きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

ウクライナの信じやすい馬鹿たち 2 ~ハゲタカ・ファンド大儲け~

ロシア人を殺すためにウクライナ人を「総玉砕」させようとしている米英の富豪  
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202308290000/

元CIA分析官のラリー・ジョンソンによると、軍情報部にいる彼の友人はアメリカ軍のトップはウクライナ軍が負けていることに気づいていないと語ったという。

 

 

 

 

 

アメリカ/NATOには供給できる武器弾薬が底を突きつつあり、十分な軍事訓練を受けた兵士はほとんど残っていないのだが、武器弾薬を供給し、「総玉砕」させれば何とかなると考えているようだ。

現在、ウクライナで繰り広げられている戦闘はバラク・オバマ政権が2013年11月から14年2月にかけてネオ・ナチを使ったクーデターでビクトル・ヤヌコビッチ大統領を排除したところから始まる。

 

 

そのヤヌコビッチ大統領を支持していた東部や南部の住民はクーデターを拒否、クリミアはロシアと一体化し、ドンバスでは内戦になるのだ。

このクーデターホワイトハウスで指揮していた人物は現アメリカ大統領のジョー・バイデンであり、ウクライナで指揮していたのが国務次官補だったビクトリア・ヌランド

 

 

そしてバイデン副大統領の国家安全保障担当補佐官を務めていた人物がジェイク・サリバン

 

バイデンが大統領になった後、ヌランドは国務次官から副長官代理になり、サリバンは国家安全保障問題担当大統領補佐官だ。

 

ウクライナが、つまりアメリカ/NATOが、ロシアに勝てないことをこの3名も認めようとしていないようだ。



ヌランドはクーデターが本格化する直前の2013年12月13日、米国ウクライナ財団主催の会合に登場、アメリカは1991年からウクライナに対して50億ドル以上を投資したと語っている。

 

 

ウクライナ利権を奪うため、それだけのことをしたというアピールだ。

アピールしている相手は演壇に示されていた。

 

アメリカの巨大石油会社、エクソンモービルシェブロンの文字があったのだ。

 

アメリカはエネルギー資源だけでなく耕作地、そして希少金属の利権を手に入れようと画策してきた。

 


クーデターの後、ロシアからの支援を失ったウクライナの経済は破綻し、ウクライナ国債の価格は下落する。

 

それを買い占めていたフランクリン・テンプルトンというファンドは額面総額50億ドルの国債を買ったという。

 

このファンドを操っているのはロスチャイルド家だ。

破綻した国の国債を安値で買いあさり、満額で買い取らせるというのが「ハゲタカ・ファンド」のやり口。

 

ウクライナにはIMFがカネを貸しているが、そのカネでファンドの要求通りに支払うことができる。

 

債権者になったIMFは債務者である破綻国の政府に対して緊縮財政を要求庶民へ回るカネを減らさせる。

 

規制緩和私有化の促進で国の資産を巨大資本に叩き売らせ、大儲けさせてきた。

現在、欧米の金融資本はブラックロック、バンガード、ステート・ストリートをはじめとする「闇の銀行」が中心になっている。

 

ウクライナの場合、西側から供給される兵器や「復興資金」の使い道についてアドバイスしているのがブラックロックだという。

 

ブラックロックを率いるラリー・フィンクウクライナとのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と関係が深い。

 

そのほか、JPモルガンゴールドマン・サックスともゼレンスキー政権は協力関係にある。

金融利権ではロスチャイルド、石油利権ではロックフェラーの名前が頭に浮かぶかもしれないが、クーデターが始まる前年である2012年の5月にジェイコブ・ロスチャイルドとデイビッド・ロックフェラーは手を組んでいる。

 

ジェイコブ・ロスチャイルドが率いる投資会社RITキャピタル・パートナーズがデイビッド・ロックフェラーのロックフェラー・ファイナンシャル・サービシズが発行している株式の37%を取得すると発表したのだ。

WHO(世界保健機関デイビッド・ロックフェラーの命令で創設されたと言われている。

 

デイビッドの祖父に当たるジョン・D・ロックフェラーがロックフェラー財閥の祖と言われているが、その父親であるウィリアム・エイブリ・ロックフェラーは興味深い人物だ。

19世紀のアメリカにはインチキ薬の販売を生業とする人物がいたが、そのひとりがウィリアム・レビングストン。

 

石油をベースにした「万能薬」を売っていた。

 

本人は癌の専門家だと名乗り、その薬は癌にも効くと言っていた。

 

その薬を1瓶25ドル、その当時における平均的な収入の2カ月分に相当する金額で売っていたという。



偽薬だということがバレると客からリンチされるが、レビングストンはそうした目にあっていない。

 

 

ところが1849年、少女をレイプしたとして起訴されている。

 

そして男の本名が明らかになった。

 

ウィリアム・エイブリ・ロックフェラーだ。

 

起訴される10年前に生まれた息子がジョン・D・ロックフェラーにほかならない。

 

 

 

[3584]BRICS会議のこと、プリゴジンの死。これからの世界の金融、経済の動き
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

始めに、金(きん)の値段の最新の記事を載せる。
 

 


金(きん)は、これから、数年で、今の3倍に上がるでしょう。

だから、今からでも金を、買えるだけ買いなさい。

私は、これを言いつづけます。

さて、私、副島隆彦は、南アフリカの首都のヨハネスブルクで開かれた(22日から24にち)BRICS(ブリックス)会議 と BRICS通貨(カレンシー)の誕生の延期(おそらく来年に持ち越しした)のことを、書かないといけない、と思っていた。



このBRICS会議の記事は、ロイターのものを最後に一本だけ載せる。

 

 

71カ国の代表たちが、「私の国もBRICSに入れてくれ」と集まった。

6つの新興の地域大国 だけを、今回は加入させると決めた。 

私が呼ぶ、この、反(はん)先進国G7の、貧乏大国同盟は、これから、ものすごい勢いで、成長する。
そして、米ドルの支配を突き崩して、すなわち、「ドル覇権の崩壊」と共に、その受け皿となる。 

もう、英と米を中心とした世界ではない。 

世界は急激に変わりつつある。

そうしたら、24日の早朝の3時に、エブゲーニー・プリゴジン(ワグネルの指導者)の死のことを知って、それに、驚いて、その後、3日間、考え込んでいた。

まだ、私の考えは纏(まとま)らない。

プリゴジンは、6月29日(金)に、クレムリンで、自分の部下のワグネル幹部35人と共に、プーチンと会談した。

そして、今後の、ワグネルの待遇のことで、3種類の、提案を、プーチンから受けた。

その詳細のことは、以下は、書かない。

大事なのは、7月23日の、サンクトぺテルブルクでの、プーチンと、ベラルーシの大統領のルカシェンコの会談が重要だ。

ルカシェンコが、プーチンに、

プリゴジンを、うちで、客分として引き受けた。わが軍(ベラルーシ国軍)の軍人たちを実践並みの訓練をしてくれるからありがたい。

だけど、プーチンよ、こんなことを話していいのか、私は分からないが、プリゴジンが、(ワグネルの軍隊を率いて)ポーランドワルシャワまで進撃したい、と言うんだよ。
(どうも困ったなあ)。

オレは、プリゴジンが好きだから、その考えを、何とかやめさせようと、説得したんだけどさ」

と、ルカシェンコは、言った。

 

この情報は、そのうち載せる。

 

プーチンは、その時は何も言わなかった。

ただ、笑っていたようだ。

この事が、私、副島隆彦は気になっている。

これ以上の詳しいことは、今は、書かない。
ポーランドの首都ワルシャワには、NATO軍の反共右翼の各国の将軍たちが揃(そろ)っている。
この他に、スバウキ地溝帯(ちこうたい。ギャツプ)という、リトアニアポーランドとの隙間(すきま)の長さ70キロの地帯 で、NATO軍の最精鋭の戦車隊と、ロシアの戦車隊が、一触即発で、睨み合っている。

プリゴジンのワグネル軍が、ポーランド国境線を踏み越えて、ポーランドの諸都市で、市街戦の白兵戦を行えば、それは、まさしく第3次世界大戦である。

ポーランド軍の中の強硬派とは別として、NATO軍はそこまでやる覚悟はない。

ドイツもフランスも、ロシアと戦争をする根性は全く、ない。 

だからNATO(ネイトー。北大西洋条約機構)はもうすぐ壊れる。 

アメリカ政府も、ペンタゴンも、「そこまでの計画はない。武器援助までだ」となる。 

プリゴジンを、一番、恐れて、嫌(いや)がっていたのは、まさしく、西側のデープステイトの勢力だ。

ポーランドのモラエウィツキ首相(こいつはMoonie だ)などは、ワグネル軍が、自分たちの正面に、今や世界最強のワグネル軍が、出現した(今は、まだ1万人)ので、小便をちびりそうになっている。 

私、副島隆彦は、プリゴージンを暗殺したのは、イギリスの国家情報部のMI6(エム・アイ・シックス)と、アメリカの特殊部隊が、モスクワに送り込んでいるスパイの部隊だ、と思う。

プーチンではない。

ロシア軍の上層部でもない。
 

日本の反共右翼たちは、アメリカに倣って、24日に、即座に、プーチンがやった。プーチンは、そういう冷酷な男で、自分にわずかでも楯突いた(反抗した)者は、許さない」と書いた。私はそうは思わない。

この件は、そのうち情報がもっと集まってから書く。

 

ウクライナの信じやすい馬鹿たち