きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

人口に膾炙する 「カバール」「ディープステイト」 という言葉

 

西森マリー著『カバール解体大作戦』(秀和システム)が発売
http://suinikki.blog.jp/archives/87197840.html

トランプ大統領とホワイトハットは、カバールの悪事の証拠を摑(つか)んでいます。

 

しかし、国民の8割以上が目覚めるまでは、どんな証拠を提示しても大手メディアの偽報道にかき消されてしまうので、今のところ、小ネタを小出しにして、世間の反応を見ています。

遭難して飢えきった人を救出した後に、食べ物を一気に無理矢理食べさせたら、胃が受けつけずに吐き出してしまうでしょう。

 

それと同じで、

「バイデンが公正な選挙で当選した」、

悪魔崇拝のカバールなど存在しない」、

「コロナ対策としてワクチンが必要だ」

と信じ切っている人々に、

オバマが子どもをレイプし、ヒラリーが子どもを殺している」、

「自家用車もキャッシュも非合法化され、中央銀行暗号通貨(CBDC) が導入され、カバールに逆らう者は食料も買えず、家賃も払えず、公共交通機関も使えなくなる」

などの真実を与えても、消化不良で真実に拒絶反応を示し、逆効果になるだけです。

そのため、トランプ大統領は、国民に苦痛を実体験させるしかなかったのです。

 

Qの、「これしか方法がなかった。光を見る前に暗闇を歩かなくてはならないこともある」というインテル・ドロップ通りの進行です。

私がこのあとがきを書いている時点のアメリカでは、化学物質を積んだ貨物列車の脱線事故、化学物質加工場の爆破炎上事件が続出しています。

 

バイデン政権は、待ってました!、とばかりに、〝環境と市民の健康を保護するため〟という名目で、トランプ政権時代に縮小された環境保護庁の権限を大幅に拡大して、すべての水(雨水、井戸水、雪解け水、自然にたまった池の水、川の水) を政府の管理下に置き、個人所有の井戸や雨水貯蔵を非合法化しようと企んでいます。

 

水の後は、〝汚染〟を理由に、土地も没収するつもりでしょう (これらの〝惨事〟は、もちろんカバールが引き起こしたものです)。

食品加工場や養鶏場の火事も続出し、ガソリン代、食品、日用品の価格もトランプ大統領時代の1・5倍以上になっています。

 

ウクライナからの肥料の輸入も滞っているので、穀物不足による食糧危機が訪れるのも時間の問題です。

海外では、NATOに逆らうトルコで地震が起きて (=カバールが地震を起こして)、ソロスのNGOや臓器・人身売買組織である赤十字国境無き医師団〝救済〟に駆けつけて、トルコを内側から崩壊させる足固めを始めています。

 

エルドアン政権が倒れたら、ロシアがボスポラスを征し、ギリシアキプロスを奪還し、クルド人アルメニア人の立場が強化され、カバールの拠点であるアゼルバイジャンが弱体化します。

 

こうした事態を防ぐために、カバールは偽旗(にせはた)工作をして、ロシアと戦争を始め、世界がキューバ危機のような臨死状態を体験することになるでしょう。

しかし、食糧危機も臨死体験も、サイバー攻撃、停電、金融クラッシュも、カバールに洗脳された人々を目覚めさせるために必要なショック療法なのです。

アメリカでは、ブランソン兄弟が起こした複数の訴訟(〝合衆国憲法を守る〟という誓いを破って、2020年の選挙で不正があったかどうかを調べることを拒否した議員335人とバイデン、カマラ・ハリス、マイク・ペンスの罷免(ひめん)を要求する訴訟) に対する判決がまだ出ていないので、この裁判の行方も楽しみです!

最後に、スカイプで奥深い知識を教授してくださった副島隆彦先生と、丁寧に編集してくださった小笠原豊樹氏に、厚く御礼申し上げます。

2023年2月20日、テキサスの田舎町にて

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特別対談 西森マリー×副島隆彦

■人口に膾炙(かいしゃ)する 「カバール」 という言葉

副島 今度の本の『カバール解体大作戦』というタイトルは、たいへん素晴らしいと思います。西森さんはこの方針で、ガンガン書いて日本国民を啓蒙してください。私が対談の初めで申し上げたいのは、いま日本の女性読者たちが、西森さんの本を読んで「カバール」という言葉を平気で使い始めている事実です。

西森 それは嬉しいですね。

副島 「カバール」「ディープステイト」が今の世界を支配しているんだって、という言い方を、頭のいい女性たちが西森さんの本を読んで、刺激を受けて、使い始めています。西森さんの本に大いに励まされています。ですから、このまま頑張ってください。

西森 ありがとうございます。先生とは2年ぶりのSkype(スカイプ)対談で、今日お目にかかるのを非常に楽しみにしていました。この間、先生の日本でのご著書も何冊か読ませていただき、直接お尋ねしたい質問もたくさんあります。

副島 どうぞ何でも聞いてください。

西森 先生がご著書で最近言及される『ヒトラーは英国のスパイだった!』(ヒカルランド、2019年刊。原書 Hitler Was a British Agent, 2005)を書いたグレッグ・ハレット(Greg Hallett)が、他に How to Take Over the World : A Right Royal Con, 2007 という本を書いていて、日本語にすれば「王族の詐欺」(royal con [ロイヤル・コン])です。この本の出版のためのインタビューで、ハレットが信じられないことを言っているのです。ヴィクトリア女王には半分ロスチャイルドの血が流れている、チャーチルはじつはエドワード7世の子で、そのチャーチル精子の提供と人工授精でエリザベス女王 (2世) が生まれたと言っている。それが本当かどうかは別として、イングランドの王室というのは、そんなに美しいものではないですよね。本当に悪魔的な(セイタニック)感じで。

そこからガーター勲章をもらった日本の天皇というのは、世界の中でどういう位置づけにあるのでしょうか。ガーター勲章なんかもらっちゃって。

副島 まずグレッグ・ハレットの『ヒトラーは英国のスパイだった!』についてですが、この本の中心部分、大事な部分は真実だと思います。ヒトラー (1889‐1945) は、1912年、1913年(23、24歳)に、ロンドンの北にあるタヴィストック戦争心理研究所(サイオプ・ウォー・インスティテュート)の付属の軍事学校に間違いなく入っています。このことは歴史学者ヒトラー研究をやっている人たちが認めざるを得なくなっている。グレッグ・ハレットが書いていることは正しい。ここでヒトラーは洗脳(ブレイン・ウォッシング) されて、そしてドイツ民フォルク族(国民) の狂った指導者に育てられた。指導者が狂っていると、国民まで狂ってしまう。このことは、ものすごく重要なことです。

私が今考えているのは、恐らくウクライナの指導者のゼレンスキー (1978年生) もこのタヴィストックに連れていかれたはずなんです。2019年にポロシェンコがお払い箱にされて大統領選挙に出される前に。ゼレンスキーで行くとカバールが決めたわけです。その時タヴィストック研究所(クリニック)でサイ・オプの大きな洗脳にゼレンスキーはかかったんだと思います。2年ここに入れられていたと思います。ほぼ確実に。

次に、イギリス王家にロスチャイルド家の血が流れているということですが、どの人物のどの血が流れているか、をはっきりさせなければいけない。私は、ロスチャイルド家の全体像を描いた本 (『ロスチャイルド 200年の栄光と挫折』日本文芸社、2012年刊。改訂して『世界覇権の大きな真実 ロスチャイルド家230年の歴史から読み解く近現代史』PHP研究所、2021年刊) を書いています。そこに、いまの若い(30歳代) の当主たちのことも全部書きました。

いまの私の考えは、もうロックフェラー財閥とロスチャイルド財閥を強調したくないんです。これらの商業、金融財閥のことはもういい。1800年代後半のヴィクトリア女王 (1901年死去) の時代 (1837〜1901) には、ロスチャイルドが世界一のお金を持っていましたから、裏から操ったというのは本当だと思います。本当は誰が誰の子どもだということを言い出すとね、きりがないんですよ。

エドワード7世なんて、すらっとしてかっこいいのに、チャーチルなんてブタみたいな顔しているでしょう。本当に傍で見るとブタみたいだった。2017年の映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で、メイクを担当した辻一弘(つじかずひろ)(現在は米国に帰化して「カズ・ヒロ」) という日本人のメイクアップアーティストが高く評価されました。チャーチルを演じたゲイリー・オールドマンの演技も上手だったと評価されたけど、その特殊メイクは日本人の辻一弘が施したもので、ブタみたいなチャーチルをそっくりに再現して評判になりました。

そのブタみたいなチャーチルと、エドワード7世では顔が違う。誰が誰の子どもかとか、もう言わないほうがいいですよ。

あの「ヒトラー本」のグレッグ・ハレットたちはMI6ですからね。少し頭がおかしいです。なんでもかんでも、彼らが書くことを信じる必要はない。

ヒラリー・ロッダム・クリントンがロックフェラーの子どもとかありえません。

ただし、カナダの首相のジャスティン・トルドーが、キューバフィデル・カストロの子だというのは本当です。顔がそっくりです。だから、真実でしょう。カナダ人もみんなそう信じているそうです。首相だった父のピエール・トルドーの奥さん (母親) のマーガレットがフィデルと浮気してジャスティンが生まれた。だから、このことは日本人にも広まっている。あそこまで写真が似ているとね。

■明治以降の天皇家を作ったのはイギリス

副島 英国家情報部のMI6(エムアイシックス)の連中が書いた本は、あんまり信じ過ぎないほうがいい。むちゃくちゃなことも書きますからね。MI6内部も乱れていて、割れているんでしょう。彼らは、自分たちが世界を大きく動かしていると信じ込んでいますから。夢の世界をさ迷っているんですよ。

彼らの信仰はだいたいカソリック教徒ですね。そうすると、アメリカのカバールの連中も、イエール大学ハーヴァード大学もローマ・カソリック教会が多い。バイデンもそうです。あれ、カソリックですからね。そうすると、彼らの大きなネットワークで動いているわけです。で、頭がおかしいですからね。おかしい人たちの言うことを、いちいち真に受けていられない。確からしさにも範囲というのがありますから。

ただ、ヒトラーが若い時、英タヴィストックで洗脳されたというのは事実です。

西森 天皇家に関しては、どうですか。

副島 天皇家に関しては、私は昨年(2022年)10月に『愛子天皇待望論』(弓立社[ゆだちしゃ]刊) という本を書きました。日本国内ではまだ評価が出てこない。この本の193ページに明治の元勲(げんくん)のひとり、山縣有朋(やまがたありとも)と、昭和天皇以下の4人の男子の写真を並べて提示しました。見てもらえば分かりますが、顔がものすごく似ています。

この山縣有朋が、明治政府の初代内閣総理大臣になった伊藤博文を殺した張本人です。満州ハルビン(哈爾濱) の駅のプラットフォームで、斜め上から、山縣の銃殺隊が伊藤博文を撃ち殺した。その時、伊藤博文は、ロシア帝国ドイツ帝国とも仲良くしようとしていた。これにイギリス(大英帝国) がカチンと来た。1909年10月26日のことです。ロシアの全権大使と握手する寸前でした。朝鮮半島は日本のもの、ということははっきりしていた。日露戦争(1904、5年) で勝ったから。満州に関しては、ロシアがまだ占領していました。ここでロシア帝国大日本帝国は平和(講和)条約(ピース・トリーティ)を結んで、以後仲良くすると、伊藤博文はそういう考えでした。

伊藤博文こそは、その時まではイギリスが育てた日本最大の手先なのですよ。初代総理大臣ですから。ただ、伊藤博文は子分と徒党を作らなかった。議会で決定するのだと言った。旧大名たちと京都の貴族と台頭した優れた人物たち300人が、議会を作って、議会で決めると、まともなことを言っていた。そして、朝鮮半島を併合するな。朝鮮王国を残して穏(おだ)やかに支配する、と。日本に合併する形は取るな、と。朝鮮王族を残せと伊藤博文は言っていた。だから、山縣有朋がイギリスの命令を受けて、伊藤博文を殺したんです。とにかく、悪いのはイギリスです。アメリカよりもタチが悪い。それとヴァチカン(ローマ・カソリック教会) が最悪です。今もそう。

それで、昭和天皇以下の4兄弟の顔をじっと見てください。山縣とそっくりでしょう。秩父宮高松宮三笠宮も山縣とそっくりでしょう。

これは今の日本では言ってはいけないことになっているんです。大正天皇は幼児のときから脳膜炎 (髄膜炎[ずいまくえん]) という病気だった。病弱だった。4人の立派な男子を生むことができるのか、という、そういう公然たる大きな事実があります。

明治時代からの天皇家を作ったのは、イギリスです。アメリカではありません。アメリカ人はデモクラシー(民主政体[せいたい])で、リパブリック(共和政[せい])ですから、王国(キングダム)と君主政(モナーキー)が大嫌いです。

明治時代の始めからイギリスが日本を操った。アメリカによる支配は第2次大戦後 (1945年) からあとです。

明治天皇睦仁(むつひと)が長州の田布施(たぶせ)にいた大室寅之祐(おおむろとらのすけ)という少年にすり替えられたというのは、今では日本の保守派の人たちも、私たち日本左翼もみんな知っている。分かっている。40年前に鹿島昇という人が本に書いて明らかにしました。

そして、昭和天皇山縣有朋の子だ、は、私がはっきりと私の『愛子天皇待望論』で書いた。

これはイギリスが仕組んだことだ。スウェーデンとか、オランダとか、ベルギーとか、市民革命を一番最初にやった国々でしょう。それなのに、なんで、これらの国に今、王様がいなければいけないんだ。不思議でしょ。これもイギリスが作ったんですよ。

ヴァチカンとイギリスが一番タチが悪い。今回のウクライナ戦争でも。MI6がゼレンスキーのすぐ横にいます、70人。ゼレンスキーに今日はこれをやれ、明日はあれをやれ、と命令しているんです。

アメリカは歴史的にイギリス人に対して頭が上がりません。今も古都であるボストンの人たちがそうでしょう。ボストンの人たちは、宗教で言うと、プロテスタントの中でアングリカン・チャーチ (英国教会、聖公会[せいこうかい]) に近い人たちですからね。エピスコパリアンと言います。アメリカ海軍の連中も、一番の上のほうは今もイギリス国王に忠誠を誓っているらしいです。まあ、陸軍の連中もそうです。

タヴィストック研究所は、ロンドンの北の50キロぐらいのところですから、日本で言えば、埼玉県みたいなところにあって、ドイツのロケット「V1(ヴィワン)」「V2(ヴィトゥー)」で爆撃されなかったところです。戦後、アメリカはOSS[オウエスエス](office of strategic service 戦略情報室)というのがあったのをCIAに替えたのですが、そのときに、このタヴィストック研究所を含めて、イギリス情報がアメリカに指導しに行っている。キム・フィルビーという男が最も重要です。この男は1963年にモスクワに逃げて、モスクワで死にました。国際スパイの最大の大物です。二重スパイだった。MI6の長官になる予定だった男です。このことは、現在ではほぼすべて明らかになっています。

日本を今も操り続けている裏側はイギリスです。それと、ローマン・カソリック(ヴァチカン) です。

米CIAとヴァチカンが、世界反共(はんきょう)運動として統一教会、Moonies(ムーニーズ)をも作ったのです。

西森 それに関してお聞きしたいんですけど、私が不思議に思っているのは、本当に文鮮明が神のお告げを受けたのか、それとも、CIAの voice of God technology というのがあって、マインドコントロールのようなものですけど。それを受けたのか。

副島 その西森さんが言うCIAのヴォイス・オブ・ゴッド・テクノロジーは、MK(エムケイ)ウルトラの流れですね。ペーパー・クリップもそうです。ヒトラーやゼレンスキーのようにMKウルトラで人間の脳を洗脳したのは事実だと思います。ただ、西森さん、やっぱりね、イデア・ロゴス、すなわち、イデオロギー idea-logie のことを考えてください。イデオロギーが大事なんですよ。イデアのロゴス。ロゴスは言葉です。学問(ロギア)、そして理論(ロジックス)です。イデアプラトンが作った言葉で、観念(イデア)、思想。人類 (人間) はこのイデオロギーで動いているのであって、なんでもんでもテクノロジーや、宗教(レリジョン)の問題に移さないほうがいいんです。

統一教会(ムーニー)は反共主義だけです。アンタイ・コミュニズム反共主義で、ロシアや中国の共産主義を叩き潰すという思想で、ローマン・カソリックもアングリカン・チャーチ(英国) も今も動いています。ただ、西森さんもそうですが、この共産主義さえもディープステイトが作った、という理論を唱える人たちもいる。だから、この共産主義によって労働者階級が奴隷にされたんだと。労働者たちが解放された国が共産主義国家のはずなのに、じつはさらに上から操られている、という理論が出てくる。

だから、私が西森さんに申し上げたいのは、いまの私たちが支持しているトランプ派のQアノンの人たち。それから西森さんが、国防長官のクリストファー・ミラーはじめ、マイケル・フリン中将、エズラ・コーエン・ワトニック、カッシュ・パテル、この人たちをはじめとして、トランプ派の「連邦政府回復戦略」実行委員会のメンバーたちがたくさんいると、西森さんはこの本の68ページで書いている。私もこの考え方を支持していますし、賛成しています。

しかし。西森さん、そんなに強くないって。闘いですから、これは。カバール、ディープステイト側を甘く見ないほういいですよ。西森さんの周りにおられるテキサス州の軍人上がりの人たち(veterans) の考えを過信してはいけません。彼らは真のアメリカ人であり愛国者です。戦場で人殺しも実際にやってきて、ディープステイト=カバールとの戦闘ができる。だけれども、だからといって、ディープステイトがそんなに弱いわけないんですよ。これも分かってください。

だから、私の考えははっきりしていまして、もうすぐアメリカは国家分裂します。トランプがテキサスに移ります。テキサスを中心として「アメリカ・サウス」America South という国が出来るでしょう。

西森さん、あなたが住んでいるあたりの地下にオガララ水源 (帯水層) という大きな水瓶(みずがめ)があるんですよ。周りの人たちに聞いてみてください。

西森 オガララ帯水層(アクワファー)はテキサス州の北のほう、ニューメキシコとの州境沿いのパンハンドル(Panhandle ) と呼ばれる一帯にあって、ブッシュがパラグアイで世界最大の淡水源の近くの土地を買い占めた時に、引き合いに出されて話題になりました。テキサスでセセッション(連邦脱退、国家分裂) の話題が出ると必ずテキサスが 合衆国(ユナイテッド・ステイツ)から脱退すれば東西海岸と五大湖に面した州以外がテキサスについてきて、オガララ帯水層がネブラスカカンザスコロラド、テキサスなどをカヴァーしてる大水源なので、アメリカの中西部(ミッドウエスト)は水、穀倉地帯、牧場があるから自給自足できるという話になります。

でも、テキサスは広くて、ヒューストンとか、ダラスとか、オースティンとか、完璧にリベラル派に支配されているんです。ヒューストン、ダラス、オースティン、この3つはロサンゼルスやニューヨークと同じ感じです。

そこで、先生とベンジャミン・フルフォードさんとの前の対談本(『今、アメリカで起きている本当のこと』秀和システム、2021年)で、フルフォードさんは、北アメリカは1つになると言っていて、 この1月10日に、バイデンも、それと同じ内容の Declaration of North America(DNA) という宣言書を発表しました。北アメリカ統一宣言です。カナダとメキシコとアメリカが合体して1つの連合国になると言っているんですけど、そもそも「DNA」という略語自体がシンボルにこだわるカバールならではで、人を小馬鹿にしてますよね。北アメリカ連合国など、極左以外のアメリカ人が受け入れるはずがありません。特にテキサス人は絶対に受け入れないので、そんなことになったらテキサスは独立するでしょう。

副島 ですから、テキサスが分離、独立の動きを始めるのです。ベンジャミン・フルフォードはカナダ人です。アメリカ人ではないんですよ。カナダ人はね、女王陛下、イギリス国王が大好きなの。ついでにヴァチカンまで好きなんです。ということは、分かるでしょ。アメリカ人の気持ちが分からないんです。カナダ人というのは日本人と朝鮮人の関係と一緒です。それぐらいアメリカ人からは見下されています。そのことを私は以前、フルフォードさんにはっきり言いました。彼は一言(ひとこと)、「分かっている」と言いました。ただし、彼は英語で世界に情報発信していますし、自分も40歳まで『フォーブス』の支局長をしていましたから。西森さん、あなたと同じように、アメリカとヨーロッパで流れている公開情報は彼はだいたい知っています。私は、やや遅れながらも、自分の察知(さっち)能力で知ります。

(以下略)

(貼り付け終わり)

(終わり)