きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

いま起きているウクライナ戦争の責任は米国とNATOにある

[3384]ウクライナ戦争。12本目。 人類(人間)は戦争をやめない、愚かな動物だ。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

私のウクライナ戦争、12本目 を書く。

あまり戦況(せんきょう)のことなど書きたくもない。

 

私は、軍事ジャーナリスト=軍事オタクではないから、くだらない、見てきたようなウソばっかり、現地からの報道の動画を、日本人は、見ているだけなのに、何を、専門家ぶって言っているのか。 

防衛省防衛研究所の室長の、何とかとかは、もう目が血走って、ウクライナの東部戦線で、第二次世界大戦以来の最大の戦車戦=機甲(きこう)戦が、行われる、と、極度に興奮して言っている。 

 

まだ、小泉悠(こいずみゆう)という若いのが、両方の勢力になって、淡々と、解説している。

 

 

だが、こいつでも、「ロシア軍が、化学兵器を使うかもしれない」と、言った。 

 

他のテレビ頻出の 軍事オタクたちの発言も大方(おおかた)似たようなものだ。

最近は、遂に、プーチンは、核兵器も使う可能性が出て来た」と言い出した。

 

私は、お前たちよりも、先に、4月12日に、そのように書いた。
 

「人類は、このまま第3次世界大戦に向かう。そして核戦争も起きる」論を書いた。

 

そのあとから、ゼレンスキー自身も、ウイリアム・バーンズCIA長官も、プーチンは、核兵器を使うことも有り得る」と言い出した。

 

それから、前述した日本の軍事オタクたちも、「ロシアが核兵器を使わないとは言い切れない」と言い出した。

創立以来(昔の東京教育大学を左翼大学だからと、叩き潰して継承大学として出来た)、強烈な Moonie (ムーニー、統一教会、)の拠点大学である、筑波大学の 中村逸郎(なかむらいつろう)教授は、まさしく、その線に沿った発言をずっとしている。

私、副島隆彦は、小型核兵器である 戦術核(タクティカル・ニュークレア・ウエポン)は、当然、プーチンは使う、と、4月12日ぐらいに書いた。

 

もし、ポーランドベラルーシの国境の、スヴァウルキ・ギャップ Suvaulki gap で、睨み合っている、ロシアの戦車隊と、ポーランドおよびリトアニア軍の戦車隊(NATO軍)、の挟み撃ちのような、この地溝帯(65キロの長さがある)での、戦いが始まったら、プーチンは、間違いなく、容赦なく、NATO軍の戦車隊に、まず戦術核を使うだろう。

 

10キロメートル四方ぐらいの軍事力が、これで壊滅するだろう。 

 

さあ、それで、アメリカは戦術核(INFの中距離核でもいい)で打ち返せるか。

おそらく出来ない。

さっさと、フランスと、ドイツが、「狙われて、嵌(は)められようとしているのは、自分たちだ。ロシアと中国だけではない。私たちのヨーロッパが火の海になるのだ。核戦争の主戦場になる」と、気づくことが大事だ。

 

それが、これから起きることだ。

人類史(世界史)における、この500年間の、英と、米の、根本的な悪さを、急いでヨーロッパ人たちは理解しなければいけない。

私、副島隆彦は、「ロシア軍が生物・化学兵器を使う可能性が有る」と、一言でも言った者、全員を、以後、許さない。

お前たちは、本当の大きな真実というものを見る目がない。

 

私、副島隆彦は、2014年、16年に、シリアで、住民に化学兵器サリン爆弾とか)を使ったのは、バシャール・アサド政権ではなくて、 IS「イスラム国」だ。

そのISたちを作って育てて、北イラクとシリアを動乱の中に叩き込んだのは、ヒラリーや、ジョン・マケインたちだ、と、自分の本にも書いてきた。 

 

                                           


やっぱり、日本人のお前たちは、グローバリスト=西側、すなわち、今の言葉では、the Deep State ディープステイト の 手先になるべく育てられた人間たちなのだ。 

 

お前たちとの、私の非和解的な、言論と学問(サイエンス)での闘いは続く。

大学で言えば、慶応大学の政治学の連中が、軒並み、そうだ。


最近で、私が、一番がっかりしたのは藤原帰一(ふじわらきいち)東大教授だ。

 

 

こいつの、最近の4月14日のNHKでのインタヴューへの答えだ。

 

それを、ユーチューブの動画で、5日遅れて、私はさっき見た。

藤原は、私、副島隆彦の主著である、アメリカ政治思想研究本の「世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち」を、読んで、私から、ネオコンとは何か、アメリカの8つの共和党系の思想派閥は、どうなっているか、を知ったのだ。 

 

だから藤原帰一は、私の弟子のようなものだ。 

 

もう少しは、リベラル派のふりをして、「両方の意見を聞かなければいけない。戦争には、それぞれ両方の当事者の主張がある」ぐらいのことを言うべきなのだ。

それを、藤原は、「ロシアは侵略国だ。 ロシアは化学兵器も使うかもしれない。核戦争も有り得る」まで言った。 

 

私が聞いていた話では、藤原は、「今こそ憲法9条の理念を世界に広めなければいけない」と言った、と聞いていた。

そんなことは無かった。

私は、藤原帰一のような、イエール大学(CIAの人材的な供給源で 秘密結社スカル&ボーンズの本拠)で、アジアの民衆史を、勉強したことになっている学者が、やっぱり、アメリカの世界支配の巧妙な手口としての、アジアの民衆の騙し方、洗脳の仕方、ぐらいしか研究してこなかったのだ、と、はっきり分かった。

 

もういいよ、お前たちのような、アメリカ帝国の属国奴隷として生きて来た愚か者たちなんか。

日本国民には、もうお前たちは、用は無い。

人類(人間)は、戦争をやめない。 

このことを、私たち日本人は、今度のウクライナ戦争で、はっきりと知った。

 

私たちが、敗戦後の77年間、ずっと習ってきた、平和の尊さとか、人命尊重、命は無限に尊い、とかは全部、虚妄だった
人類(人間)という愚かな生き物は、やっぱり、80年に一度、大きな戦争(世界大戦)をやるのだ。

そして地球上を焼け野が原にするのだ。 
人類(人間、ホモ・サピエンス)というのは、キチガイ だ。

 

高等猿類(こうとうえんるい、ape エイプ という。下等猿類である monkey モンキー とは違う)からさらに進化した霊長類(れいちょうるい。プライメッジ)だ、などと勝手に己惚(うぬぼ)れているが、あれらの自然動物たちよりも、ずっと愚かだ。

人類が、なぜ、自分自身を滅ぼす、最終戦争(ハルマゲドンだ)まで、行き着くことをするのか。

それは、動物たちをたくさん殺して食べてきて、その動物たちの恨みが籠っているからだ。 

人類(人間)は、毎年、600億頭の動物を殺して食べている。
その半分の300億頭は、鶏(ニワトリ)である。

それから150億頭ぐらいがブタだ。

そして馬とか羊とか。

牛を50億頭ぐらい食べている。

人類は、今、78億人いるから、だいたい、牛(ギュウ)一頭を、一年間に2人で、食べていることになる。

おそらくそうだろう。数字が合う。

この数字は、イスラエル歴史学者のユバル・ハラリのベストセラー本「ホモ・サピエンス」に書かれていた。 

だから人類(ホモ・サピエンス)は、罪深い生き物だから、だから、自分たち自身で、互いに残酷な殺し合いをするのだ。

ウクライナ戦争で、私たちは、すっかり、戦闘で吹き飛んで、路上に散乱しているロシアの兵士たちや、一般住民の死体 の映像に、この50日間で慣れてしまった。

 

いや、そんな残酷な映像は、自分は、ニューズ番組でも一切見ない、という人はそれでいい。

見たくないから見ない、というだけのことだ。

世界中の人々は、見ている。 

 

戦後の77年間(1945年から)を平和な日本で生きてこれて、本当に良かった、と、日本人は、皆、噛み締めているはずなのだ。 
私は、こういうことはよく分かる人間だ。

みんなが、あまり口に出さないことほど、私は、気づいて、それを口にする。

そして文章にする。

「みんな、そうなんでしょう」と、私が、言う(書く)ことを、皆が承認する。

そうやって、私は、物書き、言論人を、職業としてもう、40年間やって来た(30歳から)。

4月12日に、私は、核戦争で、1億人が死ぬだろう。

それは、SIPRI (シプリ。ストックホルム平和研究所。本当は、戦争の研究所)という昔から戦争研究で権威のある機関が、「全面的な、核戦争になると、9000万人が死ぬ」と発表してきたからだ。
それが、今、私たち人類の目の前に厳然と、現れつつある。

私の予測、予言では、それは、おそらくあと8年後の2030年頃だろう。 

 

このことも、すでに、私は、自分の過去の本に書いてきた。

私は、自称、予言者(プレディクター)だから( 神の言葉を、民衆に伝える 預言者(プロウフェト)ではない) 、予言だけする。

そして当てる。

だが、これまでは、一体、世界規模の大きな戦争(ラージ・ウォー large war )というのは、一体、現代では、どういう風にやるのだろう。

そのことが実感では分からなかなった。 

だが、このことが、今度のウクライナ戦争で、まざまざと、如実に、目の前のこととして、有り有りと、分かった
これが、現代戦争のむごたらしい現実だ、と、分かった。
キチガイ猿たちは、これをやめないのだ。


これは、聖書(バイブル)という、西洋白人たちが、自分たちの宗教にした、ユダヤ教キリスト教という大宗教( 共同幻想だ。もっと本当のことを言うと、共同幻想とは集団発狂状態のことだ) に書かれている。

 

キリスト教新約聖書(ニューテスタメント)にだって、最後の方に、「ヨハネの黙示録(もくじろく)」の使徒伝があって、ここに、呪いの言葉として、ハルマゲドン( Harmagedon、 Armageddon )として、人類が滅びる日として、書かれている。人類の最終戦争だ。

罰当たりで、バカな事ばっかりやってきたから、人類は、天の怒りを買って、天から烈火の矢が降り注いて、滅ぼされるのだ。

だが、私が、前回書いたとおり、死ぬのは、78億人のうちの1億人だ。

白人たちが核兵器を撃ち合ってたくさん死ぬ。 

それでも残りの77億人は、生き残るだろう。

私たち日本人は、今は、G7の先進国で、西洋白人の仲間のような顔をしていが、本当は東アジア土人だ。

だから、アジア、アフリカ、南米 の後進国、貧乏国の人々と同じで、それほど罪深くないので、それで、核兵器は、落ちてこないだろう。

安心しなさい、と、私、副島隆彦が、予言者として、皆さんをほっとさせる為に、書くのである。

これ以上のことは、今日は、もう書かない。

さて、今日の私の文の 下 ↓の 「33・・」番に、遠藤誉(えんどうほまれ)女史・筑波大学名誉教授の、すばらしい文章が載っている。私たちの会員が見つけて、貼り付けてくれたものだ。 

一行で言って、ウクライナ戦争の責任は、アメリカにある」である。

これが正しい。

世界中の、本当の本物の民衆は、ただ一言、「悪いのは、アメリカ(とイギリス)なんだ」と、真実を言う。

このことは、はっきりしている。

日本土人のように、アメリカとイギリスの ディープステイトの手先に成りきって、 ウソ撒き散らかし機械の、日本国民洗脳の道具である、テレビにあれほど毎日、毎日、「ロシアが悪い。プーチンが、ウクライナ侵略したから、たくさんの人が死んでいる」と、「一億総(そう)反(はん)ロシア の国になってしまった」(賢明なる孫崎享=まごさきうける=氏の言葉)から、この集団発狂状態から簡単には抜け出せない。

だが、それでも、たかが、日本人どもだ。

世界の大勢からすれば、たいしたことはない。 

そのうち、大きな真実を知るようになって、シュンとなって、そっちの方に向かうだろう。 

 

誰が、戦争なんかするか。誰が,また、ダマされて、あんな戦争なんか、するもんか、と、みんな、腹の中では、日本人は、皆、分かっている。

天皇陛下の為に死ね」の昭和天皇ヒロヒト自身が、英と米の、ディープステイトに、ひどく騙されて、やらされた戦争だったのだ。

だから、日本人は、皆、分かっている。

誰が、戦争なんかするか!の一念だ。 

ここからが、私たちの正念場だ。

それが、

「日本は、平和な中立国です」

憲法改正なんかしません。平和憲法を死守します」

アメリカの核兵器なんか、絶対に持ち込ませない」

「アジア人どうし、戦わず。戦争だけはしない」 

の 信念さえあれば、私たちは、生き延びれる。 

安倍晋三のバカが、4月3日に、振付師のマイケル・グリーンバーグの言いなりで、「敵基地攻撃の 法律は、敵の中枢(ちゅうすう)までも含めるべきだ」と言った。
敵の中枢とは、モスクワと、北京だ。 

 

バーカ、安倍、お前のような、統一教会のバカ野郎に、これ以上、日本人が騙されてたまるか。 

 

アメリカの核兵器が、日本に持ち込まれたら、それをロシアと、中国は、叩くために、日本の米軍基地に、核攻撃をかける、となるのだ。

 

日本の自衛隊のヘナチョコなんか、ロシアも中国も全く、相手にしていないよ。
だから、核兵器を持ち込まれないようにしさえすれば、日本は、大丈夫だ。

あ、そうだ。プーチンに、私から、お願いしておこう。

プーチンが、本気で、核戦争を先制攻撃で、始めると決断したら、ワシントンと ニューヨーク (その他は、NORAD の核サイロの有るコロラド州とか、ニューメキシコ州だろうが)の他に、ディープステイトの総本山である、ヴァチカンと、ロンドンのイギリス国教会(アングリカン・チャーチ、英国王と議会)に投下してくれ。

そうすれば、人類にとっての、この500年間の諸悪の根源である、ディープステイトとの戦いに決着がつく。

あの大(だい)悪魔たちを、この地上から、消滅させなければいけない。 

ペドフィリア(異常小児性愛)で、子供たちをたくさん殺した罪だ。

まさしく天罰だ。

私が、あと書くべきは。

ものすごく頭のいい 下 ↓の 文で、遠藤 誉(ほまれ)バアさまが、リバータリアン評論家の ダグ・バンドウの最新の文を、評論している。

私、副島隆彦は、彼 にかつて、会いに行った。

彼の、ワシントンDCから、1時間ぐらいの、バージニア州の住居まで訪ねた。

リバータリアンの本拠のひとつである、ケイト―研究所の、ウイリアム・ニスカネン所長(当時。「レーガノミックス」の本の著者。この本を私は、ニスカネンからもらった )の、信頼を得て、バンドウの住居を教えてもらって、電話してから訪問した。

1時間ぐらいいて話した。

このことは、私は、産経の「正論」誌に当時、報告の評論文として、書いた。

もう20年ぐらい前だ。

(転載貼り付け始め)

〇 「アメリカはウクライナ戦争を終わらせたくない」と米保守系ウェブサイトが
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare
遠藤誉  2022年4/16(土)

4月14日、米保守系ウェブサイトがアメリカはウクライナ戦争が停戦になるのを邪魔している」という趣旨の論考を発表した。15日には中国のCCTVが同じ解説をしている。双方の見解を比較してみよう。

◆米保守系サイト「ワシントンはウクライナ人が最後の一人になるまでロシアと戦う」
ネオコンネオコン新保守主義)を掲げるアメリカの純粋な保守系ウェブサイトであるThe American Conservative(アメリカの保守)は、4月14日に<Washington Will Fight Russia To The Last Ukrainian(ワシントンはウクライナ人が最後の一人になるまでロシアと戦う)>という見出しでバイデン政権の好戦性を批判する論考を発表した。

そのサブタイトルには<Kiev faces a choice: make peace for its people or war for its supposed friends?(キーウは選択を迫られている:国民のために平和を作りだすのか、それとも仮想の友人のために戦い続けるのか?)>とある。

この「仮想の友人」とは、もちろん「アメリカ」のことだ。
作者のダグ・バンドウ(Doug Bandow)氏はレーガン政権で外交アドバイザーを務めたこともあり、現在はワシントンにあるシンクタンクのシニアフェローとして多数のメディアで執筆活動を行っている。

彼の主張の概要を以下に記す。
1.アメリカと欧州はウクライナを支援しているが、しかし、それは平和を作るためではない。それどころか、モスクワと戦うウクライナ人が最後の一人になるまで、ゼレンスキー政府を支援するつもりだ。

2.アメリカと欧州は、キ―ウに豊富な武器を提供し、モスクワに耐え難い経済制裁を科しているが、それはウクライナ戦争を長引かせることに役立っている。最も憂慮すべきことは、ウクライナ国民が最も必要としている平和を、アメリカと欧州は支持していないことだ。「アメリカはウクライナ戦争の外交的解決(=停戦)を邪魔したい」のだ。

3.戦争が長引けば長引くほど、死者数が増え破壊の程度は高まるが、アメリカと欧州は平和支援をしていない。ワシントンは、ウクライナ指導部が平和のための妥協案を検討するのを思いとどまらせようとしている。

4.戦闘資金の援助は戦いを長引かせることを意味し、アメリカと欧州は、ウクライナ人が永遠に戦えるようにするだろう。

5.戦争によって荒廃しているのはウクライナだ。現在進行中の紛争を止める必要があるのはウクライナ人だ。たしかにロシアはウクライナ侵略の全責任を負っている。しかし、米国と欧州の政府は、紛争を引き起こした責任を共有している。欧米の私利私欲と偽善のために、世界は今、高い代償を払っている。 ・・・・


(転載貼り付け終わり)

誉バアさまは、自分は、シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー

(古村治彦君が、ずっと研究してきた。彼のサイトを、ここに貼る。) 
http://suinikki.blog.jp/

と、フランス人知識人のイマニュエル・トッドの2人と、自分は全く同感で、「ウクラナイナ戦争は、アメリカに責任が有る」と書いている。

と言いながら、誉(ほまれ)婆さんは、最後の方で、キャーキャーと、「ロシアが悪い、プーチンが悪い」と、感情的になって書いている。

何なんだよ、遠藤誉。

お前は、ちっとも、しっかりしていない。

「上記の2人と自分は一緒だ」となっていないではないか。 

彼女の文で、ただ一点、以下のとおり立派なのは。
 
(転載貼り付け始め)

・・・ミアシャイマーが言うところの、この「棒」は、「アメリカ(特にバイデン)がウクライナNATO 加盟を強く勧めてきたこと」と、「ウクライナ武装化させてきたこと」を指しているが、筆者自身は、加えて最後の一撃は12月7日のバイデンの発言にあると思っている。

バイデンは、何としても強引にプーチンと電話会談し、会談後の記者会見で、ウクライナで紛争が起きたときに「米軍が介入する可能性は極めて低い」と回答した。
ミアシャイマー氏が指摘するように、2021年10月26日、ウクライナ軍はドンバス地域にいる親ロシア派 軍隊 に向けてドローン攻撃をするのだが、10月23日にバイデンがウクライナ対戦車ミサイルシステム「ジャベリン」180基を配備した3日後のことだ。ウクライナはバイデンの「激励」に応えてドローン攻撃をしたものと解釈される。バイデンはウクライナ武装化させて「熊を怒らせる」ことに必死だった。

これは戦争の第一砲に当たるはずだが、それでもプーチンが動かないので、もう一突きして、「米軍が介入しないので、どうぞ自由にウクライナに軍事侵攻してくれ」と催促したようなものである。・・・


(転載貼り付け終わり)

と書いている。

遠藤誉 は、アメリカが、ウクライナで用意周到に策を練っていて、まんまとプーチンを罠に嵌めた、という、私、副島隆彦の理論を知っているのに、 使いたくないものだから、「熊(ロシア)の目を再度、突いて怒らせた」という書き方に終始している。 これはダメだ。

バイデンとジェイク・サリバン、ヴィクトリア・ヌーランド(英語読みは、ニューランド)たちは、着々と策を練って、プーチンをおびき出して、ウクライナ人たちと、血だらけの戦争をさせた、という 始めからのこいつらの英と米の 長期の計画 の ことを誉は言わない(書かない)。 

だから誉バアさまは、ダメなんだ。

彼女には、ディープステイトが見えていない。

それは、自分自身が、が、ずっと、長年、筑波大学という、彼らディープステイトの一部である統一教会Moonie の拠点である大学 に、飼われて仕事をして来たものだから、自分の罪 を自覚したくないのだ。
彼女は、元が物理学者であり理科系の大秀才である。

だが、遠藤誉には、政治思想と、思想派閥(思想の流派)のことは、全く分からない。

私の主著である、本物の勉強秀才だったら、今からでも、私の「覇権アメ」の本 をしっかり読みなさい。

藤原帰一たちのように。 
 
最後に、急いで載せる。私が4月9日に書いたメールだ。

****君たちへ
副島隆彦から

以下のエマニュエル・トッドへの文春のインタヴューは、見出しがヒドい。

これでは、トッドは、ただの好戦派(ジンゴウイスト)です。
ところが、文を読むと、「ジョン・ミアシャイマーは、・・・・「いま起きている戦争の責任は誰にあるのか?米国とNATOにある」と、多くの人に視聴された短い動画で、勇敢にもそう断言しています」と、 物凄く理知的なことを言っています。 
世界水準の知性 の 発言です。 

このインタヴューのうしろの方は、有料で読めません。 

エマニュエル・トッド/日本核武装のすすめ・・・」とは、本当かな? と 疑います。

トッドは、フランス人で、有名なドイツ嫌いで、自力での核保有国であるフランス(きっと英米への対抗力として)を、きっと支持しているでしょうから、このような判断になるのかな、と推測します。

これ以上は、私には、今のところ分かりません。

それでも、ジョン・ミアシャイマーのこの「短い動画」を、私も古村君のサイトで見ましたので、世界水準の知識人というのは、力強いものだと、思います。

ただし、おそらくフランス国内でも、あまり相手にされないのでしょう。 
私たちの言論が、日本国内で相手にされないのと、同じなのでしょう。

苦笑いするしかありません。 副島隆彦

(転載貼り付け始め)

〇 エマニュエル・トッド/日本核武装のすすめ〈米国の「核の傘」は幻想だ。ロシア侵攻後、世界初のインタビュー〉――文藝春秋特選記事【全文公開】
2022年4/8(金) 6:00

https://news.yahoo.co.jp/articles/173fd4c981ef8c385fa47dbf3fb3bb48972a8f7d

エマニュエル・トッド
「文藝春秋」5月号の特選記事を公開します。文/エマニュエル・トッド(歴史人口学者)
◆ ◆ ◆  
まず申し上げたいのは、ロシアの侵攻が始まって以来、自分の見解を公けにするのは、これが初めてだということです。

自国フランスでは、取材をすべて断わりました。

メディアが冷静な議論を許さない状況にあるからです。

シャルリ・エブド事件に対して「私はシャルリ」運動が盛り上がり、「表現の自由」という名の下に「反イスラム」の空気が社会を支配した時と似た状況です。

この時、私は世論全体を敵に回しかねない『シャルリとは誰か?』という本を出しましたが、自国で自分の見解が冷静に受けとめられる望みはなく、最初に取材を受けたのは、日本の新聞でした。

このように日本は、私にとって一種の“安全地帯”なのです。

今回取材を受けたのも、『文藝春秋』という雑誌と読者を信頼しているからです。  

この戦争がいつまで続くのか、今後どうなるのか。

事態は流動的で、信頼できる情報も限られ、現時点で先を見通すのは困難です。

ただ、世界が重大な歴史的転換点を迎えているのは明らかで、歴史家として見れば、極めて興味深い局面に立ち合っていると言えます。

とはいえ、私自身“市民としての私”と“歴史家としての私”の二つに引き裂かれています。  

私は、個人的に戦争を心の底から忌み嫌っています。

若い頃、私は兵役に行けませんでした。

軽い精神疾患を患い、軍隊のような規律の厳しい集団生活には耐えられない、と診断されたからです。  

今回の戦争は、耐えがたいものです。

一般市民が殺され、女性や子供が逃げ惑い、住居が破壊される凄惨な映像を目にして、戦争が始まってからのこの一カ月は、一人の人間として“苦難”以外の何物でもありませんでした。

他方で、人間の歴史に常にあったのが「戦争」です。

ですから「戦争」について話さなければなりません。

ここからは、ある意味“冷酷な歴史家”として話しますが、これは私という人間の一部であることもご理解ください。

戦争の責任は米国とNATOにある  

英仏独など西欧でいま顕著なのは、「地政学的・戦略的思考」が姿を消して、皆が感情に流されていることです。

それに対して、米国には議論があります。

この戦争が「地政学的・戦略的視点」からも論じられているのです。  

その代表格が、元米空軍軍人で、現在、シカゴ大学教授の国際政治学者ジョン・ミアシャイマーです。

感情に流されず、「リアル・ポリティクスの観点から、戦争の要因を考えなければならない」と問題提起をしています。

「いま起きている戦争の責任は誰にあるのか?米国とNATOにある」と、多くの人に視聴された短い動画で、勇敢にもそう断言しています。

私も彼と同じ考えで、欧州を“戦場”にした米国に怒りを覚えています。 

プーチンは、かつてのソ連ロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている。ウクライナで終わりではない。その後は、ポーランドバルト三国に侵攻する。ゆえにウクライナ問題でプーチンと交渉し、妥協することは、宥和的態度で結局ヒトラーの暴走を許した一九三八年のミュンヘン会談の二の舞になる」――西側メディアでは、日々こう語られています。  
これに対し、ミアシャイマーは、「ウクライナNATO入りは絶対に許さない」とロシアは明確な警告を発してきたのにもかかわらず、西側がこれを無視したことが、今回の戦争の要因だとしています。・・・・( 以下、有料)


(転載貼り付け終わり)