■『今週の大嘘と真実:No4』Xしか選択肢のない現行の「最高裁判事国民審査」方式は全くのインチキ!最初から誰も罷免されないような『巧妙な騙しのからくり』が日本国憲法の中に仕組まれている!
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10年一度の最高裁判事15名の『国民審査』は総選挙の際に行われが、今まで罷免された最高裁判事は誰もいない。
なぜならば、最初から誰も罷免されないように『巧妙な騙しのからくり』が「日本国憲法第79条3項」の中に仕掛けられているからである。
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【日本国憲法第79条】
1.最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。
2.最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行われる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。
3.前項の場合において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される。
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▲最初から誰も罷免されないような『巧妙な騙しのからくり』とは何か?
それは、『最高裁判事国民審査』を規定した「日本国憲法第79条3項」で『過半数の有権者が信任した場合』ではなく『過半数の有権者が罷免を可とした場合』にして常に罷免されないようにしたことである。
だからこそ現行の「最高裁判事国民審査」では、有権者が「罷免すべきだ裁判官」に×印だけをつけて「そうでない裁判官」には何も書かないという方式になっている。
だからこそ現行の「最高裁判事国民審査」では、有権者の選択肢、X(不信任=罷免)しかなく、〇(信任)も△(わからない)も最初から用意されていないのである。
もしも『最高裁判事国民審査』の基準が『過半数の有権者が信任した場合』であれば、有権者は〇(信任)、×(不信任)、△(わからない)の『三つの選択肢』の中から一つを選ぶことができ、最終結果で〇の数が投票者の過半数を得た判事がだけが信任され、過半数に満たない判事は罷免されることになる。
▲最初から誰も罷免されないような『巧妙な騙しのからくり』を日本国憲法に仕組んだのは誰か?
それは、敗戦後の日本を7年間軍事支配し日本国憲法を起案・制定したマッカーサーGHQ総司令官である。
マッカーサーGHQ総司令官は、米国の傀儡政党(吉田自由党、鳩山民主党、岸自民党)出身者が常に内閣総理大臣になるように日本国憲法第7条『天皇の国事行為』3項の文言を『天皇の国政行為』の文言に巧妙にすり替て『内閣総理大臣に衆議院解散権を与えた』のと同じように、日本の最高裁判事が常に国民審査で信任されるような『審査基準』にしたのである。
▲以下の『最高裁判事国民審査』の実例を見てほしい!
国民審査対象:鬼丸かおる最高裁判事
(2014年年12月14日執行の「最高裁判事国民審査」の結果)
罷免を可とす 罷免を可とし 記載無効
る投票数 ない投票数 の数 計
4,678,069 46,139,275 62 50,817,406
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上記の投票結果を「一見する」と、
国民審査の対象判事である「鬼丸かおる最高裁判事」に
Xをつけて「罷免を可とする」有権者が467.8万人いて、
○をつけて「罷免を可としない=信任」の有権者がその約10倍の4613.9万人いて「信任された」かのように「見える」。
しかしここに隠されている問題は、Xをつけて「不信任」に投票した有権者467.8万人+無効62人以外の4613.9万票の中で、〇(信任)が何票で、△(わからない)が何票かが一切不明であることである。
全員が〇に集計されていることである。
本来のまともな『最高裁判事国民審査』で鬼丸かおる最高裁判事が『信任』されるのであれば、彼女が獲得した〇票の数が全投票数の過半数2540.9万票以上獲得して初めて可能なのである。
(おわり)
中身をしっかり詰めて法制化しないと、都合よく恣意的運用されかねないから怖いよね。今の自公政権みたいな権力者集団が幅をきかせてると尚更。 https://t.co/5DUEuPDyZK
— らよったーX10(Ver.2020♪) (@rayox10) February 26, 2021