きなこのブログ

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茶番国会ボーナス18万7600円増

ふざけるな!国会議員もボーナス18万7600円増 立憲民主の「修正案」を自公、国民が葬り去る
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/331989

国会議員だけウハウハとは、また国民の怒りの炎に油を注ぐことになるのではないか──。

あれほど批判されたのに、総理大臣の報酬を年46万円もアップさせる「特別職の職員の給与に関する法律」は、14日衆院本会議で可決された。

 

法案は今後、参院に送られ、可決・成立すれば大臣の報酬も年32万円増えることになる。

 

岸田首相は「増額分は国庫に返納する」と釈明し、批判をかわそうと必死だ。

閣僚が増額分を国庫に返納するのは当然のこと。

 

見逃せないのは、なぜだか大新聞テレビは問題にしないが、この法律が成立すると、国会議員のボーナスまで自動的に増額されることだ。

岸田内閣が提出した法案には、国会議員のボーナスについては一行も記述がないが、「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」に従って、特別職の給与が改定されると、国会議員のボーナスも自動的に改定される仕組みになっているのだ。

衆議院議員課の担当者がこう言う。

「法案が成立すると、特別職の給与が増額されるので、連動して国会議員のボーナスも増額されることになります」

これまで国会議員のボーナスは、月額歳費に1.65をかけて算出されていた。

 

しかし、法案が成立すると、1.75をかけることになる。

 

その結果、ボーナスは年間18万7630円も増えるという。

 

12月8日に支給される予定だ。

 

 

閣僚と違って、国会議員は国庫に返納できないので、全額、国会議員の懐に入ることになる。

しかし、「特別職」の給与がアップされると、国会議員のボーナスまで増えるなど、ほとんどの国民は知らないのではないか。



許しがたいのは、せっかく立憲民主党が、閣僚の報酬アップはもちろん、国会議員のボーナスアップも「凍結」する修正案を提出したのに、自民、公明、国民民主の国会議員たちが、増額したボーナス欲しさに否決してしまったことだ。

国民が物価高に苦しんでいるのに、自分たちだけボーナスを増やそうとは、どういうつもりなのか。

 

身を切るどころか、国民の税金で懐を肥やそうとしているのだから、ふざけるにも程がある。

 

国民の減税はたった4万円だ。

 


立憲民主党長妻昭政調会長がこう言う。

「物価高によって、国民の実質賃金は18カ月連続のマイナスです。

 

なのに、国会議員のボーナスを増額するのはおかしいでしょう。

 

岸田首相は、来年4月には国民の給与は上がると主張しています。

 

だったら、国会議員のボーナスアップは、国民の賃金が増えた後でいいのではないか。

 

なぜ、国会議員が先取りするのか。

 

しかも、岸田内閣が提出した法案には、大阪万博の事務方トップの報酬を増額する一文も入っている。

 

この法案は、なんとしても参院で廃案にすべきです」

国会議員は報酬を国庫に返せないため、立憲民主党は、法律が成立した場合、すべての議員から増額された金額を党に集め、しかるべき所に全額寄付するという。

 


自民、公明、国民民主の議員たちは、このまま増額ボーナスを全額、懐に入れるつもりなのか。