福島県南相馬市で建設中のmRNA関連の工場とビル・ゲーツの関係
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中国の武漢で2019年12月にSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た症状の肺炎患者が見つかった。
翌年3月にWHO(世界保健機関)は「パンデミック」を宣言、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動」が始まる。
WHOのほか、アメリカのCDC(疾病予防管理センター)やFDA(食品医薬品局)など西側の政府機関がCOVID-19なる悪霊を宣伝、有力メディアが恐怖を煽った。
そして登場してくるのが「ワクチン」である。
少なからぬ風邪がコロナウイルスを原因としていたが、ウイルスの変異が早く、ワクチンは存在しなかった。
風邪の大半は深刻でなく、開発する意味もなかった。
ところが今回は1年足らずで「ワクチン」が登場してくる。
その「ワクチン」の中で最も多く使われているのはmRNA(メッセンジャーRNA)技術を利用したタイプ。
ひとつはモデルナが開発した製品で、もうひとつはBioNTechとファイザーた開発したタイプだ。
そのmRNA技術を利用した製品を製造する工場が福島県南相馬市で建設されている。
このプロジェクトで中心になり、工場を運営するアルカリスはアクセリードとアメリカのアークトゥルスが設立した合弁企業であり、アクセリードは武田薬品の湘南研究所がスピンオフした会社である。
2025年までに「ワクチン」の生産体制を整えるという。
武田薬品の研究開発部門を統括、2021年に死亡した山田忠孝は入社する前、ビル・アンド・メリンダ・ゲーツ財団でグローバル健康プログラムを指揮していた。
その前はグラクソ・スミスクラインの重役だ。
南相馬のプロジェクトにはビル・アンド・メリンダ・ゲーツ財団が関係していると言えるだろう。
山田忠孝の父親である山田忠義は渋沢敬三の秘書などを経て1952年に八幡製鉄へ入社しているが、戦争中の1940年代の前半、ヨーロッパから日本へ上海経由で逃げてきたユダヤ系の若者、ショール・アイゼンベルグを世話している。
神戸へ着いた時、彼は19歳か20歳だった。
日本が敗戦へ向かう中、財界の大物たちに守られたユダヤ人難民は大戦後、アメリカ第8軍のロバート・アイケルバーガー司令官に可愛がられる。
そのコネクションを活かし、アイゼンベルグはペニシリンの販売で大儲けしたという。
その後、アイゼンベルグは日本から追い出されるが、イスラエルの情報機関モサドの幹部としてさまざまな秘密工作に関わり、イスラエルと中国を結びつけたと言われている。
似た境遇にあったジョージ・ソロスと緊密な関係にあったことでも知られている。
ところで、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動はアメリカ国防総省がバラク・オバマ政権の時代に始めた作戦だとサーシャ・ラティポバは主張している。
情報公開法によって彼女が入手した文書を分析しての結論だ。
国防総省とCOVID-19との関係はウクライナで発見された文書でも浮かび上がっている。
ロシア軍は2022年2月24日からウクライナに対するミサイル攻撃を始めた。
軍事基地のほか生物兵器の研究開発を行なっていた施設が破壊され、その過程でロシア軍は重要文書の回収している。
その中にはウクライナで進められてきた生物兵器の研究開発に関する資料も含まれていたのだ。
そうした文書を分析しているロシア軍のイゴール・キリロフ中将によると、ウクライナにはアメリカのDTRA(国防脅威削減局)が管理する研究施設が約30カ所あり、生物兵器の研究開発を行っていた。
ロシア国防省が発表したスライドによると、アメリカの民主党を病原体研究の思想的な支柱とし、その思想を実体化させる役割を負っているのが国防総省やCDCを含むアメリカの政府機関だ。
研究開発のための資金はアメリカ政府の予算からも出ているが、ビル・アンド・メリンダ・ゲーツ財団、クリントン財団、ハンター・バイデンのロズモント・セネカ・パートナーズ、ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団、ロックフェラー財団、エコヘルス同盟などもスポンサーからも提供されている。
そのほか、生物兵器の研究開発システムにはアメリカ大使館、国防総省の契約企業であるメタバイオタ、ブラック・アンド・ビーチ、スカイマウント・メディカル、そしてCH2Mヒルなど、またファイザー、モデルナ、メルク、ギリアドを含む医薬品会社が組み込まれ、ドイツやポーランドも関係する。
こうしたシステムは生物兵器の研究開発だけでなく、医薬品メーカーは安全基準を回避して利益率を上げるためにウクライナの研究施設を利用しているともいう。
ファイザーやモデルナといった医薬品会社やエコヘルス同盟が関係していることからウクライナの研究所はCOVID-19にも関係している疑いがある。
キリロフが記者会見でウクライナにおける生物兵器の問題について発表した翌日の3月8日、アメリカの上院外交委員会でビクトリア・ヌランド国務次官はウクライナの施設で研究されている生物化学兵器について語っている。
マルコ・ルビオ上院議員の質問を受け、兵器クラスの危険な病原体がロシア軍に押収されるかもしれないと語ったのだ。
つまりウクライナの研究施設で生物化学兵器の研究開発が行われていたことを否定しなかった。
ファイザーは手持ちの「ワクチン」に合わせてウイルスを変異させる研究
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内部告発の支援をしているウィキリークスはアメリカ政府から激しい攻撃を受けている。
この団体の象徴的な存在であるオーストラリア人のジュリアン・アッサンジは2019年4月、COVID-19騒動が始まる8カ月前にロンドンのエクアドル大使館で逮捕された。
ロンドン警視庁の捜査官が大使館に入っての逮捕だ。
アッサンジはイギリス版グアンタナモ刑務所と言われているベルマーシュ刑務所で拘束されている。
アメリカの国外で活動していたオーストラリア人をアメリカに対する「スパイ行為」でアメリカの国外で逮捕したわけだ。
ウェストミンスター治安判事裁判所は昨年4月20日、アッサンジをアメリカへ引き渡すように命じたが、引き渡された場合、彼には懲役175年が言い渡される可能性があるという。
ウィキリークスを封じ込めようとしたのだろうが、現在、プロジェクト・ベリタスというグループがアメリカの支配層を悩ませている。
1月25日には隠し撮りしたファイザーの研究開発部長だというジョーダン・ウォーカーとの会話を公開したのだが、その中でウォーカーは会社が開発した「ワクチン」に合わせてウイルスの変異を制御する研究をしていると語っている。
そのビジネスで利用するのはコロナウイルスのようだ。
コロナウイルスは数百万年前から地上に蔓延しているウイルスで、風邪の相当数はこのウイルスが原因だったという。
誰も気にしないようなウイルスだったと言える。
それが突如、危険な変異をしたとされている。
その変異したウイルスにはSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)という名称が付けられた。
局所的に重篤な患者を生み出しているようだが、感染が爆発的に広がっていることを示す証拠はない。
感染拡大の根拠に使われたPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査は分析のための技術であり、診断に適していないことはこの技術を開発してノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスも強調していた。
アメリカで伝染病対策を指揮しているCDC(疾病予防管理センター)は2021年7月、それまでCOVID-19の診断に使っていた「2019-nCoVリアルタイムRT-PCR診断パネル」のEUA(緊急使用許可)をその年の12月31日に取り下げると発表した。
SARS-CoV-2とインフルエンザウイルスを区別できないからだというが、ならば「旧型」コロナウイルスと「新型」コロナウイルスの区別もできないのではないか。
ファイザーが「制御変異」を考えている目的のひとつは会社に利益をもたらすことだろう。
日本では「天下り」で官僚は巨大企業から利益を得てきた。
「時間差賄賂」とも言われるシステムだが、アメリカの場合は「回転ドア」だ。
ウォーカーを指摘しているが、監督官庁の役人が対象の企業に厳しくなれるはずはない。
隠し撮りした後、ベリタスのスタッフとウォーカーが揉み合いになったが、その様子も撮影され、さまざまなところで取り上げられている。