https://31634308.at.webry.info/202007/article_11.html
今日、注目の近畿財務局の自殺した赤木氏の奥さんが佐川氏らを訴えた。
NHKが全文を掲載した。
新真実も明かされている。
上司の池田氏は当初は赤木氏を守っていたが、さらに上の幹部、本局からの圧力で改ざんを指示されたを証言。
また、公務員が公文書を改ざんすることが罪であることを強調し、当初から改ざんに抵抗した証言を行った。
また、赤木氏がどのように指示され、どのように改ざんしたこと記録した細かい記録ファイルがあり、それを基に裁判所は証拠として出来るだけ多くの証人を裁判所に引き出してほしいと述べた。
また、自殺に際して首にコードを二重に撒いて死んだことなど生々しい。
最後に、裁判官にやはり不信感があるのか裁判官に切に訴えた。
『訴訟の手続きは私には難しくて分かりませんが、是非とも夫が自ら命を絶った原因と経緯が明らかになるように訴訟を進めてください。
夫が作成したファイルを含めてできるだけ沢山の資料を集め、できるだけ沢山の人の尋問を行って事実を明らかにしてください。
そしてそのうえで、公正な判決を下してください。
宜しくお願い致します。』
裁判官は、安倍官邸に忖度せず、公明、公正、正義の判決、審理を行って欲しい。
森友学園めぐる裁判 自殺した職員の妻 法廷での意見陳述 全文
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200715/k10012516951000.html
2020年7月15日 16時30分森友学園問題
亡くなった赤木俊夫さんの妻で原告の雅子さんが15日、法廷で述べた意見の全文です。
私の夫、赤木俊夫は決裁文書を改ざんしたことを悔やみ、自ら人生の終止符を打ちました。
2018年3月7日のことです。
夫は震える手で遺書や手記を残してくれました。
私は夫の死後2年経過した2020年3月18日、やっと遺書や手記を公表しました。
そして、同じ日に夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにし、夫と同じように国家公務員が死に追い詰められることがないようにするため、そして、事実を公的な場所で説明したかったという夫の遺志を継ぐため、国と佐川さんを訴えるところまで進みました。
以下、この訴訟に対する私の思いを陳述させて頂きます。
夫は、亡くなるおよそ1年前である2017年2月26日(日曜日)私と神戸市内の梅林公園にいた時、近畿財務局の上司である池田靖さんに呼び出され、森友学園への国有地払い下げに関する決裁文書を改ざんしました。
決裁文書を書き換えることは犯罪です。
夫は「私の雇い主は日本国民。国民のために仕事ができる国家公務員に誇りを持っています」と生前知人に話していた程国家公務員の仕事に誇りを持っていました。
そのような夫が決裁文書の書き換えという犯罪を強制されたのです。
夫の残した手記によると、夫は改ざんを指示された際に「抵抗した」とあります。
また、私は夫の死後、池田さんからも、夫は改ざんに最初から反対していたと聞きました。
夫が、決裁文書の改ざんによって受けた心の痛みはどれだけのものだったでしょうか。
国家公務員としての誇りを失ったでしょうし、強い自責の念に襲われたと思います。
夫は手記や遺書に「この事実を知り、抵抗したとはいえ関わったものとしての責任をどう取るか、ずっと考えてきました。
事実を、公的な場所でしっかりと説明することができません。
今の健康状態と体力ではこの方法をとるしかありませんでした。
(55才の春を迎えることができない儚さと怖さ)」、
「現場として相当抵抗し、最終的には次長が修正に応じ、修正前の調書に合わせて自ら、チェックマークを入れて体裁を整えました。事実を知っている者として責任を取ります」
と書いています。
夫は、改ざんしたことを犯罪を犯したのだと受け止め、国民の皆さんに死んでお詫びすることにしたんだと思います。
夫の残した手記は、日本国民の皆さんに残した謝罪文だと思います。
国は、夫の自死の真相が知りたいという私の思いを裏切り続けてきました。
財務省は、夫が亡くなった5日後の2018年3月12日に改ざんしたことを認め、3か月後の6月4日に調査報告書を発表しました。
しかし、この調査報告書の中には、誰のどのような指示に基づいて夫が改ざんを強制されたのか記されていません。
夫が自死したことすら記載されていません。
夫の手記についても、提出を求められていないので当然ですが一切触れていません。
池田さんは、夫が亡くなってから1年後、自宅で私に
「赤木さんはきっちりしているから、文書の修正、改ざんについて、ファイルにして、きちっと整理していたんです」、
「パラッと見たら、めっちゃきれいに整理してある。全部書いてある。どこがどうで、何がどういう本省の指示かって。修正前と修正後、何回かやり取りしたような奴がファイリングされていて、パッと見ただけでわかるように整理されている。これを見たら我々がどういう過程で改ざんをやったのかというのが全部わかる」
と仰っていました。
でも、調査報告書には、このファイルについても記載がありません。
私は、夫の自死が公務災害となった理由を知るため、人事院に対して情報開示請求をしました。
しかし、人事院の開示した文書は70ページのほとんどが黒塗りで、夫がなぜ自ら死を選び悩み苦しんだのか、私の知りたいことは何一つわかりません。
そこで私は、2020年4月13日に、近畿財務局に対して情報開示請求をしました。
しかし、1か月後の5月13日に開示されたのは、年金の金額や支払日などが書かれたたった10頁の文書でした。
残りの文書については、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言に伴う処理可能作業量の減少などを理由に、1年後の2021年5月14日までに開示決定をするそうです。
国はこの裁判でも同じような態度をとるのでしょうか?
これではこの裁判でも真実には近づけません。
私は、夫が自死に追い詰められた真相を明らかにするため、第三者委員会による再調査を求める電子署名を始めました。
電子署名には、35万人を超える方々から賛同の署名を頂きました。
電子署名は、2020年6月15日に安倍首相や麻生財務大臣へ提出しました。
しかし、安倍首相も、麻生財務大臣も、すでに検察の捜査も済んでいるので調査しないと、夫のことを切り捨てました。
でも、検察の捜査は刑事処分のためのもので、真相解明の調査とは別の物です。
国は、国民にも夫にも向き合わず、あるものを出さず、ズルズル先延ばしにして逃げています。
再調査を実施して、正直に全て明らかにしてください。
再調査の結果はこの訴訟でも役に立つと思います。
安倍首相は、2017年2月17日の国会で、安倍首相や安倍昭恵さんが森友学園の国有地払い下げにかかわっていたら総理大臣も国会議員も辞めると発言しました。
財務省秘書課長は2018年10月、私に対して「この首相の発言によって、野党が理財局に対して資料請求するなど炎上したため、理財局は改ざん前の文書を出せなかった。その意味で、首相の発言と改ざんは関係がないとはいえない」と言いました。
安倍首相は、自分の発言が改ざんの発端になっていることから逃げているのではないでしょうか。
安倍首相は、自分の発言と改ざんには関係があることを認め、真相解明に協力して欲しいと思います。
安倍昭恵さんも森友学園への国有地売却の関係を明らかにしてほしいと思います。
池田さんも、池田さんの前任者も「裁判になれば、本当のことを話します」と私にはっきりと言いました。
また、佐川さんをはじめとする理財局の幹部の人達や、美並局長をはじめとする近畿財務局の幹部の人達も、事実をありのままに話して欲しいと思います。
もしこれらの人たちが裁判に来なかったり、裁判に来ても事実を話さなかったとしたら、国が本当にあったことを国民から隠し、全てなかったことにするために止めたのだと思います。
安倍首相、麻生大臣、私は真実が知りたいです。
夫は亡くなった日の朝、私に「ありがとう」と言ってくれました。
最期の夫の顔は「絶望」に満ち溢れ、泣いているように見えました。
決して生き残らないように、電気コードは首にきつく二重にくくりつけていました。
怖がりだった夫が、こんなことをしなければならないなんて。
真面目に働いていた職場で何があったのか、何をさせられたのか私は知りたいと思います。
最後に、裁判官の皆様にお願いがあります。
私は、訴状でも書いていますが、3つの目的のために訴訟を始めました。
その中でも一番重視しているのは1つ目の、夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにすることです。
訴訟の手続きは私には難しくて分かりませんが、是非とも夫が自ら命を絶った原因と経緯が明らかになるように訴訟を進めてください。
夫が作成したファイルを含めてできるだけ沢山の資料を集め、できるだけ沢山の人の尋問を行って事実を明らかにしてください。
そしてそのうえで、公正な判決を下してください。
宜しくお願い致します。
いよいよ森友問題自殺訴訟が始まった。
きのう7月15日に大阪地裁で第一回口頭弁論が行われた。
自殺に追い込まれた近畿財務局の職員の妻である赤木雅子さんが読み上げる意見陳述は、これ以上ない迫力をもって聞く者の心に迫る。
国家権力の不正義をたったひとりでここまで法廷で糾弾した陳述を私は知らない。
その勇気に感銘するとともに、何としてでも安倍首相に責任を取らせなければいけないのだ。
しかし、このままでは赤木夫人の訴えは裏切られて終わる。
安倍政権は何があっても終わった事にしようとするからだ。
それに対して政治が動かないからだ。
野党が安倍首相を追及しないからだ。
追求しても今の野党では安倍首相の首を取れないからだ。
そしてメディアがいくら報道しても、その報道は安倍政権を倒す覚悟はない。
きょうの朝日の社説は「政権に良心はあるのか」と迫っている。
それは誰もが思う事だ。
しかし、そんな事をいまさら天下の朝日が書いてどうする。
良心のかけらもないからこんなことになってしまったのだ。
それでは、我々が赤木夫人を応援するにはどうすればいいのか。
ズバリ、大阪地裁に世論の力で圧力をかけることだ。
圧力をかけると言っても、再調査を求めたり、ましてや安倍首相の責任を問うような判決を出せと圧力をかける事ではない。
そんな要求をしても意味はない。
圧力をかけるという意味は、訴訟手続きを急げ、早く判決を出せと求めよということだ。
きょうの報道を見て驚いた。
次回の開廷は10月14日だという。
その時までに国側は具体的な主張を書面で明らかにするという。
そんな悠長な事を絶対に許してはいけない。
この訴訟は、大阪地裁でどのような判決が出されようとも、必ず控訴されて、最終的には最高裁まで行く。
どう考えても安倍首相が首相在任中には結審しない。
しかし、せめて大阪地裁の判決だけは、安倍首相の在任中に出させなければいけないのだ。
このままいけば、それすらも難しい。
それが安倍首相の狙い目なのだ。
安倍首相はもう一度内閣改造をして、解散・総選挙を行い、そして勝った上で、来年の総裁選任期を待たずして辞めるつもりだ。
それが、史上最長の総理として花道を飾る唯一の道だ。
もはや何をやってもうまくいかない安倍首相にとってそれが一番好ましい辞め方なのだ。
辞めた後はどのような判決が下されようとかまわない。
それが安倍首相の逃げ切り策なのだ。
そうさせてはいけない。
少なくとも大阪地裁に対しては訴訟手続きを急がせ、安倍首相が首相であるうちに判決を出すように世論は圧力をかけるべきだ。
そしてその理由は十分立つ。
コロナ危機ですべての訴訟が自粛されている。
コロナに関係のない官僚たちは、みな暇を持て余しているのだ。
裁判官も官僚だ。
いつもより暇なはずだ。
だから大阪地裁に対しては、この森友自殺訴訟だけに一点集中して訴訟を急げと迫る事が出来る。
もし安倍首相の在任中に大阪地裁の判決が出れば、どんな判決が下されようと大騒ぎになる。
安倍首相に有利な判決が下されれば安倍政権と裁判所の癒着が糾弾される事になる。
安倍首相に不利な判決が下されれば、安倍首相はいよいよ森友訴訟から逃れられなくなる。
どっちにころんでも安倍首相は残りの任期を森友自殺訴訟にからめ取られる事になる。
もはや首相の仕事に専念する事は出来なくなり、あの言葉通り、総理大臣も国会議員も辞めざるを得なくなるのだ。
それこそが安倍首相に相応しい辞め方だ。
何のために史上最少の首相になったんだ、ということになる。
世論はいまこそ大阪地裁に判決を急ぐように圧力をかけるべきなのだ。
いまこそ、「判決急げ」、そういうハッシュタグをつけたツイートの波を起こせばいいのである(了)
http://www.nikaidou.com/archives/128612
先程ちょっと耳にした。はあ?安倍選挙ですか?
8月31日(月)9月1日(火)G7サミット
2日(水)総理帰国
3日(木)党役員人事
4日(金)内閣改造
7日(月)副大臣、大臣政務官人事
25日(金)臨時国会召集、解散
10月13日(火)公示
25日(日)投開票
11月4日(水)特別国会召集