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政権交代に必要な立憲民主党の分化=分離 3 ~「悪夢の民主党政権」の意味~

「悪夢の民主党政権」本当の意味
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-5731e9.html

日本の野党には二つの類型がある。

ひとつは革新野党

55年体制で構築された自民政治を刷新する路線を取る。

もうひとつは守旧野党

政権与党に参画していないが
自民と類似する。

亜流与党(猿真似)である。


敗戦後にGHQが日本民主化を断行した。

民主化を主導したのはGHQのGS(民政局)

一気呵成(いっきかせいに日本民主化の核心を遂行した。

集大成は日本国憲法

日本国憲法は1947年5月3日に施行された。

日本国憲法施行と同時に総選挙が実施され片山哲内閣が誕生した。

片山哲社会党党首だった。

民主化日本の発足と同時に革新政権が生み出されたのである。

しかし、この1947年に米国の外交基本路線が転換した。

新たに中核に置かれたのはソ連封じ込め」

これに連動して対日占領政策が大転換した。

民主化から非民主化=反共化に舵が切られた。

GHQの主導権はGSからG2(参謀2部)に移行した。

G2は日本の革新政権を潰しに向かった。

このなかで下山事件松川事件三鷹事件国鉄三大怪事件が発生した。

すべてGHQが主導した事件であると考えられる。

共産党排撃の工作活動だった。

G2は日本の旧軍人を活用。

日本民主化は中止され、戦後民主化は「逆コース」に転じた。

その延長線上に現在がある。


1947年の総選挙が示すように、日本の革新勢力が一つにまとまれば、いつでも革新政権が誕生する。

その実例が2009年の鳩山内閣誕生だった。


米国は自民党と結託して「米国が支配する日本」を築き上げてきた。

しかし、2009年にこれを打破された。

これが日本支配者である米国と、その支配下にある自民にとっての「悪夢」なのだ。

「悪夢の民主党政権の意味はこのことである。

二度とこの過ちを繰り返してはならない。


これが彼らの基本認識だ。

そのための方策が共産党攻撃である。

共産党は怖い」というイメージを流布して、日本における革新勢力の連帯を潰す。

このことが実践されてきた。

しかし、次元は次の段階に移行している。

日本の二大政治勢力を自公と第二自公にする策略が張り巡らされている。

米国は「第三極」と称して、第二自公勢力の創設に力を注いできた。

みんなの党」、「維新」、「希望の党」、「国民民主党はすべて、この目標に沿う動きである。

 

2017年から2021年まで立憲民主党が革新勢力の旗頭になりかけたが、米国支配勢力はここにも工作の手を伸ばした。

立憲民主党を「革新野党共闘」から引きはがす工作が展開された。

2021年の衆院総選挙で立憲民主党が惨敗した理由は野党共闘を否定したことにある。

野党共闘路線に傾いたから立憲民主党が負けた」という虚偽情報が流布されているが事実に反する。

2021年10月、枝野幸男氏が野党共闘を否定したために立憲民主党は惨敗したのである。

ところが、その後の立憲民主党代表には野党共闘路線をより強く否定する泉健太氏が就任し、2022年参院選でさらに大惨敗を喫した。

その延長線上に今回の立憲民主党代表選があるが、立候補者が泉健太氏、枝野幸男氏、野田佳彦氏ではお話にならない。

2012年に民主党を完全破壊したのが野田佳彦氏である。

野田佳彦氏を浮上させたのもメディアだ。

メディア情報誘導でA級戦犯野田佳彦氏を再浮上させている。

その背景に、日本政治を自公と第二自公の二大政治勢力体制に移行させようとするCIAの目標が存在する。

 

 

 

世論調査での人気は高いのに…石破茂氏が自民党総裁選で負け続けている本当の理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359647

《毎年、ノーベル賞候補の最有力として挙げられながら逃す人みたいな…》

SNS上でこんな声が出ているのが9月12日告示、27日投開票の自民党総裁選に自身5度目となる出馬を表明した石破茂元幹事長(67)だ。

毎日新聞が24~25日の両日に実施した全国世論調査によると、次期総裁として最も多かったのは石破氏(29%)だったという。

 

ANNの世論調査でも石破氏を支持する回答が27%と最多で、毎日新聞の結果と同様に以下、小泉進次郎環境相(43)、高市早苗経済安全保障担当相(63)と続く。

過去の総裁選をみると、石破氏は全国の党員・党友による地方票を多く集めるものの、国会議員票で他候補に及ばず。

 

今回の総裁選は派閥解消で候補者が乱立し、国会議員票をまとめるのは難しいとされるが、世論と国会議員の評価はなぜ分かれるのか。

政治評論家の田崎史郎氏(74)は26日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、「石破さんが議員から嫌われる理由はなんですか?」という視聴者の質問に対し、「厳しい質問」と言い、続けて

「正しいことを言うのが政治家ではなく、正しいことをやるのが政治家。

(略)ある意味妥協しないといけないが、石破さんは理想を追求しているということ」

などと回答していた。

 


■正しいことをやる政治家は自民党では支持されない?

これに対し、SNS上では早速、

《正しいことをやる政治家は自民党では支持されないという驚き》

《国家、国民のために理想を追うのが政治家。しかし、自民では違うということだな》

といった声が飛び交っていたが、改めて過去の総裁選を振り返ると、石破氏の発言は自民党の国会議員からことごとく総スカンを食らっている。

故・安倍晋三元首相が3選を目指して臨んだ2018年の総裁選では、石破氏は「正直で公正、謙虚で丁寧」という極めて当たり前のキャッチフレーに掲げていたが、これが森友、加計問題で批判が殺到していた安倍氏に対する「あてこすり」といった皮肉交じりの声が上がり、苦杯をなめる結果に。

今回も、派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を念頭に、「ルールを守る政治、ルールを守る党を確立する」と、これまた真っ当な発言をしたのだが、旧安倍派議員らはカンカンになっているといい、ネット上ではこんな意見が出ている。

《ルールを守らない。黒を白に覆せる人がボスにふさわしいという自民党。反社だな(笑)》
《ルール無用だとウエルカムで、ルールを守るとなぜか退場させられる「チーム自民党」》

石破氏が総裁選で落選し続けているのは、「犯罪行為は絶対禁止」と叫ぶ組員がヤクザ組織の組長になれないのと同じ理屈かも…。
 

 

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