きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

警察・検察と癒着する政治権力・大資本の側の事件と敵対する側の事件

木原事件真相解明を市民が監視
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-a8a7d3.html

1.ジャニー喜多川性暴力事件
2.市川猿之助事件
3.西武ライオンズ山川事件
4.BM・損保ジャパン事件
5.日大アメフト部違法薬物事件
6.木原事件
7.ガーシー議員事件
8.西松・陸山会事件殺人

8つの事件を列挙した。

1~6と7~8の間に巨大な海溝がある。

1~6は警察・検察と癒着する政治権力・大資本の側の事件。

7と8は政治権力と敵対する側の事件だ。

 

 

 

 

4の場合は、BMは政治権力側でないが損保ジャパンは警察・検察と癒着する側という分類になる。

株式会社西武ホールディングスには県警本部長経験者が取締役に天下りしている。

SOMPOホールディングス株式会社の場合は、元警察庁長官が顧問として天下りしている。

市川猿之助事件は死因が最重要の鍵を握る事案。

窒息死ではなく薬物中毒死とされたことがポイントだ。

しかし、専門家は死亡した市川猿之助氏の父母が服用した薬物の量では死亡することは考えられないとしている。

死因が窒息死とされていれば、事件の取り扱いは大きく変化したはずである。

BMは企業破綻に突き進む動きを示しているが、損保ジャパンに対する刑事事件としての立件の動きは鈍い。

顧客の自動車に対する器物損壊について、損保ジャパン側が把握していたのなら、損保ジャパンサイドの刑事責任も問われなければならないが、警察捜査はBMだけを対象に行われている。



日大アメフト部の違法薬物事件に関して日本大学は10月31日に、公式ホームページで「アメリカンフットボール部薬物事件対応にかかわる第三者委員会」からの調査報告書を公表した。

報告書には、

「2022年7月頃、先輩部員に誘われ、アメフト部の学生寮屋上で初めて大麻を使用した。それまでもその後も頻繁に誘われており、数回に一度は断りきれず、複数名で使用した」

「首謀者は4年生の部員であり、その他、4年生4名、3年生1名、2年生1名が大麻を使用していたことを知っている」

「(2022年)10月29日の保護者会後のヒアリング調査を契機に一旦は大麻の使用は収まっていたが、1週間ほど前から使用を再開している先輩(4年生3名)がおり、現在は305号室を中から電源コード等で施錠して、外から入れない状態にして使用している」


などの一部部員の供述などが記述されている。

アメフト部ぐるみの薬物事件であると言わざるを得ない。

しかし、これまでの日本大学の対応、警察の対応はその実態に則するものではないと言うほかない。

日大危機管理学部には警察、検察の天下り教員が多数在籍している。

こうした事実の裏側にある、ガーシー元参議院議員小沢一郎衆議院議員などに関する事案への警察・検察の対応はまったく異なる。

日本の警察・検察の歪み、前近代性を問う必要がある。

このなかで、日本国民が最大の関心を払うべき事案が「木原事件」である。

2006年4月9日夜に、木原誠二・前官房副長官の妻X子さんの元夫である安田種雄さんが死亡した事件。

警察への通報時刻は4月10日の午前3時59分。

種雄さんの父親が種雄さんに貸していたハイエースを返してもらおうと深夜に種雄さん宅を訪れて死亡している種雄さんを発見した。

本年7月20日に記者会見した種雄さんの実父は4月10日の状況について次のように語った。

「まさかそこで変わり果てた息子を見つけることになるとは思ってもいなかった。

息子は血まみれで、目を見開いたまま倒れていた。

血は天井まで飛び散っており、右太ももの2~30センチ先には細長いナイフがきちんと置かれていた。

種雄の傷は、のど元から肺にまで達していた。

自分をそんなふうに刺して、足元にナイフをきちんと置いてから死ぬなどということがありうるだろうか。」


週刊文春が報じた捜査関係者のコメントは、

「ナイフを頭上から喉元に向かって刺したと見られ、その傷は肺近くにまで達していた。死因は失血死。」

というもの。

殺人事件を自殺として封印してはならない。

必ず真相を明らかにしなければならない。

重大新事実が明らかにされる可能性が高い。

 

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