きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

放射能汚染水海洋放出を強行する岸田政権 2 ~「"風評被害"(ファクト)対策費800億円」~

 

日本の汚染水海洋放出に対して、水産物全面禁輸した中国をテレ朝、朝日新聞がトンチンカンな非難 / 外務省、野党の態度いろいろ
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=352947

日本国内外の切実な声を無視して、24日、日本政府はALPS汚染水を海洋放出しました。

 

中国は予告通り日本産の水産物全面禁輸を発表しました。

 

 

 

 

それに対するテレビ朝日朝日新聞の対応はいかにも政府の「"風評被害"対策費800億円」を感じさせるものです。

 

 

 

 

テレ朝は、中国外交部の報道官に対して「世界中のほとんどの国は放射能汚染水の海洋放出に反対していないのに、なぜ中国は日本とIAEAの結論を信用しないのか」と、卒倒しそうな嘘に基づく質問をぶつけていました。

 

中国だけでなく多くの国々は海洋放出への深刻な懸念と批判をしており、その理由として安全性が確認できるデータを日本政府と東電、IAEAから明示されていないからでした。

 

 

 

IAEAの調査報告書が錦の御旗に用いられているが

IAEAは海洋投棄するとされる処理後汚染水のトリチウム濃度が

「国際的な安全基準に合致している」

としただけのこと。

「タンクに貯蔵されている水の7割近くに、トリチウム以外の放射性核種が排出濃度基準を上回って残存している」

「海洋放出を実施した場合、放出を開始してからも増え続ける汚染水と放射性物質の総量が今後どこまで膨れ上がるのかが明らかにされていない」

調査報告書は、海洋放出の方針を「推奨するものでも承認するものでもない」と記載しており、IAEAが海洋投棄を推奨しているかのような説明は事実に反する。

岸田首相は福島を訪問したが、地元の漁業関係者と面談していない。

地元の漁業関係者が「理解できない」と述べれば海洋投棄できなくなることを恐れての行動であったと見られる。

「関係者の理解なしに、いかなる処分も行わない」

と確約してきたなかで、関係者の理解を得ずに海洋投棄を強行することは明らかに「信義則」に反する。】

 

 

そこをすっ飛ばして中国批判するテレ朝日本政府が恥ずかしすぎる。

 

東電発表のALPS処理水出口データはなぜか見られなくなっているようですが、烏賀陽弘道氏がバッチリ保存されていました。

東電発表の最新ALPS処理水出口データです。?
見れなくなった?

そりゃ慌てて閉鎖したんじゃないですか?

それぐらい当然やるでしょう。
とっくにダウンロードして保存してありますから、どうぞ。

セシウムストロンチウムなど残存してます。

DLされます。
https://t.co/g6gj7QKVqw

烏賀陽 弘道 (@hirougaya) August 24, 2023  
 

テレ朝、チェックしたまえ。

 

 

しかしこうした日本メディアの非常識に輪をかけて「あたおか頭がおかしい)な外務省。

 

 

「最初の一滴の放出が始まったこの日から、最後の一滴の放出が終わる日まで、その責務を果たしてまいります。」とケッタイな自己陶酔のツイートをしています。

 

 

迷惑な。

 

立憲民主党の党首は「中国による日本の水産物を全面禁輸。このような措置は全く不当で間違っている。中国には撤回を求める。」と、事実関係が見えていないトンチンカンぶり。

 

 

 

もっとすごいのが維新「いよいよ処理水放出が始まりました。(中略)美味しい福島の魚をみんなで食べよう!」というツイートでした。

 

 

 

異次元の政治センス。

 

 

唯一、れいわ新選組の声明は理解できる日本語でした。

 

 

"海洋放出に至るプロセスは漁業関係者を裏切っている"、

 

"海外の国々、多くの海洋研究機関の反対声明がある"

 

こと、

 

"ALPS処理したはずの水が放射能汚染されたままで、測定もごまかしている"

 

ことなどを指摘した上で、今後の日本が行うべき対応を示していました。


・反対意見も含めた国内外の専門家によるオープンな議論と代替案の検討
・国会に汚染水問題に特化した特別委員会を設置し
 意志決定に必要な全てのデータ・資料を公開すること
・本当の意味で関係者の参画を保証するため各地での住民投票の実施

 

 


 

 

 

橋下徹ホリエモン高橋洋一太田光など、著しい偏りを持った人物の論評が連日のように掲載される。