2021年に世界は悪霊に導かれてファシズムの世界へ向かう
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202012310000/
2020年の世界はCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)なる悪霊が徘徊、少なからぬ人を怯えさせた。
目には見えない悪霊が徘徊していると信じたのだ。
そうした人びとはWHO(世界保健機関)、各国政府、有力メディアなどによる宣伝を受け入れたとも言える。
「なりゆくいきほひ」を見抜き、それに逆らわず、世界の動きは見ずに国内の出来事に集中、現在を生み出した原因が隠されている歴史的に目を向けない傾向がある日本では悪霊の演出は効果的だった。
勿論、その程度は違うものの、日本以外でもそうした傾向はある。
そうした状況を利用して資本主義を大々的に「リセット」するとWEF(世界経済フォーラム)の創設者であるクラウス・シュワブは主張、12月8日には「バチカンを含む包括的資本主義会議」が発足した。
2021年は資本主義を作り直す年だと彼らは考えているのだろう。
現在の資本主義体制を維持することは困難だと考える人は少なくない。
体制を支配している彼ら自身もそう考えているはずだ。
数年前からドルを基軸とする経済システムは2030年まで持たないと予測する声を聞くようになったが、リチャード・ニクソン米大統領がドルと金の交換を停止すると発表した1971年の段階で生産活動はすでに行き詰まっている。
ドルを自由に発行するため、金という裏付けを放棄したわけだ。
しかし、金という制約なしにドルを発行すれば社会にドルがあふれてインフレになってしまう。
そこでドルを回収する仕組みが考えられた。
石油取引の決済をドルに限定させ、サウジアラビアなどOPEC諸国を介してアメリカへ還流させるペトロダラーがそのひとつ。
その代償としてニクソン政権は産油国に対し、国の防衛、油田地帯の軍事的な保護、必要とする武器の供給、支配的な地位や収入の保障などを約束した。
金融規制を大幅に緩和させ、投機市場に吸い上げる仕組みでもドルを吸い上げることになった。
ペトロダラーの仕組みを効率的にするため、原油価格を引き上げる必要があった。
その工作で重要な役割を演じたのは、ヘンリー・キッシンジャーの操り人形だったエジプトのアンワール・サダト。
1970年9月にエジプトではガマル・ナセルが急死、10月にサダトが大統領に就任している。
ナセル暗殺を試みて追放されていたムスリム同胞団をサダトはカイロへ呼び戻し、サウジアラビアとの同盟を打ちだしてイスラエルやアメリカとの関係を修復、その一方で1972年7月にはソ連の軍事顧問団をエジプトから追い出している。
そしてサダトは1973年10月に第4次中東戦争を始めた。
サダトを操っていたキッシンジャーはエジプトとイスラエルの戦争でエジプトに勝たせ、サダトのイスラム世界における影響力と高めようとしたとも言われている。
この戦争が始まるとOPECは原油価格を1バーレルあたり3.01ドルから5.12ドルへ引き上げているが、この値上げは開戦の5カ月前、1973年5月にスウェーデンで開かれた秘密会議で決まったとザキ・ヤマニ元サウジアラビア石油相は話している。
https://www.theguardian.com/business/2001/jan/14/globalrecession.oilandpetrol
この会議を開いたのはビルダーバーグ・グループだ。
石油価格の急上昇の恩恵にイギリスも浴した。
コストの高い北海油田が利益を生むようになり、イギリス経済を潤すことになったのだ。
そのイギリスでは1970年代の後半にオフショア市場(税その他の課金を減免する地域である。単なるタックス・ヘイヴンではなくて国際金融市場)のネットワークが築かれている。
そのネットワークはロンドンのシティを中心にして、ジャージー島、ガーンジー島、マン島、ケイマン諸島、バミューダ、英領バージン諸島、タークス・アンド・カイコス諸島、ジブラルタル、バハマ、香港、シンガポール、ドバイ、アイルランドなどで構成されている。
最も秘密度の高い仕組みだと言われている。
そして1986年の「ビッグバン」。
富豪は資産の隠蔽、課税の回避が容易になった。
こうした仕組みは生産活動を軽視した一種の金融マジック。
それを正当化する理屈が新自由主義だが、この手品で経済を回復させることはできない。
金回りは良くなったが、経済の実態は悪化し続け、金融マジックで誤魔化すことができなくなり、リセットしなけらばならなくなったのである。
ロシアや中国は鉄道、道路、パイプラインなどで世界を結び、交易を盛んにして安定化を図ろうとしている。
多極化した世界を想定しているのだが、アメリカやイギリス、つまりアングロ・サクソンは違った計画をたてている。
ハルフォード・マッキンダーというイギリスの地理学者が1904年に発表したハートランド理論は、制海権を握っていることを利用してユーラシア大陸の周辺を支配、そこから内陸部を締め上げ、最終的にはハートランド(ロシア)を制圧するという長期戦略だ。
この戦略はジョージ・ケナンの「封じ込め政策」やズビグネフ・ブレジンスキーの「グランド・チェスボード」、あるいはポール・ウォルフォウィッツの世界制覇ドクトリンのベースになっている。
マッキンダーの背後にはイギリスの支配グループが存在している。
彼もメンバーだった「円卓会議」運動もその戦略を実行するために創設されたと言えるだろう。
この運動は1909年にアルフレッド・ミルナーを中心に始められたのだが、その基盤は「ミルナー幼稚園」と呼ばれるグループ。
アフリカ南部の金やダイヤモンドの利権に支えられていた。
この人脈はセシル・ローズから続いている。
1866年に南アフリカで農夫がダイヤモンドを発見すると、ローズはオックスフォード大学で学びながら、NMロスチャイルド&サンの融資を受けて1871年にダイヤモンド取引に乗り出す。
1888年にローズはデビアスを設立、91年にロンドンでウィリアム・ステッドとレジナルド・バリオル・ブレットに出会い、「秘密選民協会」を創設したと言われている。
ローズとステッドのほかネイサン・ロスチャイルドやレジナルド・ブレットが含まれ、ビクトリア女王に対する顧問的な役割を果たしていたようだ。
ステッドはポール・モール・ガゼットの編集者を務めた人物で、霊的な世界に関心を持っていた。
ブレッドはビクトリア女王の相談相手として知られている。
ロスチャイルドは金融界に君臨していた人物。
1896年にローズの部下がトランスバールへ攻め込んで失敗(ジェイムソン侵入事件)、ローズは失脚する。
ローズの計略を引き継いだのがイギリス政府で、結局、トランスバールとオレンジ自由国を併合してしまった。
(ボーア戦争)この2領地にケープ植民地を併合させた国が南アフリカである。
ローズは優生学の信奉者で、アングロ・サクソンを最も高貴な人種だと考えていた。
こうした優生学的な思想を彼は1877年に書いた「信仰告白」で明らかにしている。
彼によると、優秀なアングロ・サクソンが支配地域を広げることは義務だという。
ローズは1902年に死亡、ミルナーが後継者として動き始めた。
その一方、1864年にトーマス・ハクスリーを中心として優生学的な思想を持つ学者らがグループ「Xクラブ」を形成している。
トーマスの孫にあたるオルダス・ハクスリーは『素晴らしい新世界』という小説を1932年に刊行した。
いわゆるディストピア小説だが、これはイギリスの支配者たちの目標を熟知しうる立場にあった人物によって書かれたのだということを忘れてはならない。
トーマス・ハクスリーのグループには支配階級の優越性を主張する社会ダーウィン主義を提唱したハーバート・スペンサー、チャールズ・ダーウィンの親友だったジョセフ・フッカー、このダーウィンのいとこであるジョン・ラボックも含まれていた。
思想の根底には優生学やトーマス・マルサスの人口論があった。
資本主義世界を支配するアメリカやイギリスの権力者はローズたちと似た思想に基づいて動いているようにしか思えない。
その流れの中にナチズムもあった。
資本主義リセットの先に私的権力が支配するファシズム体制が見える。
ニューヨーク州で伝染病の患者、接触者、保菌者を排除したり拘束する動き
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伝染病の患者、接触者、保菌者を排除したり拘束することを可能にする法案をニューヨーク州上院議員のN・ニック・ペリーは提出した。
https://www.nysenate.gov/legislation/bills/2021/a416
公衆衛生を守るためだという。
同州では先月上旬、ワクチンを強制接種するための法案も提出されている。
日本の場合、何を調べているのか不明なPCRで陽性になると数週間隔離されているが、その強化版だとも言えるだろう。
COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)に適用するつもりなのだろうが、この感染症以外にも使うことも可能だ。
COVID-19を引き起こす病原体はSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)だとされ、一般的に「新型コロナウイルス」と呼ばれている。
80%から90%程度の感染者は無症状だとされ、症状が出ている人も新の原因が何かは明確でない。
インフルエンザや風邪との区別が難しいからだ。
そうした伝染病の一部を「新型コロナウイルス」と見なしている可能性もある。
アメリカのCDC(疾病予防管理センター)の推計によると、昨シーズン(2019年から20年)のインフルエンザ患者数は3900万人以上に達し、40万人が入院、2万4000人が死亡した。
そのCDCは今シーズン、インフルエンザに関するデータを集めないと発表している。
インフルエンザをCOVID-19だとしてもチェックしにくい状況が作られた。
欧州委員会とWHO(世界保健機構)は共同でグローバル・ワクチン接種サミットを2019年9月12日に開催し、22年にはワクチンを接種したかどうかを示すカード/パスポートの導入を計画している。
ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団もワクチンの強制接種に積極的だ。
言うまでもなく、この財団はビル・ゲイツと妻のメリンダ・ゲイツによって創設された。
ビル・ゲイツは母親のコネでIBMの協力を受けることに成功、1975年にマイクロソフトを創設した。
1985年に同社はマッキントッシュ的なOS、Windowsを搭載したパソコンを売り出すのだが、そのOSには情報機関が容易に侵入できるようバックドアが組み込まれたと噂されている。
マイクロソフトは早い段階から電子情報機関のNSA(国家安全保障局)の要請に従い、自社製品の暗号システムのレベルを下げていた。
調査ジャーナリストのダンカン・キャンベルによると、ニッコ・ファン・ソメーレンは1998年、Windowsのセキュリティ機能をコントロールするソフトウェアに2種類のカギが存在していることを発見したという。
ひとつはマイクロソフトが作業に使う合法的なカギだったが、もうひとつは不明。
メソーレンはWindows 2000の中に3種類のカギを発見している。
第1のカギはマイクロソフト用。
第2のカギはアメリカ政府用の合い鍵だとして、第3のカギは目的がわからない。
(Duncan Campbell, "Development of Surveillance Technology and Risk of Abuse of Economic Information Part 4/4: Interception Capabilities 2000," April 1999)
その後、アンドリュー・フェルナンデスはマイクロソフトの開発者が削除を忘れたカギのラベルを発見する。
ひとつのカギにはKEY、もうひとつにはNSAKEYと書かれていた。
そのまま読むとNSAのKEYだ。
これはコンピュータの話だが、同じことを人体で行おうとしている可能性も否定できない。
ワクチンが免疫機能を回避するためのバックドアとなり、病原体が侵入しやすくなるのではないかという疑惑だ。