きなこのブログ

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消費税増税と「インボイス制度」でフリーランス・中小企業 即死 12 ~配達業務個人事業主クビ~

 

真面目に働く宅配ドライバーの雇用を不安定にし、インボイス増税に追いやる 〜 このままだと、2023年までに物流は3割以上ストップする
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=351937

8月8日、しんぶん赤旗の記事で、ヤマト運輸が「クロネコDM便」の配達業務を委託してきた個人事業主クロネコメイト)との契約を、来年1月31日付で一斉に打ち切る方針だと報じました。

 

 

また10月からは「ネコポス」サービスも順次終了するとのことです。

 

クロネコDM便とネコポスの業務委託をしている個人事業主は全国で約3万人だそうです。

 

記事には「黙って7ヶ月後にクビになれという話ですか。」「そうです。」とのやりとりがありました。

 

ヤマトグループ日本郵政グループは業務の移管を合意し、ヤマト運輸が荷物を預かり、日本郵便の配達網で届けることになるそうです。

 

日本の主要な物流を支える人たちが、こんなにも簡単にクビになることに恐れを感じます。
 

宅配ドライバーのほとんどの方が個人事業主フリーランスだそうです。

 

軽貨物ユニオンによると、売り上げからガソリン代、保険代、駐車場代、修理代などの経費を引くと所得は年間約200万円、これに10月からのインボイスが始まると、緩和措置の3年間は10万円の増税、その後は25万円の増税になるそうです。

 

25万円の増税は、半月タダ働きに相当するそうです。

 

契約更新を条件にインボイスを強制されているようです。

 

 

 

森永卓郎先生の動画5:35あたりから

(政府の進めてきた)自由な働き方改革のゴールはどこにあるかというと、いつでもクビにできる社会にしましょ、ということ。」

「岸田総理はそれをゴールまで持って行こうとしていると私は思いますよ。」

「同じ仕事をしていて正規と非正規では時給が2倍違う国は私ひとっつも知らないです、日本以外。」
 

不安定な環境に置かれ、インボイスという増税で廃業にまで追いやられる個人事業主の、その象徴のようなドライバーさん達です。

 

このままだと、2023年までに物流は3割以上ストップすると言われています。
 

企業にとっても、個人事業主にとってもデメリットしかないインボイス制度」を協力してやめさせることが、国民にとって一番の解決策ではないですか。

 

まだ潰せる。