ロシア・ゲートは誰の名案だったのか?
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-7e18.html
ロシア・ゲートは、ジョン・ブレナンCIA長官によって作り出されたというのがこの記事題名の質問に対する答えだ。
トランプが、ロシアとの関係を正常化できるようになるのを阻止するため、CIAは、ロシア・ゲートと呼ばれているものを始めたのだ。
CIAと軍安保複合体は、連中の莫大な予算と、責任を負わない権限を正当化するため、敵が必要なのだ。
ロシアに、敵役が割り当てられているのだ。
民主党は、トランプを攻撃する手段として、参加した。
ロシアと協力し、大統領選挙で、ヒラリーから横取りしたと、彼の評判を傷つけ、彼を弾劾しようと狙っていたのだ。
民主党が、アメリカとロシアとの関係を更に悪化させる結果を考えたとは思われない。
あからさまなロシア・バッシングは、トランプ以前から存在している。
これは、ネオコン界内では、長年ひそかに続いており、オバマ政権時、シリア侵略とイラン爆撃というワシントンの計画をロシアが阻止した際、あからさまになった。
ウクライナにおけるワシントン・クーデターがクリミア取り込みに失敗して、ロシア・バッシングは一層激しくなった。
ワシントンは、ウクライナ新政権が、ロシアを黒海のロシア海軍基地退去させることを狙っていた。
この目標は、クリミア住民がロシアへの再編入賛成投票をしたことで挫折した。
アメリカ世界覇権というネオコン・イデオロギーは、他の国々が、アメリカ単独覇権主義に対する抑制として機能し得るようになるのを防ぐというアメリカ外交政策の基本目標を必要としている。
そして、もちろん、軍安保複合体の物質的利益もある。
ロシア・バッシングは、単なるロシア・ゲートより遥かに大規模だ。
危険は、ワシントンがロシアに、ワシントンが対ロシア奇襲攻撃を計画していることを確信させているたとにある。
アメリカとNATOの基地を、ロシア国境に配備し、ウクライナに武器を与え、ウクライナとジョージアをNATOに取り込む取り組みが、ワシントンが、攻撃のためにロシアを包囲している更なる証拠になる。
核大国に、自分は攻撃されようとしているのだと確信させることよりも、無謀で無責任なことはない。
ワシントンは、大統領選挙にも州選挙にも、ロシアの干渉が無かったことは重々承知だ。
軍安保複合体、ネオコンと民主党は、単に自分たちの狙いに役立てようと、非難を利用しているだけなのだ。
連中の身勝手な狙いは、地球上の生命にとって直接の脅威だ。
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