きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

洗脳されていないと思う洗脳 6 ~心理支配制度~

本当の自由への最大の障害は私たちは既に自由だという思い込み
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2022/12/post-13f0d4.html

皆さまが欧米世界のいわゆる自由民主主義国で暮らしておられる場合、皆様が犯す可能性がある最悪の過ちは誇大宣伝を受け入れることだ。

 

自分を、自分の自由と個性を尊重し保護する国の自由な人間だと信じることだ。

私がこの話題を取り上げるたびに「イランや中国のような権威主義体制下より今いる場所で暮らしたい! そのような場所で暮らした場合、今しているように支配者を批判することは決して許されない!」という類の反論が殺到する。

一体なぜあなたはそういう異議を唱えるよう駆り立てられているとお思いかと常に彼らに尋ねたい。

 

なぜ皆様は自国や皆様を支配する連中を守るのに躍起になり、政府がたまたま嫌う外国を非難しているのだろう? 

 

皆さまが幼く感じやすい年頃からそう振る舞うよう躾けられて、皆様の異議はカルト集団批判に対するカルト・メンバーの異議と同じように生じているからだろうか?

それは究極的にアメリカと同盟関係にある先進諸国の権力構造をまとめているものだからだ。

 

洗脳だ。

 

宗教的過激派カルト・メンバー教化するため利用されているものと同じだ。

 

唯一の違いは洗脳手段が経典や宗教指導者ではなく学校や主流メディア、シリコンバレーアルゴリズム操作だということだ。

国家、政府、世界に関し権力に奉仕する物語の大規模洗脳がなければ私たちを支配している権力構造は即座に崩壊するだろう。

 

人々はこの権力構造に利益をもたらす形で自発的に行動するのをやめ、

政府を正当な権威と認めるのをやめ、

選挙が政府行動を決定する本当の手順であるふりをやめ、

大衆洗脳メディアから真実の情報を得ていると信じるのをやめ、

少数エリートにでなく多くの人々に利益をもたらす形で組織するため人数の力を活用するはずなのだ。

これは自由な社会に暮らしてはいないと言われるのに反対する際に人々が主張することだ。

 

彼らの異議は、それ自体彼らが否定している現実の産物なのだ。

現実は我々の支配者が嫌う政府下の人々よりも我々の支配者下で我々本当に自由ではない。

 

確かに人は政治家批判をオンライン投稿できるが、そうした批判は有力な人々全員に切り捨てられ無視され、実際の権力を持たないお飾り政治家に向けられた権力に奉仕する世界観にしっかり洗脳された心からでているのだ。

 

支配者は共和党員を憎む民主党員であろうと民主党員を憎む共和党員であろうと人々が公認のリアリティー・トンネルにつながっている限り気にしない。

ノーム・チョムスキーが言った通り「民主主義にとってプロパガンダは、全体主義国家にとっての棍棒と同じだ」

 

全体主義国家では人々は物理的に虐待されて順応する。

 

「民主主義」では人々は心理的虐待されて順応し服従する。

 

ある意味あからさまな全体主義下で暮らす人々は少なくとも心を持っているので、これまで考案された中で最強力なプロパガン機構に洗脳された欧米人より自由だ。

 

少なくとも彼らは迫害者が誰か知っている。

経済的に生きる能力がなければならなくとも確かに言いたい衝動を感じることを何でも言える社会に暮らす方が楽しい。

 

個人の全ての欲望が満たされる仮想世界に脳を接続して大樽で暮らすのは更に楽しいだろう。

 

しかしそれは自由ではない。

 

それは自由を装った刑務所だ。

税金を払い従業員に最低賃金を支払うよう余儀なくされ連邦機関などに事業を規制されているから自由な社会に暮らしていないと言うリバタリアンに出くわすが、彼らが自由な社会に暮らしていない本当の理由はそれより遥かに広範だ。

 

自由な社会に暮らしていないのは、人々が自由に考えることさえできないためだ。

世界について考える上で人為的に制限される群に追いやられ続けていなければ私たちの精神的生活がどれほど自由になるか想像することさえ困難だ。

 

私たちの本当の問題が何かを考えること。

 

これら問題にどのような解決策が可能か。

 

私たちが全力を傾ければ私たちが暮らせるはずの世界。

 

許可されている狭い主流オーバートンの窓の帯域幅外に存在する遥かに広大な政治的意見。

洗脳された主流世界観という心が抑圧され制限されている実態は実際哀れだ。

 

皆様ご存じの最も知的な人々の何人かが最も明白なプロパガンダ記事を真に受けているのに驚いたことがおありだろうか? 

 

これは知性そのものが人を洗脳から保護するのに十分ではないためだ。

 

物語のマトリックスから抜け出すには知恵とかなりのまぐれが必要だ。

 

しかし知的な心が公式見解という狭い範囲に閉じ込められなければ、どれだけ能力が解放されるかお考え願いたい。

 

才気あふれる心が幻想ではなく本当の自由を持っていたら我々人類はどれほど多く実現できるだろう。

これが映画からテレビ番組、政治、専門家に至るまで主流全てが愚かな理由だ。

 

それは人々が愚かだからでなく権力に奉仕するでたらめを推進する高度に制御された文明に我々が暮らしているためだ。

 

収縮し制限された心から出る心の収縮と制限を促進するでたらめ。

いわゆる自由民主主義国に暮らしている我々は個性を尊重し優先する社会に住んでいるというおとぎ話が好きだが真実は正反対だ。

 

我々の社会は、本当の個人を消し去り同調性をでっち上げる処理システムによって我々を群れにするべくできる限りのことをしているのだ。

 

個人主義」として提示されているものは政府や経済制度、国、世界に関し他の全ての人と同じ考え方をしながら無限のブランドや種類の製品から選択することで自分の独自性を表現する自由を持つことでしかない。

真の個人主義は徹底的な個性と正統派からの逸脱を奨励するはずだ。

 

欧米世界のいわゆる自由民主主義は正反対のことをしており、認められた権力に奉仕する見方を我々に叩き込み、主流党派の反響室に追い込み、帝国がどうあるべきかでなく、どのように存在すべきか議論させるのだ。

 

本当の個性は踏みにじられ無意味な消費や党派思考の偽物に置き換えられる。

だから私たちのプロジェクトは非常に不自由な社会の囚人として私たちが本当はどれほど不自由かという現実にできるだけ多くの人々が目覚めるのを助けることだ。

 

マトリックスでささやく声となり夢想家をどのような方法であれ可能な限り現実世界に手招きすることだ。

 

私たちの創造性を働かせ世界について言われていること全てが本当に真実かどうか疑問視させる多くの方法を見つけるのだ。

それが実現できれば健全な世界創造に対する最大最強の障壁を打倒できるので何でも実現可能になる。

 

私たちを支配する権力構造心理支配制度から目覚め声を揃えて「ノー」と言う臨界量の人々に対処するよう作られてはいない。

 

そういう点に到達できれば困難な部分は終わりだ。

 

そこから先、我々の心は本当に自由になり想像の限界は夢が行く所どこまでもとなり、我々は共に本当に美しいものを作ることが可能になる。