きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

所詮立憲民主と国民民主は同じ穴のムジナ 2

維新と国民が隠れ自公勢力を宣言
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-08716f.html

風前のともしびの岸田内閣が存続する理由は何か。

野党の弱さだ。

政権に対峙する野党勢力が結束して倒閣に向かえば岸田内閣は終わる。

総選挙に突入すれば政権交代が実現する。

しかし、野党は結束して政権に対峙していない。

補正予算案に維新国民民主が賛成した。

「隠れ与党」であることを宣言したと言える。

国民民主ガソリン税のトリガー条項発動を求めて補正予算案に賛成

 

 

 

岸田首相がトリガー条項発動を確約したならまだ理解可能。

しかし、岸田首相はトリガー条項発動を「検討する」としか答弁してない。

岸田首相の「検討する」は何を意味するのか。

岸田首相は「検討使」と呼ばれてきた人物。

「検討使」は「検討する」ことが真骨頂。

「検討する」が売りだから「実行はしない」と考えられる。

 


「トリガー条項での協議」は補正予算案への賛成の「言い訳」であって、内実は単に「政権にすり寄りたい」ということ。



維新は関西・大阪万博が難礁に乗り上げている。

費用がかさみ、国民に巨大な追加負担を求めている。


万博を象徴するのが「リング」

 

 

関西・大阪万博自体が最恐ホラーと化している。

 

 

政府の財政支援がなければ万博は立ちゆかない。

そこで維新も政権にすり寄る。

この状況では政権刷新など夢のまた夢。



野党第一党立憲民主党はどうか。

代表の泉健太氏は11月4日の法政大学講演で、

「5年で政権交代を考えている。」

発言。

「前回(2021年)の総選挙で僕らが150議席をとっていれば、次は当然政権交代と言いたい。

もう一回再生していくには手順が必要。

そういう意味で5年。

次の総選挙でしっかりと基盤を築いて、ホップ、ステップで(政権を)とれる。

そういうものを目指している。」


と述べた。

 

 

この体たらくでは、政権交代など夢のまた夢である。

ホップステップどころか、ゆろよろ・ふらふら・ご臨終になる。



だから岸田相首がのんびり政権運営にいそしめる。

 

 


無所属候補が野党全体の支援を受ければ選挙には勝てる。



高知・徳島参院補選ではこのことが立証された。

岸田内閣不支持率は記録的高さを誇る。

 

 

国民の政権批判は暴風と化している。

しかし、野党の一部が「隠れ与党」化して政権と対峙する気魄を欠く。

立憲民主党は2021年総選挙で主権者支持を一気に失った。

その後も凋落の坂を転げ落ちている。

立憲民主党比例代表選挙絶対得票率(全有権者数に対する得票の比率)は、

2021年10月衆院総選挙 11.2%
2022年7月参院通常選挙  6.4%

と激減傾向をひた走る。

立憲民主党凋落の原因は明確だ。

2021年10月総選挙で枝野幸男代表が、

「「野党共闘」というのは皆さんがいつもおっしゃっていますが、私の方からは使っていません。
あくまでも国民民主党さんと2党間で連合さんを含めて政策協定を結び、一体となって選挙を戦う」


と述べて野党共闘を否定した。

 


後任の泉健太氏はこの路線を強化して勝共の連合にすり寄った。

これが野党をダメにした主因である。

勝共の連合を含めて「隠れ与党」勢力を一掃するのが野党再建の最重要方策になる。

野党の装いをこらしながら自民とつながりたい「ゆ党」勢力を排除して真の野党共闘を確立すること。

これが日本政治刷新の基本戦略になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

【立憲は逢坂誠二を党代表にすべきだったが、この人が代表になると壺連合が許さないでしょうね】