きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

西側有力メディアのハリウッド的「演出報道」で人びとを騙す戦術

 

米軍やNATO軍を動かしたい米政権はウクライナ大統領のワシントン訪問を演出
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202212240000/

ウクライナウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12月21日、アメリカの軍用機でポーランドからワシントンへ飛び、ホワイトハウスジョー・バイデン大統領と会談、議会にも登場し、さらなる軍事支援を求めた。

 

議会では兵士の署名入り国旗をナンシー・ペロシ下院議長へ手渡したが、そこにはナチスのマークが書き込まれていたことも話題だ。

その返礼としてアメリカ国旗がゼレンスキーへ渡されたが、それは13回折り曲げて三角形にしたもの。

 

独立戦争の際にアメリカの兵士が被っていた帽子に因んでいるらしいが、こうした折り方をするのは正式な葬儀の際にだけだという。

 

そうしたこともあり、ゼレンスキーを暗殺してアメリカ軍に直接ロシア軍を攻撃させようとしているのではないかと疑う人もいる。

ゼレンスキー政権はネオ・ナチを中心に編成した内務省の親衛隊マリウポリを含む東部地域を支配させていた。

 

この地域の住民は2010年の大統領選挙でビクトル・ヤヌコビッチを支持、彼へ投票した比率を見ると、その中心部では90%以上、東部全体や南部では70%以上に達する。


 


住民から見ると、キエフのクーデター政権が送り込んだ軍や親衛隊は占領軍にすぎないということだが、アメリカ政府に支援されたゼレンスキー政権は今年3月から大規模な民族浄化作戦を始める予定だったとも言われている。

 

その直前、2月24日にロシア軍はドンバスで軍事作戦を始めた。

親衛隊は住宅地に軍事拠点を設置、住民を人質にとって抵抗したが、4月に入る頃には親衛隊が壊滅状態になる。

 

ゼレンスキー政権がロシア政府と話し合う姿勢を見せるとイギリスの首相だったボリス・ジョンソンキエフへ乗り込む

 

4月9日のことだ。


 

4月21日にはウクライナ南部のミコライフ州のビタリー・キム知事が「ウクライナ24テレビ」の番組で「全ての裏切り者を処刑する」と発言して国民を脅し、4月30日にはペロシ下院議長が下院議員団を率いてウクライナを訪問、ゼレンスキー大統領に対してウクライナへの「支援継続」を誓い、戦争の継続を求めた。



その一方、ゼレンスキー政権は兵士を補充するために18歳から60歳の男子が出国することを禁止、動員の対象にする。

 

今では45歳以上の男子が訓練が不十分な段階で戦場へ駆り出され、「玉砕攻撃」を強いられている。

 

反ロシア発言を繰り返してきた欧州委員会ウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長でさえ、演説の中でウクライナ将兵10万人以上が戦死したと11月30日に語っている。

冬の到来でロシア軍の新たな軍事作戦が間近に迫っていると見られている。

 

投入されようとしているロシア軍の戦力ではウクライナ全域を占領することは不可能だが、占領を考えなければかなり深く攻め込むことが可能だろう。

そこでバイデン政権はNATO軍の部隊をウクライナへ入れたいようだが、NATO内部で反対する国が少なくないようで、現状では難しい。

 

そこでウクライナ軍はロシア軍を装ってポーランドへミサイルを打ち込んでNATO軍を動かそうとしたり、ロシア領内のディアギレボ基地やエンゲルス基地を攻撃してロシア軍の反撃を誘っている。

 

いずれの基地も核戦略に関係している。

攻撃に使われたのは1970年代にソ連で製造された偵察用ドローンTu-141に新しい誘導システムを取り付けて巡航ミサイルに改造したもの。

 

アメリカの衛星に誘導されて攻撃したとされているが、ロシアの国境を超えての攻撃ではなかったようだ。

 

ドローンを飛ばしたのはロシア領内へ侵入した工作員だと見られている。

アメリカ軍やNATO軍を使うことが難しいと考えたのか、​リンゼイ・グラハム上院議員はウラジミル・プーチン大統領の排除を訴えている​。

 

 

暗殺かクーデターを望んでいるのだろう。

 

 


ゼレンスキーの米国訪問という茶番劇を演出したのは元映画プロデューサー
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202212250000/

ウォロディミル・ゼレンスキーが突如ワシントンを12月21日に訪問し、軍事援助をさらに供給するよう求めた。

 

議会では兵士の書き込み入り国旗をナンシー・ペロシ下院議長へ手渡し、数人を除く議員から拍手を浴びた。

 

書き込みの中にはナチスのマークも含まれている。

 

そもそもゼレンスキーはウクライナ野党の活動を禁止、自分に批判的なメディアも閉鎖、東方正教会の活動も禁止している反民主主義的な人物だ。

このアメリカ訪問を企画したのはウクライナの大統領府長官を務めているアンドリー・イェルマークだと言われている。

 

 

この人物は弁護士だが、映画ビジネスにも関わっていた。

 

コメディアンのゼレンスキーと同じ世界にいたわけだ。

ゼレンスキーが出演したコメディ映画「オフィス・ロマンス。我らの時代」が2011年に公開されているが、この年にゼレンスキーとイェルマークは親しくなっている。

 

その翌年にイェルマークはガーネット国際メディア・グループを設立、その後、映画をプロデュースしていた。

イェルマークは外交や安全保障を含む政治に詳しいとは思えず、ゼレンスキーは大統領に就任しても、ワシントン、あるいはハリウッドの指示に基づいて大統領という役を演じているだけのように見える。

 

 

その間に入っているのがプロデューサーのイェルマークだ。



アメリカにとって2011年は重要な年だった。

 

2009年1月にアメリカ大統領となったバラク・オバマ政権は10年8月に中東や北アフリカにかけての地域で政権転覆工作を始めることに決め、PSD-11を出した。

 

そして始まったのがアラブの春であり、手先として使われたのがムスリム同胞団だ。

 

2011年春にはリビアとシリアに対する侵略戦争オバマ政権は始めた。

ウクライナでは2010年の大統領選挙でアメリカと一線を画す立場のビクトル・ヤヌコビッチが勝利する。

 

このヤヌコビッチを支持していたのが東部や南部。

 

この地域では70%以上の有権者が彼に投票した。

この結果を懸念したアメリカ政府は7月にヒラリー・クリントン国務長官(当時)をキエフへ派遣する。

 

彼女はヤヌコビッチに対し、ロシアとの関係を断ち切ってアメリカへ従属するように求めたが、西側の植民地になることを望まないヤヌコビッチはこの要求を拒否

 

そこからバラク・オバマ政権のクーデター計画が始まったと言われている。

 

その計画が指導したのは2013年11月、翌年の2月にネオ・ナチがヤヌコビッチ政権を倒した。



ゼレンスキーは2015年に始まったドラマ「人民への奉仕者」で主役を演じているが、それを放送した「1+1メディア・グループ」の資金源はイゴール・コロモイスキー

 

 

2014年2月にヤヌコビッチを排除したクーデターにも深く関与、ウクライナキプロスイスラエルの三重国籍を持つシオニストの富豪であり、ゼレンスキーを操っていた。

 

クーデターに関与していたということは、オバマ政権とも繋がっていることを示している。

ゼレンスキーがショー・ビジネスの人間だというだけでなく、ウクライナに関する西側有力メディアの「報道」もハリウッド的だ。

 

アメリカは1990年代にユーゴスラビアを先制攻撃、解体したが、そこへ至る過程で広告会社が重要な役割を演じ始めていた。

 

宣伝に人びとを騙すという戦術だ。

 

21世紀に入るとハリウッド的な演出で人びとを操るようになる。

メルキト東方典礼カトリック教会修道院長を務めていたフィリップ・トルニョル・クロはシリアのホムスで引き起こされた住民虐殺事件を現地で調査、西側の有力メディアによる「報道」が嘘だという結論に達した。

 

「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている」と報告している。

 

これはウクライナでもあてはまる。