述べた、と書いてあります。
このお二人が提言してくださった、ありがたーいお言葉の数々が日本国の政策にそのまま反映されている。
とても影響力のある方々というお話なんです。
2000年10月に第一次、2007年2月に第二次、そして2012年の8月に第三次が公表された。
アーミテージ・ナイレポートは、それぞれ日本の安全保障政策に大きな影響を与えた。
2枚目のパネルは、その第三次アーミテージ・ナイレポートの中の日本への提言9項目、そしてその他、注目すべき記述を抜粋したものです。
これを見ると、今回の憲法違反の閣議決定から憲法違反の安保法制まで、ほとんどすべて、アメリカ側のリクエストのよるものだということが、よくわかる。
まずパネルの(10)番をご覧ください。
レポートの本分ではこのように書かれています。
日本の集団的自衛権禁止を変えることは、こうした皮肉のすべてを解決するだろう。
政策転換において統合軍や、より軍事的に広義性の高い日本、日本の平和憲法の変更は希求されるべきでない。
集団的自衛権の禁止は同盟にとって障害だ』
と書かれています。
パネル1を一瞬、上に被せてもらっていいですか?
この時の写真、
提言が実現した。
だから彼らは官邸まで
『よくやったね、君たち』
と褒めにきてくれた。
そんな現場での心あたたまる写真の一枚なんじゃないかな、
っていうふうに考えてしまいます。
提言の①。ここではなんと原発の再稼働を求めている。
安倍総理は、これも安全性無視で実行しましたよね。
提言の②。TPPの交渉参加。
これ、特定秘密保護法そんまんまじゃないかよって。
これもクリアしてしまっています。
『その他』の⑫。日本の防衛産業に技術の輸出を行うよう働きかける。
これ、防衛装備移転三原則で実現してますもんね。
今年4月27日、新しい日米防衛協力ガイドラインを承認したときの、日米共同発表文書には、
『日本が国際協調主義に基づく、「積極的平和主義」の政策を継続する中で、米国は、日本の最近の重要な成果を歓迎し、支持する。
これらの成果には、切れ目のない安全保障整備のための2014年、7月1日の日本政府の閣議決定、国家安全保障会議の設置、防衛装備移転三原則、特定秘密保護法、サイバーセキュリティー基本法、新宇宙基本計画および開発協力大綱が含まれる』
と書いてあるそうです。
そして今回の安保法制はパネルで見てみると、
②シーレーン保護。
⑤インド、オーストラリア、フィリピン、台湾等との連携。
⑥日本の領域を超えた情報監視、偵察活動、平時、緊張危機、戦時の米軍と自衛隊の全面協力。
⑦日本単独で掃海艇をホルムズ海峡に派遣、米国との共同による南シナ海における監視活動。
⑨国連平和維持活動(PKO)の法的権限の範囲拡大。
⑪共同訓練、兵器の共同開発。
⑤インド、オーストラリア、フィリピン、台湾等との連携。
⑥日本の領域を超えた情報監視、偵察活動、平時、緊張危機、戦時の米軍と自衛隊の全面協力。
⑦日本単独で掃海艇をホルムズ海峡に派遣、米国との共同による南シナ海における監視活動。
⑨国連平和維持活動(PKO)の法的権限の範囲拡大。
⑪共同訓練、兵器の共同開発。
これらほとんどすべて、今回の安保法制に盛り込まれたという話です。
岸田外務大臣におうかがいします。
この『第3次アーミテージ・ナイレポート』で示された日本への提言などが今年4月27日の新ガイドライン共同発表に書かれた日本の最近の重要な成果や、今回の安保法制で実現することになったとお考えになりますか?
「ご指摘の今年の新ガイドライン、さらには今、審議をお願いしております平和安全法制、これはこのご指摘の報告書を念頭に作成したものではないと考えます。」
山本議員
中谷元防衛大臣
「このナイレポート等の報告書を念頭に作成したものではないということでございますが、結果として重なっている部分もあると考えておりますけれども、あくまでも、我が国の主体的な取り組みとして、研究、検討して作ったものであるということでございます」
山本議員
「民間のシンクタンクなんだよって。『偶然の一致なんじゃないの?』みたいなお話ですけれども、民間のシンクタンクの方々がこれだけ頻繁に日本を訪れ、そして、総理もそのシンクタンクで演説をなさったりとかしているわけですよね。
随分、懇意だねって。
それが偶然の一致って話になるの?って。
これらのレポートを念頭に作成したものでないと、結果重なってしまっている部分があると言うんですが、ほとんど重なっているんじゃないかって。
そっくりそのままですよ。
『完コピ』って言うんですよこういうの。
『完全コピー』。
これ独立国家って呼べますか?
完全コントロールされてんじゃないかよ。
誰の国なんだこの国は!って話をしたいんですね。
これだけ宗主国様に尽くし続けているにも関わらず、その一方でアメリカは同盟国であるはずの日本政府の各部署、大企業などを盗聴し、ファイブアイズと呼ばれる、イギリス、カナダ、ニュージランド、オーストラリアなどとその盗聴内容をシェアしていたと。
もう、マヌケとしか言いようがないお話。
先月出てまいりました。
いつまで都合のいい存在でい続けるんですか、ということをお聞きしたいんですよ。
いつまで、没落間近の大国のコバンザメを続ける気ですかって。
今、後ろから声が聞こえてきました。
もう一つの州、最後の州なんじゃないかって。
そういう考え方もあると思います。
もう一つの州であるならば、アメリカ合衆国の大統領を僕たちが選べなきゃおかしいんですよ。
そんな状況にもされていないって、諦めているんですか?
いつ、植民地をやめんだって。
『今でしょ!』って。
対等な関係、健全な関係にするべきじゃないですか。
すべて、出されたリクエストを全て形にしていくなんておかしな話ですよ。
今回の『戦争法案』。
当たり前です。
廃案以外はありえません。
中国の脅威と言うならば、自衛隊を世界の裏側まで行ける、そのような状態を作り出すことはこの国の守りが薄くなるってことですよ。
アメリカ以外の国とも一緒に行けるような状況になっていますよね。
歯止めありますか?
ないですよね。
中国の脅威をうたっている割には、国の守りが薄くなることに対しては全然平気っぽいですね。
廃案以外はありえないこの『戦争法案』。
廃案以外あり得ないと申し上げて、午前の質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました」
(了)