きなこのブログ

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官房機密費の凄さ 5 ~馳浩石川県知事を国会招致せよ~

 

【笑える】馳浩石川県知事、「五輪招致に関して今後一切発言することはない」と”貝になる”も、自身のブログで「想い出アルバム作戦」に関する詳しい記述が発掘される!国会招致を求める声も噴出!
https://yuruneto.com/hase-album/

どんなにゅーす?

馳浩石川県知事が、安倍元総理から「(招致を)必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と言われたことを暴露し、その後全面撤回した騒動について、馳知事が「全面撤回しているので、五輪招致に関して今後一切発言することはない」と語り、この先一切この問題について言及しないことを宣言した。

・ところが、馳氏の公式ブログにおいて、「想い出アルバム作戦」と称して、菅官房長官(当時)から安倍総理も強く望んでいることだから、政府と党が連携して、しっかりと招致を勝ち取れるように、お願いします!」と発破をかけられたとの記述が発掘される事態に。

官房機密費を不正に使用しIOC委員に金品を贈った疑いがますます強まっている中、馳氏を国会招致すべきとの声が強まっている。


 

 

 

「最も駄目な感じの逃げ方」馳知事 アルバム贈答発言を“撤回”連発で幕引き図るもネット許さず「証人喚問すべき」
https://jisin.jp/domestic/2264206/
~省略~

東京五輪の招致決定当時、招致推進本部長を務めていた馳知事。11月17日に東京都内で行われた講演会で、「今からしゃべることはメモ取らないようにしてくださいね」とし、当時首相だった安倍晋三氏(享年67)に「馳、金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と言われたことを明かした。さらに、IOC委員105人全員のアルバムを作成したと言い、「官房機密費使っているから。1冊20万円するんですよ」と述べていた。

~省略~

18日には記者会見を開いたものの、記者の追及に対しては
「撤回した」を連発

「撤回した具体的な発言を教えてください」という問いには「改めて全面的に撤回したということであります」と回答、「アルバムはあったのでしょうか」と切り込まれた際にも「改めて昨日、私自身の事実誤認を確認した上で全面撤回をいたしました」と返すなど、質問と回答内容が噛み合っていない場面もあった。

不可解な態度も影響し、馳知事の発言に対する疑問は世論で膨らむばかりーー。

さらに22日、馳知事は記者会見でこう語った。

「全面撤回しているので、五輪招致に関して今後一切発言することはない」

自民党の五輪招致本部長として活動していた’13年4月1日のブログに想い出アルバム作戦の記述があることについては、事実と認めながらも、問題となった発言との関連については言及を避けた。

~省略~

 

 

 

馳浩知事、五輪招致で「想い出アルバム作戦」ブログにはっきり 「機密費で1冊20万円」発言と一致?
https://www.tokyo-np.co.jp/article/291436


五輪の招致活動で国際オリンピック委員会IOC)委員に贈答品を渡すため、内閣官房報償費(機密費)を使ったと17日の講演で語った馳浩・石川県知事。

そのブログ「はせ日記」には、五輪招致活動の記録とともに「想い出アルバム作戦」との記述があることが分かった。
 


発言は撤回したが、ブログに書いている内容は事実―。
22日に石川県庁で開かれた記者会見で、馳知事はブログの内容を事実だとし、五輪招致とアルバムとの関係性は否定しなかった。

~省略~

一方、2013年4月1日の馳知事のブログ「はせ日記」には、官邸の菅義偉官房長官(当時)を訪ね、五輪招致についてやり取りしたとされる記述がある。官房長官は、機密費の取り扱い責任者だ。

(ブログ「はせ日記」から抜粋)

IOC委員への直接的な働きかけは、IOC憲章により、できない。できないけれど、間接的な働きかけと、東京開催の意義を伝播させるためのロビー活動を進める海外出張
(中略)
15時20分、官邸へ。
官房長官に、五輪招致本部の活動方針を報告し、ご理解いただく。
・ 駐日大使館ごあいさつ訪問
・ 国際会議出席
・ 国際的なロビー活動
・ ともだち作戦
・ 想い出アルバム作戦
・・・・などなど。
安倍総理も強く望んでいることだから、政府と党が連携して、しっかりと招致を勝ち取れるように、お願いします!」と発破をかけられる。


~省略~

馳知事は会見で「五輪招致に関してはお答えしません」と繰り返した。

20回以上、こうした回答で質問をかわした。
だが、ブログの内容が事実かと問われると「その通り」とだけ答えた。
この「想い出アルバム」が、知事のブログで「できない」と言及していたIOC委員への直接的な働き掛けにはならないのか、という質問には、
「五輪招致に関する発言は一切しません」と口を閉ざした。

~省略~

 


IOCバッハ会長「コメントできない」 馳浩知事の贈答品発言に
https://www.asahi.com/articles/ASRCQ1BTZRCPUHBI04J.html
石川県の馳浩知事が、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの招致に内閣官房報償費(機密費)を使っていたと述べた問題で、国際オリンピック委員会IOC)のトーマス・バッハ会長は21日、「そのような発言を知らないので、コメントすることはできない」と話した。

バッハ氏は国連総会における「五輪休戦」決議の採択のために訪れていた米ニューヨークの国連本部で、記者団に語った。

~省略~

日本メディアからアルバムの存在を聞かれたバッハ会長は「あなた方と同じように、家族アルバムなど家には写真のアルバムが何冊かあるとは思う」と述べつつ、「(馳氏の発言した)内容を聞いたことがないので、この問題に関してはコメントができない」と困惑気味にくり返した。(ニューヨーク=遠田寛生)



安倍政権本体が官房機密費にまで手を付けてIOCにワイロを贈っていた疑いが強まる中、バッハ会長は「そのような発言を知らないので、コメントすることはできない」としらばっくれ!

さすがは、来日時に1泊数百万円の最高級スイートルームを提供されてご満悦だった「バッカ会長」だわっ!!
副会長でさえも暗にアルバムの提供を受けたことを認めているというのに、「あなた方と同じように、家族アルバムなど家には写真のアルバムが何冊かあるとは思う」などとこの期に及んでもしらばっくれているし、この状況を見ても、官房機密費にまで手を付けて政府ぐるみでIOC委員にワイロが贈られたのは事実だったとみるのが良さそうだわ!

 


うっかり口が滑ってしまった後の馳知事の対応も最高(ますます突っ込みが殺到し炎上するばかり)だし、何から何まで「馳知事グッジョブ!」というしかない。
「官房機密費の金庫番」である菅官房長官(当時)のところに馳氏が馳せ参じて「想い出アルバム作戦」について報告し、その場で菅氏から安倍総理も強く望んでいることだから、政府と党が連携して、しっかりと招致を勝ち取れるように、お願いします!」と発破をかけられたことまでが公式ブログで事細かに報告されていたのだから、これこそ「最強の証拠」というべきものだろう。

つまり、JOCだけでなく、安倍政権本体が官房機密費にまで手を付けた上で、IOCに高価な金品(つまりはワイロ)を贈っていた疑いが極限まで高まってきたってことだし、複数の有力企業による高橋治之(安倍元総理の親戚)へのワイロ事案も含めて、まさに黒いカネがあちこちで飛び交い、どす黒い思惑が色濃く渦巻いていた史上最も腐りきった”汚染ピック”だった内情がますます露呈している。

 


ここまで重大な証拠が出てきている中、国会でもこの問題を徹底的に追及して、馳知事を国会招致し全ての内情を明らかにさせる必要があるのではないかしら!

その上で、国民にその使途を明らかにする必要がない「合法的な政府の闇カネ」ともいえる官房機密費のおかしさについて改めて国民がよく考えることも必要だろう。
安倍政権下(菅官房長官が金庫番)だけでも、78億円もの莫大な機密費が「何かに使われた」(国民にとって有益なことに使われることはまずない)ということだし、国民の血税が犯罪行為やおかしなことに投じられないよう、「国のお金を極限まで透明化させ、国民に真摯に公表していく」仕組みを作るよう、国民自身が大きな声を上げていくことが重要なのではないかな。