26日の、ニューヨークの株価の暴落を受けて、東京市場でも大きな下落が起きた。
ニューヨークの株価の崩れは、週明けの30日にも続くだろう。
26日のニューヨーク・ダウ平均株価は、450ドルの下げを起こし、終値では311ドルの下げだった。
1万3000ドルを割ってゆくだろう。
史上最高値の14000ドルを付けたのが、7月の20日ぐらいだったろうから、あれが、本当の史上最高値となるだろう。
遂に、ドル暴落、米国債暴落の時代に突入した。
本格的に崩れてゆくのは、来年2008年であろう。
それが世界金融恐慌の始まりである。
第二次世界大戦後、63年目であるから、「コンドラチェフの波」の理論を使って、人類の歴史は、60年から70年のサイクルで動く。
世界覇権サイクルは、その倍の120年で動いてゆく。
『金融統制体制の始まり。
日本に迫り来る「アメリカ発の世界大恐慌」
それは2005年を皮切りとする数年何に起きる。』
それが、来年の2008年に、いよいよ起こりそうだ。
中国が、アメリカの株式と米国債を売り崩すだろう。
日本はアメリカに支配され、国民の金融資産を奪い取られ、いじめられる一方であるが、それでも、世界に対して、地道に、優れた工業製品(民生品、兵器ではない)を作って売ってきた。
と言う点で、何も悪いことをしていないし、世界の平和のために尽くしてきた。
だから、日本国民は、貧乏に耐えながら、健気に生きてきた、と言えるのだ。
こういう国民には、天罰は落ちない。
日本国民は、頭上で吹き荒れる、世界の嵐を耐え抜くことが出来る。