きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

NATO参戦で「世界大戦」が近づいてきた

温存されていたNATOの訓練を受た部隊が投入され、NATO軍とロシア軍の戦争へ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209120000/

アメリカの軍や情報機関はさまざまな形でウクライナ軍を支援してきたが、そのひとつが情報。​

 

ウクライナ軍の情報機関で副長官を務めるバディム・スキビツキーは8月の段階で西側から衛星写真も受け取っているほか、情報収集活動しているロシアのスパイを排除するために米英は追跡しているとしていた​が、ドンバス(ドネツクやルガンスク)への反撃を前に、​そうした情報の提供が強化されている​という。

2月24日にロシア軍はウクライナの航空基地やアメリカ軍の生物兵器研究開発施設を攻撃しはじめ、ドンバスを占領していたキエフ政権の親衛隊は壊滅状態になり、ウクライナの軍や親衛隊は大きなダメージを受けて軍事訓練が不十分な新兵を使わざるをえない状態になっていると言われていた。

しかし、アメリ海兵隊の元情報将校でUNSCOM(国連大量破壊兵器廃棄特別委員会)の主任査察官を務めたスコット・リッターによると、ロシア軍が軍事作戦を遂行中、相当数の兵士をNATOは訓練、最新兵器を扱えるようにしていたが、その部隊は温存していた。

 

その部隊に兵器や情報を提供するだけでなく、NATOが作戦を指揮する態勢を整えていたという。

親衛隊の中核を形成していたネオ・ナチは2014年2月のクーデターより前からNATOの訓練を受けていた。

 

より大規模な訓練を行なっていた可能性がある。

 

温存されていた部隊がここにきて投入されているようだ。

NATOソ連が消滅した直後から旧ソ連圏での活動を活発化させている。

 

昨年11月からバレリー・ザルジニー軍最高司令官の顧問を務めているドミトロ・ヤロシュネオ・ナチの幹部で、「三叉戟」を中心に「右派セクター」を編成した人物。

 

 

 

ドロボビチ教育大学の学生だった時に知り合ったワシル・イワニシン教授がOUN-B人脈のひとりだったことからネオ・ナチ人脈に組み込まれた。

KUN(ウクライナナショナリスト会議)の指導者グループに属していたイワニシンが2007年に死亡するとヤロシュが後継者になり、同時にNATOの秘密部隊ネットワークに参加したと言われている。

 

その当時、アメリカのNATO大使を務めていた人物がクーデターを指揮することになるビクトリア・ヌランドだ。



NATOの秘密部隊ネットワークもジェドバラ(本ブログでは繰り返し説明してきた組織なので、今回は説明を割愛する)の流れで、中枢にはイギリスやアメリカの情報機関が存在、シティやウォール街を拠点とする巨大資本の利権に反する存在を破壊してきた。

 

1960年代から80年代にかけ、極左を装って爆弾テロを繰り返したイタリアのグラディオは特に有名だ。

 

このネットワークがチリで1973年9月11日に軍事クーデター指揮したオーグスト・ピノチェトにつながっていることも知られている。

リッターの情報が正しいなら、ウクライナでの戦闘はNATO対ロシアという様相が強まるだろう。

 

イギリスの首相に就任したリズ・トラスやドイツのアンナレーナ・ベアボック外相は有権者の意思を無視してロシアとの戦争に突き進む姿勢を明確にしている。

 

 

このふたりを操っている勢力はNATOも操っている。

2014年のクーデター後、アメリカ/NATO内務省に親衛隊を組織するだけでなく​CIAやFBIの専門家数十名を顧問として送り込み​、​傭兵会社「アカデミ(旧社名はブラックウォーター)」の戦闘員約400名もウクライナ東部の作戦に参加​した。

 

​2015年からCIAはウクライナ軍の特殊部隊をアメリカの南部で訓練し始めた​とも伝えられている。

2月以降、ウクライナではアメリカ陸軍のデルタ・フォース(第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊)、イギリス陸軍のSAS(特殊空挺部隊)、さらにポーランドの正規軍やシリアのアル・タンフにあるアメリカ軍の基地で訓練を受けたダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国などとも表記)の兵士が戦闘に参加しているようだ。

 

NATOは世界中から傭兵を集めてくるつもりだろう。

勿論、アメリカ/NATOのこうした動きをロシアは熟知していたはずだ。

 

ロシア軍はウクライナ南部でオデッサを視野に入れた作戦を展開しているが、それに対し、アメリカ/NATOはドンバスの北部、クプヤンシクやイジュムを攻撃している。

 

オデッサ攻略にブレーキをかけるつもりかもしれない。

この地域におけるロシア/ドンバス軍の戦力が弱いことはアメリカ/NATOだけでなくロシア側もわかっていたはず。

 

この地域への攻撃が始まった直後、事前に攻撃を知っていたロシア/ドンバス軍は無駄な損害を避けるために撤退したと伝えられていた。

 

それが正しいなら、進撃の速さを説明できる。

 

近日中に新しい動きが出てくる可能性がある。

 

 


ハリコフでNATOキエフ軍はロシア/ドンバス軍のトラップにかかった可能性
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202209150000/

キエフウォロディミル・ゼレンスキー政権が送り込んだ部隊がウクライナ北東部のハリコフ州を制圧、傭兵が住民を銃撃しているほか、教師が拘束されたと伝えられている。

 

戦闘の状況も少しずつ明らかになってきた。

アメリ海兵隊の元情報将校でUNSCOM(国連大量破壊兵器廃棄特別委員会)の主任査察官を務めたスコット・リッター​によると、ロシア軍が軍事作戦を遂行中、相当数の兵士がNATO加盟国で軍事訓練を受け、最新兵器を扱えるように訓練されている。

 

 

軍事情報は以前から提供していたが、そのランクが上げられ、NATOが作戦の指揮をとり始めたようだ。

 

訓練した部隊をNATOは温存していたが、ハリコフへの攻撃にはイギリスで訓練を受けていた部隊が投入された可能性がある。

その一方、ロシア/ドンバス(ドネツクやルガンスク)側の情報も流れてきた。

 

ハリコフ周辺にいたのはドンバス軍だけで、ロシア軍は配置されていなかったようだ。

 

そのドンバス軍もキエフ側の攻撃が始まると(あるいは始まる前)迅速に撤退、損害は軽微だったという。​

 

この地域はステップ(大草原)なため、隠れることが困難​であり、ロシア軍によるミサイル、砲撃、航空兵力による攻撃などでキエフ軍は大きな損害を出していると言われている。

 

 

キエフ軍は現地で教師を拘束し、傭兵は市民を銃撃しているが、都市部に入って住民を人質に取るという戦術が難しいようだ。

リッターが指摘しているように、アメリカ/NATOは自らが戦闘に参加せざるをえない状況になっているようで、アメリカ/NATO軍 対 ロシア/ドンバス軍という構図が鮮明になりつつある。

 

つまり「世界大戦」が近づいてきた。

 

 

 

イギリスのリズ・トラス首相やドイツのアンナレーナ・ベアボック外相のような欧米の好戦派はロシア軍を敗北させるためにいかなる犠牲も厭わない覚悟が必要だと考えている。

 

ジョー・バイデン政権が誕生した直後に彼らは「ルビコン」を渡ったのだ。

 

彼らは核戦争を実行する可能性もある。
 

ロシア軍がウクライナで軍事作戦を始めた2月24日以降、ゼレンスキー政権はロシア人に銃口をむけない人びとを摘発してきた。​

 

3月5日にはロシアと交渉しているチームのひとり、デニス・キリーエフがキエフの路上で治安機関SBU(ウクライナ保安庁)の隊員に射殺され、3月7日にはゴストメルのユーリ・プライリプコ市長の死体が発見されているほか、11名の市長が行方不明だとも言われている​。

 

 

4月21日にはウクライナの南部にある​ミコライフ州のビタリー・キム知事が「ウクライナ24テレビ」の番組で「全ての裏切り者を処刑する」と語った​。

 

 

処刑部隊を編成、すでに作戦を遂行しているともいう。

 

キムにとって「裏切り者」とはゼレンスキーの政策、つまりジョー・バイデン政権のようなアメリカやイギリスの好戦派同意しない人びとだという。

 

SBUはゼレンスキー政権の政策に従わない人びとを拘束しているが、APによると​その数はウクライナ北東部にあるハリコフだけで400名近くに達した​。

 

 

ウクライナではこうした国賊狩り」が展開される一方、野党や政府のプロパガンダ機関以外のメディアの活動が禁止されている。

 

プロパガンダの「本尊」はアメリカの私的権力で、日本もその影響下にある。

 

 


ウクライナの戦乱や2014年2月にアメリカのバラク・オバマ政権がネオ・ナチを使ったクーデターでビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒したところから始まる。

 

クーデターはキエフで実行され、成功したのだが、ヤヌコビッチの支持基盤で、住民の多くがロシア語を話し、ロシア文化圏にある東部や南部で反クーデターの抵抗が始まったのだ。

 

オバマ政権の副大統領がジョー・バイデン現大統領にほかならない。

クーデター後、ネオ・ナチ体制に反発した軍人、あるいはSBUやベルクト(警官隊)の隊員の一部がドンバス軍へ合流したと言われ、戦力はドンバス軍の方が上だと言われた。

そこでアメリカ/NATOは新体制の内務省内に親衛隊を組織するだけでなく​CIAやFBIの専門家数十名を顧問として送り込み​、​傭兵会社「アカデミ(旧社名はブラックウォーター)」の戦闘員約400名もウクライナ東部に派遣されて作戦に参加​した。​

 

 

2015年からCIAはウクライナ軍の特殊部隊をアメリカの南部で訓練し始めた​とも伝えられている。

 

 

今年2月以降、ウクライナでは

アメリカ陸軍のデルタ・フォース(第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊)、

イギリス陸軍のSAS(特殊空挺部隊)、

さらにポーランド軍

シリアのアル・タンフにあるアメリカ軍の基地で訓練を受けたダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国などとも表記)の兵士が戦闘に参加していると伝えられている。

ロシアはこうした動きを熟知しているはずで、新戦力を叩くためにハリコフでトラップをかけた可能性がある。