きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

「サイコロジカル・オペレイション」で踊る日本 1ー2 ~巨大な悪は自ら正義を装う~

 

10.日本は、ウクラナイと同じ、回廊国家(コリドア・ネイション)、廊下のような国だ。

 

世界地図上の両側にある帝国から踏み荒らされる。

 

日本は、両側のふたつの帝国(エンパイア)に挟(はさ)まれて、健気(けなげ)に生きる、「風の中のナウシカ」国(宮崎駿=はやお=原作)なのである。

 

ウクライナポーランドと少しも違わない。
 

両方の帝国(大国、列強、Powers パウアズ)の間で、板挟(いたばさ)みになりながら、必死で生き延びなければいけない、中間にある国なのである。  

私、副島隆彦が、営々とこの30年間、唱えて来た、「世界は、帝国-属国 の関係で出来ている。」

人類史(世界史)の5千年間を貫(つらぬ)く大きな真実であり、これは自然法則(ナチュラル・ラー natural law ) だ。

 

人類史(世界史)は、常に大きな国、覇権国と、その周囲にある属国群(ぞっこくぐん。従属国たち。トリビュータリー・ステイト tributary states  朝貢国=ちょうこうこく、藩国=はんこく=、プロテクタラート protectorate 保護国 )から出来ている。

ウクライナは、同じRusi ルーシ、ロシア人のこと、であるロシア人の一種なのだ。

 

だから、ロシア帝国の周辺国として、ロシアの影響下に入る中立国ニュートラル・ステイト)であるべきなのだ。


それを、ディープステイト the Deep State の西側が、米政府とNATOの決定として、NATOの東方拡大をやめない」(2022年1月26日、の声明)と、ロシアのプーチンに突きつけた。

これが、おそらく最後通牒(さいごつうちょう。 ultimatum アルティメイタム)になった。

 

プーチンとしては、

「自分が、これほどに2004年からずっと、ウクライナにまで、手を出すな、と西側に言い続けたのに、やっぱり無視する気か 」

「これほどに国境のすぐそばで、軍事演習をやって圧力をかけても、それでも西側は戦争を望むのか」

と 本気で怒った。

 

だから丁度その一か月後の2月24日の開戦になった。

 

この他にもっともっと複雑な、両者の交渉がこの8年間ずっ続いていた。

「それでも、始めに手を出した方が悪い」「ケンカの成敗(せいばい)の原則」に従って、今や、世界中でプーチンが悪者だ、ということになった。

このことを言うと(書くと)、反共右翼の反(はん)ロシアの人間たちは

まるで強盗に入られた方が悪いという理屈だ

強姦された女(ウクライナ)の方が悪いというのか

と、大きな真実を分かっているくせに、鼻で嗤(わら)うように、こう言うことになっている。

11. だから、日本は中立国として、上手に注意深く生きなければいけない。

 

一方の帝国(エンパイア)にだけ従属して、ベッタリくっ付いて、言いなりになってはいけない。

 

日本は、今から77年前の敗戦の後、占領されて今もずっとアメリカ帝国の家来、子分、属国(ぞっこく)である。

 

今では、誰でも知っている理屈だ。

 

この世界規模での「帝国―属国 理論」は、私、副島隆彦が、30年間、唱えてきた理論だ。

大きな戦争(ラージ・ウォー large war 、世界大戦) になりそうな時は、「日本は、どちらの勢力にも加担しません。どちらとも穏やかな関係を続けます。日本は、戦争だけはしません。平和憲法があります。戦争はしません。日本は中立です。」と、言い続けることが真に賢い態度だ。

 

だから、今の平和憲法を改正してはならない。

 

守らなければいけない。

 

そして、「アジア人どうし戦わず(戦争だけはしてはならない)」だ。 

 


非核三原則(ひかくさんげんそく)を堅持し続けて、「核兵器を作らない、持たない、持ち込ませない」だ。

 

そうしないと、日本は、今のウクライナ同じような目に遭わされる。


このことを今回、日本人は、皆で肌に沁みて、本能で感じ取ったはずなのだ。

ゼレンスキーのような凶悪犯罪者を頭の置かれて、「いざという時の軍備の備えが必要だ。だから憲法を改正すべきだ」「私たちは、真の愛国者だ、民族主義者だ」と、やられたら日本にも危機が訪れる。

 

憲法改正を唱えている安倍晋三派や日本維新の会 の 裏側は、恐ろしい政治宗教団体が資金源の勢力である。

 

彼らは、日本のゼレンスキーとなって、私たちの日本を大きな危険に晒(さら)す。 

12.ウクライナ人が、まるで、全員が、反(はん)ロシアの強固な信念の愛国者で、命を掛けて戦う者たちのように、メディアの連中は描く

 

そうではない。

 

ウクライナには、ロシア人たちが、人口(国民)の4割いる。

 

キエフにも、ハリコフ(ここはロシア系の住民の方が多い)も、スムイも、4割はロシア人だ。東部のドネツク、ルハンクスの(ドンバス地方)2州は、ロシア人が7割以上だ。

 

だから、自治国として独立したあと、ロシアに併合された(2月21日)。

 

住民がそれを望んだ。

首都キエフに住む4割のロシア人たちは、「自分はウクライナ人だ」と自己申告する人たちの他に、所得税と住民税を10%余計に払って生きてきた。

 

彼らは、2014年に打倒された、穏やかだったヤヌコーヴィッチ政権を支持して懸命に生きていた。
 

この事実を西側メディア(その垂れ流しの日本のテレビ)は書かない。

 

このロシア系のウクライナ人たちは、さっさとキエフを脱出している。

 

おそらく田舎の自分の親戚の家に疎開(そかい)している。


このロシア人ウクライナ国民は、国外にも避難してロシアや、ポーランドにも移っている。

 

ある程度お金が有って、頼る親戚が外国にいる人たちだ。

 

だから今キエフ(Kiev ウクライナ語でキーフ)に残っている人たちは、「もう私は歳だからどこにも行きたくない」という人たちと、地下壕(防空壕)や地下鉄のフォームにいる、貧しい人たちと、それから、「ロシア人と死ぬ気で戦う」という人たちだ。 

プーチンは、避難していた女性と子供、赤ちゃんを爆撃で殺した」というが、あれらの病院や学校や教会の建物の地下を、ネオナチの凶悪な者たちが拠点にしていて、女子供を「人間の盾」 human-shield 「ヒューマン・シールド」 にしているのだ。

 

ロシア軍は、軍事施設以外の建物をミサイルで狙って爆撃している。

 

普通の高層アパートを爆撃するときは、そこで、戦闘が行われているからだ。

 

その建物に狙撃兵(スナイパー)が潜んでいるからだ。

 

 

 

13.首都キエフはもう陥落しない。

 

ロシア軍はこれ以上攻めることが出来ない、ということなりつつある。

 

キエフの中心部は、穏やかで、スーパーも開いていて遠くでロシア軍の空襲の爆撃の音が聞こえるだけで、平穏に過ぎているという。

 

ロシア系国民が4割もいる。

 

それでも、ウクライナ人は「 国家主権( sovereignty ソヴリーンティ)を守って、ロシアと戦う」というのだ。

これでは国家、国論がまとまるわけがない。

 

人口の4割もいるロシア系国民の意思を無視して

「自分たちは、誇り高い、キエフ・ルーシだ。真っ白い肌の純潔のウクライナ人だ。モンゴルの支配の300年間の間に、すっかりモンゴル人と混ざっているモスクワ・ルーシとは違うのだ」

「あのプーチンの顔を見ろ。モンゴル人と混ざっている」

と、いくら言い張っても、そんなことでは国内がまとまる訳がないのだ。

 

ここのところを、日本人は、誰も教わらないから、だから、まるで、ウクライナ人は、全員でロシアと戦っている」みたいなウソになる。 

バルト海に面した小国のバルト3国( 人口はそれぞれ600万人ぐらい。「エ、ラ、リ」 と覚える。エストニアラトビアリトアニア)も強い反ロシアの政権が出来ている。

 

西側同盟に入っっていて、NATOにも加盟している国だ。 

 

ハンザ同盟の頃からの海の商業活動によって移住していったドイツ系の血が混じっている人たちだ。

 

だが、このバルト3国にもロシア人の国民が5割ぐらいいる。

それなにの、ソビエト時代にひどい目に遭った。たくさんの人が殺された」を理由にして、「ソビエト崩壊」が始まった1991年にさっさと独立した。

 

そして西側同盟(the West ザ・ウエスト、あるいは、the Western alliance ザ・ウエスターン・アライアンス)に守ってもらっている。

それでも、それでも 国民の半分はロシア人なのだ。

 

ロシア語を話して生きている。

 

この事実を小さなこととして無視して、バルト3国の問題を語るのは根本的に間違っている。

 

ロシアの周辺国は、ロシアの影響下にあるのだから、少なくともNATO(ヨーロッパの軍事同盟)に入らないで、アメリカさまに守って欲しい」などと考えるべきではないのだ。

中立国であるべきなのだ。

 

私、副島隆彦のこの言い切り、断定に対して何か、反論したい有識者は堂々と言うべきだ。

 

貴方たちはあまりに、反(はん)ロシア、反(はん)中国の、政治イデオロギーが優先している。

 

自分たちの、その脳(思考)の作り方がおかし。

14.同じく、台湾人も、「台湾独立」などと言い出して、中国を本気で怒らせない方がいい。

 

台湾人は「南閔人(なんみんじん。門構えの中が、虫)」と言って、福建省(ふっけんしょう)の南側の中国人だ。

 

古代中国では、越(えつ)の国と言った。

 

呉越同舟(ごえつどうしゅう)」という4字成句がある、あの「越(えつ)の人」だ。

 

「呉(ご)の国」は、今の上海( 寧波、ねいは、ニンホーも入る)辺りであり(浙江省を含む)、日本に移り住んで多くの「呉服(ごふく)町」を作った。

 

今の日本人は、着物(和服)を日本古来のもののように思っているが、本当は、呉服で中国から来たのだ。

ベトナム国は、越南(えつなん。ビエットナーン)と書く。

 

つまり、越(福建省)の国の南側にある国、という意味で、もともと越の国からきた人間たちで、越南人の国、という意味だ。

 

だからベトナム人も中国人と大きく混ざっている。

 

ベトナムは、阮朝(ぐえんちょう)という王国が長く続いて、支配階級の人間の多くは、阮(ぐえん)という姓である。

 

国父のホーチミンでさえも、本名はグエン(阮)・・・だ。 

この13世紀ぐらいから台湾に移り住んだ、南閔(なんみんじん)=福建省の人々が、今は「私たちは、台湾人(タイワニーズ、Taiwanees )だー。絶対に中国人ではない」と、いくらいきり立って、見たって、それは通用しない。

台湾には、多数派のこの南閔人(福建人)が5割で本省人

 

その他に、蒋介石と共に逃げて来た、国民党を支持する中国人が3割、外省人(がいしょうじん)と言う。

 

それから、華僑(かきょう、オーヴァーシーズ・チャイニーズ Overseas Chinese 。福州や泉州、温州、厦門(アモイ)の出身)と、原住民の山岳民族(日本統治時代にに、高砂族=たかさごぞく=と総称したが、30ぐらいの部族)がいる。 

そして、今は、皆、北京官話(マンダリーン。普通語 プートンホワ)をしゃべっている。

 

だから台湾人は中国人なのだ。

 

だから、どうせあと5年で、デモクラシーを導入した中国と、平和的に統一して台湾省になるのだ。

「台湾に、中国軍が攻めてくる―」 「その時、日本は 助けにゆくのか」などと、あんまり、バカなことを言うな。

 

日本のバカ右翼ども。

 

台湾は中国の一部なのだ。

 

この考えを、日本のメディアや専門家は絶対に言おうとしないし、日本国民に教えようとしない。

1971年の10月25日に、台湾(国府と名乗った)は、国際連合の総会で、正式に追放処分になった。

 

その代わりに中国(北京政府)が入った。

 

そしてそのまま5大常任理事国のひとつになった。

台湾は、「この日に国連を脱退して、自分から出ていったのだ」と強がりを言っている。

 

こういう事実を日本国内では、知識人や新聞記者が誰も説明しない。

 

おかしな国だ。

 

だから中国と憎々(にくにく)しげに交渉するアメリカも、まず冒頭で、この「ひとつの中国をアメリカは支持している」と、ぼっと1行言うことになっている。

 

だが、この「1つの中国」が、アメリカは台湾を国家(独立国)とは認めない。中国の一部だ」という、当たり前のことを今は言おうとしない。

 

日本の新聞、テレビも全くこの大きな事実を説明しない。

日本の反(はん)中国の右翼言論は、テレビ、新聞を支配しているから、このことを言わない。

 

それで、「中国が、台湾に武力侵攻する。尖閣諸島も攻め取る気だ」と、喚(わめ)き散らす。 

 

ビッグブラザーが抜擢した、役者あがり何とでも芸が出来る悪党のゼレンスキーと全く同じ体質だ。

 

 

15.何とかボグダン という ウクライナ人の国家情報部員の男がいる。

 

長いこと日本にいて、ウクライナ・ネオナチの 日本への工作員だ。

 

日本会議笹川財団とずっと付き合っていた。

 

このボグダンが、まるで普通のウクライナ人のふりをして、キエフからインタヴュー番組の中継のようにしている。

キエフの中心街では何も起きていません。遠くの方で爆撃の音が聞こえます」というようなことを、ずっとしゃべっている。

 

日本のどこのテレビ局か私は確認していない。

 

この男は、強固な信念のネオナチで、8年前どころか、2004年のオレンジ革命というネオコン(今は、ムーニーMoonie )戦略で、ウクライナをロシアから奪い取る計画に忠実に従って、日本への工作員として送られてきた男だ。

こういう狂信的な、政治イデオロギー100%の 男を見るとゾッとする。

 

ボグダンは、必ず、ウクライナがロシアのものになると、次は、バルト3国を取りに行きます。そして、どんどん。それから日本にもロシアは攻めてくるでしょう」という。

 

この理屈を信念にしている。

 

昔あった、ベトナム戦争の時に盛んに言われた「ドミノ(倒し)理論」そのものだ。
 
ボグダンと比べると日本人の外事(がいじ)警察官(日本CIA)とか、外務省の情報部員など本当に、かわいいものだ、思う。

 

日本の国家情報部員も、安田純平(やすだじゅうぺい)や後藤健二(ごとうけんじ。ISに捕まって首を斬られた)のような者たちが、独立ジャーナリストのふりをして、キエフにいる。

 

安田純平は、70億円、日本政府が裏から払って、シリアから解放された。

 

後藤健二の奥さんは、外務省のキャリアでJICA(ジャイカ)の幹部だ。
 

日本人は、彼らのことを「勇気のある戦場ジャーナリストだ」と思い込む。

 

今時(いまどき)キエフにいる日本人は、ほとんど、どころか、すべて日本政府の特務機関(とくむきかん)の鉄砲玉(てっぽうだま)なのだと、はっきり、自分の脳で知った方がいい。

 

甘ちゃんたちの幼児の正義漢で、「私は、正しい人間だ」を無前提の基準にしている、その自分の、足りない脳を自覚すべきだ。

16. 日本政府は、西側同盟の一員として、ロシア政府への経済制裁(けいざいせいさい)に加担した。

 

その中身は、ロシア産の天然資源の貿易の禁止と、金融取引を封鎖する、ロシア政府の金融資産の凍結( freeze フリーズ)、差し押さえ(seizure シージャー )どころか、アメリカの係官の言いなりになって、没収(ぼっしゅう。forfeiture フォーフィチュアー)までした。
  

この措置(国家行為)は、「敵性国の資産の公的収用」だから、これは、もう、戦争行為なのだ。

 

ここまでやった。

 

これにプーチンが怒った。

 

だから「もう北方領土の返還交渉と、平和条約の締結の話は、無しだ」と通告してきた。
 

岸田首相は、これに対して色を成して、「ロシアの決定に抗議する」と答弁した。

 

自分の方がケンカを売ったのに「抗議する」だと。

 

日本外務省岸田政権の官邸のやり方の稚拙さに怒ったようだ。

 

日ロの関係は、外交交渉としてこれからも続く。

日本は、ロシアを一方的に悪者にして、ロシアへの制裁に、西側G7 の主要国として、あまり知恵の働かないやり方で協賛(きょうさん)したから、ロシアを怒らせた。

17.インドのモディは、もっと重厚に動いた。

 

インドは、ロシアへの制裁に加わらなかった。

 

サウジアラビアUAEアラブ首長国連邦)も加わらなかった。

 

バイデンとの電話会談も、サウジとUAEは拒否した(3月8日。WSJ)。 

 

 

岸田は、3月21日に、インドに行った。

 

本当はアメリカの命令で「行ってインドを取り込んで来い」と言われたからだ。

 

「5兆円の経済援助をインドに新たに出すから」と、ロシアへの経済制裁に同調せよ、と。

 

 

しかしインドのモディは、お金だけ、ごっつあんです、で貰って、あとは知らん顔だ。

 

日本なんか、その程度の使い走りしかできない。

ブラジルもメキシコも対ロシア制裁に加わらない。

 

今や新興大国(もうすぐ人口3億人)のインドネシアのジョコ・ウイドド大統領も、大国の風格を付けて来た。

 

ロシア制裁に反対である。

 

それに比べて、日本の、アメリカへに屈従の姿は、哀れを催(もよお)す。

 

いよいよ国際社会での評価が低くなる。

18.私はつくづく思う。

 

巨大な悪は、自(みずか)ら正義を装う。

 

そして、正義の慈悲を、世界民衆に垂れ流す(洗脳する)。 

 

今のアメリカとイギリス を支配しているディープステイトたちは、巨大な悪だ。

 

すぐに彼らに洗脳されて、あいつらの手に乗せられる者たちを、懸命に地道に説得(パースウエイド)することを、私は続ける。

 

それが、自分の運命であり、自分が受けた天命(てんめい)だから。

19.ウクライナ戦争は、始めの1か月は、私が6本目で書いた通り、プーチンは、ディープステイトの策略に嵌められて、おびき出されて、開戦(ウクライナ侵攻)をして、まんまと罠にはまった」 である。 

ロシア軍は、互いの軍事通信を、暗号化することもしないで、戦車を戦争に、一直線で、突っ込んでいった。

 

そして周到に待ち構えていた、ウクライナ軍の 待ち伏せ攻撃(ambush  アンブッシュ)に遭って、多大の被害、損害を出した。

 

6本目で書いたが、ロシア兵は、1.5万人ぐらい死者と2万人の負傷者を出したようだ。

 

戦車と戦闘車両を、もうそらく800台ぐらい撃破された。

戦闘機と武装ヘリも合計で800機ぐらいを、地対空ミサイルBuk 「ブーク」と 「S-300」に撃墜されたおようだ。 

 

ウクラナイナ軍は、その3倍ぐらいを爆撃で殺されている。

 

それでも、ウクライナ軍の士気は高く(ハイ・モラル)、死ぬまで戦う、ということのようだ。 

 

どうして、ここまでの狂信 を彼らの脳に、植え込むことが出来たか。

ウクライナネオナチの思想(ステパーン・バンデラ主義 と ドミトロ・ヤロシの思想)は、相当に奥の深い、カルト教団に根差している。

 

 

今度の戦争が終わったら、このヨーロッパに蔓延(はびこ)る、ネオナチの思想の研究が、始めるだろう。

 

それを簡単に分類すれば、東アジアでは、岸信介と孫の安倍晋三が体現する統一教会(Moonie 文鮮明=ぶんせんめい)主義)の思想になる。 ローマ教会CIAが作った思想だ。



ヨーロッパの軍人たちの組織では、WACL(ワックル) と言って、「世界反共(はんきょう)同盟」 、World Anti-Communism League 「ワールド・アンタイ・コミュニスト・リーグ」の思想だ。

 

今のNATOの事務総長(マネージング・ダイレクター)のイエンス・ストルテンベルグたちの思想だ。 

 

NATOの本部に来ている各国の気合の入った反共右翼の軍人たち。

ストルテンベルグが、2月24日に、ロシア軍の侵攻(進撃)が始まった直後にも、NATO軍をウクラナイナに派遣することはない」と発表したことも、今から考えたら、ロシア軍を、さらに泥沼の戦争( quagmire war カーグマイア・ウォー)に引きづり込むための、煽(あお)りの手口だったのだ。

去年の12月7日に、バイデンが、プーチンとの電話会談で、アメリカ軍をウクライナに派遣(投入)する気はない」と、言ったのも、これも、プーチンを、誘い出し、おびき出す策略だったのだ。 

 

アメリカ軍の高官が、はっきりと、「ロシア軍を迎え撃つ、ウクライナ側の準備は完全に出来ている」と言っている証拠が有る。

この プーチンを罠に掛けよ」の戦略を一番、上から指揮しているのは、ジェイク・サリバンである。

 

トニー・ブリンケン国務長官(この男には、長期戦略はない)よりも、悪人である、ジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官(National Security adviser )だ。

 

この男は、 「蛇(スネイク)のようなジェイク」アメリカ政界で呼ばれている。

 

 ” Snaky Jake ” 「スネイキー・サリバン」である。

 

 

この男の悪辣さについてはまた書く。

イギリスの軍のトップの参謀総長が、「ロシア軍は負ける」(2月〇日)という発言と、アメリカのCIA長官をしたデイヴィッド・ペトレイアス(大将あがり)も、「ロシア軍はウクライナで敗北する」論を展開していた(〇月〇日)。

日本の自衛隊の幹部たちが、ウクライナ軍に行って、同じように、米軍に軍事教官たちの訓練を、この8年間、受けていた。

 

対戦車ロケットの使い方と、地対空ミサイルの操作、そして、逃がし方、隠し方だ。 

 

その自衛隊幹部たちの名前も明らかになっている。

この自衛隊幹部たちから、「ロシア軍は、アメリカが作った術策に落ちる。わずか19万人のロシア軍の兵力では、ウクライナを制圧できない」という重要なコトバだった。

20.ロシア軍の戦車隊の相互の連絡、無線通信文が、すべて、アメリカ軍経由で精密に、ウクライナ軍に漏れていた。

 

それで、ロシアの戦車たちが、主要各都市の入り口で、待ち伏せされて撃破されている。 

「ロシア軍は、サイバー戦争におけるクラウド に敗れた」 と言われている。

 

部隊間の連絡も、通信暗号を掛けていなかったらしい。

 

ロシア兵たちが使っていたスマホは、スウエーデンとリトアニアエストニアのOSが入っていた。

 

エリクソン製の半導体で、マザーボード(基盤)はラトビア製だという。

 

これらのスマホにはバックドアが付いていて、ロシア軍の動きは、すべて読まれていた、ということだ。

袋の中のネズミ、か、飛んで火に入る夏の虫だったということだ。

 

さらにはヒューミントで、ロシア政府の情報部の高官たちの中に、スパイが入っていたらしい。

 

FSB(連邦保安庁アメリカのFBIに相当)の高官たちは、防諜(ぼうちょう。カウンター・インテリジェンス)の仕事もする。

 

敵のスパイの潜り込みを摘発して撃退する任務だ。 

 

彼らの一部が逮捕されて調べられているらしい。

アメリカ国内で、トランプ派が、どんなに正義の勢力であっても、

2020年末の大統領選挙で、

ディープステイトの巨大な不正選挙(8千万票の郵便投票と、得票の遠隔操作によるドミニオン・ソフトを使った改ざんと、投票用紙のすり替え)によって、

敗北したのと同じことだ。

 

このあと、トランプ勢力が、どんなに頑張って、インターネットのSNSの言論空間を確保しようとしても、例えば、GAAFA(=Big Tech )の一角の アマゾンが持っている、世界最大級の通信インフラである、AWS(エイ・ダヴリュ・サーヴィス)の次元で、トランプ派のSNSの通信手段は、破壊された。 

 

あれと同じことだ。

太平洋戦争(第2次大戦の一部)の時も、日本海軍の動きは、すべてアメリカ軍に筒抜けだった。

 

だから日本の連合艦隊と輸送船団の動きは、事前に動きが敵に分かられていたので、南太平洋の各地で、撃滅された。

 

日本海軍が、無線の暗号信号として使っていた紫暗号(むらさきあんごう。パープル・コード Purple Code )は、アメリカ軍に解読されていた。

だから戦争に勝ちようがなかった。

 

暗号通信が解読されていることに、大本営(だいほんえい)も、海軍軍令部と連合艦隊も、そのうち気づくのだが、それに対して対応する、ということが出来なかった。

 

日本海軍の最上層部が、アメリカのスパイ(裏切り者、agent )によって乗っ取られていた。

 

真に恐ろしいことである。

 

米内光正海軍大臣、井上せいび次官、山本五十六連合艦隊司令長官の3人だ。

 

その下の、南雲忠一も、栗田・・も副田・・・も、全部おかしい。

 

そして外務大臣重光葵(しげみつまもる)が、始めからアメリカと繋がっていたワルだ。

 

日本は初めから仕組まれて戦争をさせられたのだ。

 

そして敗戦した。