コロナはすでに終わっている
https://tanakanews.com/211220corona.htm
新型コロナウイルスの流行はすでに実質的に終わっているのでないか。
マスコミを軽信している人々は「そんなわけない。妄想するな」と言うだろう。
新株のオミクロンの流行が広がり、今から2-3週間後ぐらいには、重症感染者で病院がいっぱいになる、そんな「予測」を権威筋が流している。
米バイデンとかは「今冬は、ワクチン接種を拒否している奴らが重症化してどんどん死ぬ『死の冬』(winter of death)だ」と放言した。
私から見たら、この手の予測の方が妄想、というより悪質な詐欺だ。
軽信的な人々は何度でも騙される。
オミクロンは「風邪以下」の、とても弱い症状しか引き起こさない病気だ。
11月末、世界で最初にオミクロン感染が確認された南アフリカでは、1か月たった現在、感染者(陽性者)の1.7%しか入院していない。
陽性者の多くが、ほとんど発症していない。
前のデルタ変異種のときは陽性者の19%が入院した。
南アフリカはワクチン接種率が23%と低い。
最近のコロナは非接種者より既接種者の方が多く発症する傾向みたい(接種すれば重症化しにくいという、以前権威筋が言っていたことは間違いっぽい)なので、接種率が高い欧米の方が、南アより、オミクロンの入院者が少し高くなるかもしれない(笑)。
それでも2-3週間後に(偽)陽性者の2-3%とかしか入院しないだろう。
コロナはみんなが恐れている病気なので、それっぽい症状が出て陽性になったらみんな入院したがる。
以前の風邪やインフルで決して入院しなかった人々も、コロナだと恐れて何とか入院させてもらおうとする。
それでも入院率がこんなに低い。
(偽)陽性者のほとんどが、無症状もしくはごく軽症なのだ。
政府がオミクロン騒動を誇張したがっている英国では、オミクロンの死者が7人になったと発表された。
政府が騒動を誇張したい状態であることから考えて、この7人の多く(もしくは全員)が、他の死因をコロナだと意図的に誤診断した結果だろう。
死因をごまかしてコロナ死者数を誇張するのは、欧米の以前からの得意技だ。
英国ではこれまでに4万人近くがオミクロンの(偽)陽性になったが、その中で、死者はうんと誇張しても7人。
オミクロンでは、ほとんど誰も死んでいない。
コロナウイルス一般やインフルエンザなどの感染症は、最初の発祥から感染が拡大して時間がたつほど、感染力が強いが病気の重篤性が低い変異種に変わっていく。
新型コロナでも、アルファ、デルタ、オミクロンの3つの変異種が喧伝されてきた。
アルファとデルタは、それ以前の種に比べて1.5倍ずつ感染力が強い。
オミクロンは、デルタより70倍感染力が強いと言われている。
変異して感染力が強くなるほど、重篤性が下がる。
しかし、重篤性の方は誇張されているので本当のところがわからない。
WHOも各国の当局や権威筋も、コロナの脅威をできるだけ大きく、長く見せたいので、新たに出てくる変異種が、以前のものより感染力と重篤性の両方が強いかのように見せたがる。
しかし、そんなことは実際になく、ウソである。
ウイルスが変異すると重篤性が下がることは常識なので、あまり具体的なウソを言うとばれてしまう。
そのため、新たな変異種の重篤性が以前のものより高いことは、曖昧な仮説的な論文みたいなもので出され、それをマスコミが無責任に喧伝し、軽信的な人々が信じて恐れる。
感染力の方は事実かもしれない。
重篤性の方は不透明だ。
新たな変異種の感染力が1.5倍強いなら、重篤性は1.5分の1に弱くなるのか。
反比例するものかどうかわからない。
だが、常識的に考えてそれに近いとしたら、感染力が70倍強まったら、重篤性は30-100分の1ぐらいになるのでないか。
オミクロンになって、コロナの病気としての重篤性が格段に下がったと考えるのが自然だ。
これでコロナは終わった感じだ。
ほとんど誰も入院していなくても、コロナ病棟は外部者が入れないので、欧米各国の当局は、オミクロンで病院が満員に近いというウソを言い続け、厳しい都市閉鎖やワクチン強要などの超愚策をやり続けることができる。
しかし、何だかウソっぽいなと気づく人が増え、超愚策への反対運動も強まる。
先週末、独ハンブルグなど欧州各地でコロナ独裁への反対デモが行われ、全欧で合計100万人以上がデモしたらしい。
コロ独やコロ帝は、確立される前に崩壊し始めている。
コロナが終わった今ごろになって「いやいやコロナは最初から大した病気じゃなかったですよ」という話が権威筋から出てきている。
米スタンフォード大学の研究者(John P.A. Ioannidis)が、新型コロナの初期からの世界の50の統計調査を集めて調べたところ、70歳未満の人々のコロナでの致死率を世界的に平均すると0.05%(10万人あたり50人)で、この数字はこれまでの毎年のインフルエンザでの致死率と同程度であることがわかった。
コロナの致死率は当初、10万人あたり1000人以上だと騒がれ、知名度を上げたい権威筋のお医者様とか科学ジャーナリストらがあちこちで「コロナはインフル程度だと言ってる奴は大間違いだ」と誇張して騒いだが、それらの方が詐欺的な間違いだった。
医者や言論人の中には「人間の屑」がかなり混じっている。
「屑」ほど権威や尊敬を集めたがる。
コロナを誇張すると権威がもらえる(誇張しないと権威を奪われる)ので、医学界や学術会や言論界の「屑=権威筋=専門家」たちがこぞって群がり、コロ独を礼賛してきた。
NYタイムスのコラムニスト(David Leonhardt)は先月近、11月までの1年間の米国での0-4歳のコロナでの入院率が10万人あたり72.4で、この数字はこれまでの毎年のインフルエンザの入院率よりやや低いことを指摘し「幸いなことに、コロナは(最初から)乳幼児にとっては毎年のインフルエンザの弱いやつみたいなものだった」とツイートした。
ちょうどFDAやCDCが子供へのワクチン接種を奨励している最中だ。
子供は生来の自然免疫が強いので感染・発症しにくい。
今から子供にコロナワクチンを摂取するのは完全に間違いだ。
コロナの重篤性が急減し、ほとんど誰も重症化しなくなっている。
オミクロンは、既存の風邪よりさらに重症化しない感じだ。
風邪以下になったのだから、ワクチンなど必要ない。
すでに書いたように、そもそもコロナは最初からインフルエンザと同じぐらいの重篤性の病気だったことが、今になってわかっている。
多くの人は、コロナのウイルスが喉に付着しても発症しないどころか感染もしない。
コロナは基本的に自然免疫で乗り越える病気だ。
年寄りや持病持ちなど免疫が弱い人だけが発症するが、タイミングよくイベルメクチンなどを投与する対症療法で悪化を防げば治せる。
全人類にワクチンを接種して乗り越えるような病気では、全くない。
とくに欧米日で使われているmRNAワクチンはひどい副反応が出るので、免疫が低い老人などに接種すると死亡してしまい逆効果だ。
91歳の老衰で、入院していた私の父親も今年7月にワクチン接種後に死亡したが、当時の有料記事に書いたとおり、死因は誤嚥性肺炎になっている。
私の知人の祖母も。
他の死因で死んだ人がコロナと書かれ、コロナワクチンで死んだ人が他の死因になっている。
なかなかの人道犯罪だ。
年寄りや持病持ちに接種すべきでないし、それ以外の人々は自然免疫で乗り越えられるので接種不要だ。
副作用の一つである心筋症だけで、かなりの人が死んでいる。
繰り返しの接種によって生来の自然免疫が損傷する懸念も大きい。
コロナワクチンは百害あって一利なしだ。
すでにワクチンを接種してその後も元気な人は、ワクチンの害悪を乗り越えたのでとりあえずは大丈夫だ。
しかし安心はできない。
コロナは自然免疫で乗り越える病気なので、ワクチン接種で特定免疫が作られても数か月で消えてしまう。
だから3度目、4度目の追加接種が必要になる。
英国では今後導入されるワクチン旅券が、3回目の接種をした人だけに交付される。
欧米の人々は、半年や1年ごとに接種し続けることを今後もずっと強要される。
コロナはオミクロンとともに終わっているのに、だ。
欧米ではまだまだ人道犯罪が続けられる。
北京大学(Min Liu教授ら)が、これまで世界で発表された95のコロナ調査(3000万人分)を集めて調べたところ、検査の陽性者の40.5%が無症状だった。
これまでの研究では「無症状は2割前後」とされていたが、実はその2倍だった。
新型コロナはもともと風邪やインフルエンザ並みの重篤性であり、風邪やインフルは、家族の一人が重症になっても残りの家族は全く発症せず、といったことがよくある。
免疫が強い人々は、気道にウイルスが付着しても体内侵入(つまり感染)しないし、体内侵入されても自覚的な発症が起きない。
発症してもごく軽症で終わる。
コロナは、風邪やインフルと同様、無症状や不感染が多い。
気道にウイルスが付着していて、それをぬぐってPCR検査したら陽性になる。
PCRなどの検査は多くの場合、何らかの発症をした人が受けにくる。
もしくは濃厚接触者だ。
過剰増幅による偽陽性以外の無症状・不感染の陽性者は、濃厚接触者が多いのかもしれない。
無症状・不感染の人は、他人に感染させることもほとんど(まったく)ない。
無症状でも他人に感染させるので全員がマスクしろ、と言っている人々は間違っている。
新型コロナは病気として終わっても政治劇としては終わっておらず、欧米を中心にひどい話がまだまだ続く。
それはすでに書いたし、今後も書くが、それはそれ。
今回気になるのは、歪曲や誇張がない形での新型コロナは、結局のところどんな病気だったのか、ということだ。
マスコミや専門家はあてにならないので、私なりに考えてみる。
新型コロナ以前の感染症が歪曲誇張されていない(歪曲されていたとしても新型コロナより歪曲が軽度)という前提で、新型コロナが従来の感染症と比べてどうだったのかをみてみる。
まず、同じコロナウイルスの感染症として、2002-03年に流行ったSARSと、2012-15年に流行ったMERSがある。
いずれも新型コロナと同様、多種のウイルスを保有したまま生きている動物であるコウモリから哺乳類(SARSと新型コロナは猫類など、MERSはラクダ)を経て人間に感染した。
新型コロナは武漢ウイルス研究所からの漏洩が疑われるが、武漢研究所はコウモリ由来のウイルスを哺乳類に感染させる実験をしていた。
3つのウイルスは経路が似ているが、SARSとMERSは病気としての重篤性が高く、感染者の3-5割が死亡した。
その代わり、SARSとMERSは重症化した人からしか他人に感染せず、主な感染拡大が入院先の病院内で起きた。
発症者を早期に発見して隔離入院させることで、SARSとMERSは騒動になってから数カ月内に封じ込められた。
中東には今もMERSに感染しているラクダがいる可能性があり、ときどき感染発症して隔離される人がいる。
SARSに感染している野生猫もまだ中国にいるかもしれない。
新型コロナは病気としての重篤性がSARSやMERSよりはるかに低く、従来のふつうの風邪(主にコロナウイルス)やインフルエンザ(インフルエンザウイルス)に近い。
SARSやMERSは感染性が低い(重症化しないと感染しない)が、新型コロナは軽症でも感染するので感染性が高く、この点も風邪やインフルに近い。
SARSやMERSと同じ重篤性で、新型コロナと同じ感染性のウイルスが出現したら人類は滅びるが、有史以来、そのようなウイルスはない(だから人類はいる)。
新型コロナはSARSの後継のように言われたので大騒ぎになったが、実はそうでなく毎年の風邪に近い。
コロナは風邪の一種だ。
感染性が高い風邪やインフルは「封じ込め」が効かない。
WHOは初期の段階で「水ぎわ作戦」を提唱していたが、それは(意図的な)間違いだった観がある。
インフルにはワクチンがあるが、インフルは頻繁に変異するのでワクチンは現実的でない。
製薬会社を儲けさせて終わる。
インフルより重篤性が低い風邪は、自然免疫で乗り越える病気なのでワクチンが作れない。
新型コロナはインフルより風邪に近く、ワクチンは無理矢理作った製品だ。
近現代に入って人類は、何度か強いインフルエンザの流行を経験している。
1918年のスペイン風邪、1957年のアジア風邪、1968年の香港風邪などだ。
いずれもワクチンはなく、発祥から12-18か月後に、集団免疫の形成もしくは変異による重篤性の低下によって流行が終わっている。
新型コロナは、確定的な終焉の変異であるオミクロンの発生までに24か月かかっている。
やや長すぎる。
コロナはオミクロンの出現より前に人知れず終焉していた可能性がある。
「ワクチン接種がむしろ流行を長引かせたんだ」という見方があるが、まだ明確な根拠が出されていない。
米国で、コロナのワクチン接種を受け入れなかった共同体として、人口34万人のドイツ系キリスト教徒のアーミッシュがいる。
彼らは「病気にかかるのは神の意思かもしれない」と考え、ワクチンで病気を止める試みに消極的だ。
2.5万人のアーミッシュが住むインディアナ州北部で、ワクチン接種したアーミッシュは20人だけだった。
アーミッシュはPCR検査もしないので感染状況はわからないが(そもそもPCR検査は偽陽性満載でインチキだし)、彼らの共同体にある病院では、今年3月ごろ以降、新型コロナの症状がある来院者がいなくなったので、その時期に集団免疫に達したのでないかと推測されている。
今年3月は、新型コロナが米国で広がり出した2020年2月から13か月後だ。
歴史的な各種インフルの終了までの長さと大体同じだ。
コロナは今年の春に静かに終わっていたのかもしれない。
もちろん、コロナは病気として終わっただけであり、政治的にはまだまだ続く。
英国政府の担当閣僚が「変異株に効くワクチンができるまで、あと18か月ぐらいかかるので、それまでコロナは終わらない」と「宣言」した。
ずっと言ってろ、自滅しちまえ、という感じだ。