きなこのブログ

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与野党馴れ合い京都市長選 ~求められる立憲に代わる強力な野党~

 

京都市長選挙】ファシズムに道を開く自・公・立・国の結託
https://tanakaryusaku.jp/2024/02/00030248

 

相手候補に当確が出て、福山氏は敗戦の挨拶のため支持者の前に現れた。=4日23時16分、京都市下京区 撮影:田中龍作=

弁護士の福山和人氏(共産支援)と元官房副長官の松井こうじ氏(自・公・立・国推薦)による事実上の一騎打ちとなった京都市長選挙は4日、投開票が行われ、松井氏が逃げ切った。

松井氏が組織力と資金力で圧倒的に優位であることは分かっていたが、最終盤になってマスコミの出口調査で競り合っているということを聞き、居ても立ってもいられなくなった。

死にたくなるような重税を国民に課しておきながら、自民党の国会議員であれば、何億円でも脱税できる。

 

その自民党を支えているのが公・立・国だ。

日本政治の宿痾ともいえる自・公・立・国京都市民が倒そうとしている。

 

今、ここで一矢報いなければ、我々国民は永遠に奴隷だ。
 

左から自民、公明、立憲の京都府連トップ。松井氏の当選が決まりニンマリと。=4日23時56分、京都市中京区 撮影:田中龍作=

 

 

京都まで遠征し投票所で有権者の話を聞いた。

 

案の定だった。
 
候補者が当選して市長となったら、どちらを向いて政治をするかが手に取るように分かるような選挙だ。

 

大企業を向くのか、市民を向くのか。

医療費は高い。

 

敬老乗車証は値上げされる・・・

 

福祉はバッサバッサと削る一方で市役所の増改築などハコモノには湯水のごとく予算を使う。

人口145万人の大都市京都を支配しているのは典型的な大企業優先政治だ。

自他ともに認める庶民派の福山氏は「市の予算の1%があれば、子供の医療費を18歳まで無償化できる。高齢乗車証の値上げ見直しができる」と訴えた。

ハコモノよりくらしを再生させることが京都の活性化につながるとする考えだ。

福山氏は町の弁護士としてお年寄りや若者の血のにじむような悲鳴を直接聞いてきた。

 

選挙期間中は辻説法を重ねた。

 

行く先々で福山氏を囲む輪ができた。

 

涙をぬぐう福山氏の支持者。=4日23時24分、 京都市下京区 撮影:田中龍作=

一方の松井氏は大企業回りに力を入れた。

 

ある有権者は街で松井氏を見かけたことがあまりないと話す。

松井氏は大企業と巨大宗教組織からなる自公立国が全面バックアップしている。

2児の母である左京区の主婦は「(現在の門川市政は)子どもの方を向いていないのを肌で感じる。子育て政策が掲げられていても手間がかかる。遅い。頼れない」

東山区の主婦は京都市庁舎建設を決め豪華茶室を作った門川市政に不信感を露わにする。

 

そのうえで「松井にマンマ受け継がれる」と警戒感さえ示す。

自・公・立・国の結託は大政翼賛会にも等しい。

 

市民の生活は蔑ろにされファシズムに道を開く。

~終わり~



野党第一党が連合に頼る限り庶民は救われない
https://tanakaryusaku.jp/2024/02/00030254

 

当選確実となり立憲の京都府連トップに頭を下げる松井氏。自公と立憲の蜜月関係を示す光景だ。=4日夜、京都市中京区 撮影:田中龍作=

立憲(当時民進党)の候補者の選挙事務所を訪ねた時のことだ。

 

歯に衣着せぬ発言で知られる男性議員である。

「この事務所は誰に紹介してもらったのですか?」と田中が聞いた。

立憲の候補者はにべもなく「連合です」と答えるのだった。

こんな例もある。

 

厳しい追及では天下一の女性議員は、厳しかった選挙戦を振り返って「連合はありがたい」と力を込めた。

大接戦ともなればチラシ配りやポスティングが明暗を分ける。

 

それをやってくれるのが連合と言うのだ。

連合は大企業の単産労組の集まりである。

 

芳野友子会長はミシンメーカーのJUKI出身だ。

輸出産業は「戻し税」なる奇態な制度により消費税が上がれば上がるほど儲かる仕組みになっている。

 

 

十倉経団連会長が「消費税から逃げてはいけない」として「消費税増税を主張するのは、彼らにとっては当然の論理なのだ。

大企業と利益を同じくする労働組合・連合が消費税増税反対するわけがない。

 

2012年の総選挙東京12区で連合東京は公明党の候補を支援した。今や裏金で時の人となった萩生田経産相(当時)の姿も。=2021年、東京・赤羽 撮影:田中龍作=



先の通常国会で武器輸出に手を貸す「防衛生産基盤強化法案」立憲が賛成に回ったことは記憶に新しい。

低収入労働者の生き血を啜るインボイスについて芳野会長は「完全な実施が必要だ」とも述べている。

経団連と連合が表裏一体であることは改めて言うまでもない。

「連合がいなかったら選挙もできない」と言われる(実際その通りだが)立憲が自民党政治と変わりないのは当然なのだ。

京都市長選挙で立憲はありのままの姿を見せてくれた。

野党第一党が連合のお世話になっている限り、庶民が救われることはない。

 

求められているのは立憲に代わりうる強力な野党だ。

~終わり~

 

 

 

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