2008年9月以降、アメリカのドルが国際通貨として認められなくなった。
2012年には世界の仕組みがすべて変わる。
これからアメリカが本当の痛みと苦しみを味わう損失は、4000兆円である。
どうしてもアメリカは、この4000兆円分の不良債権を、何があっても自己責任で処理しなければならない。
不良債権の総額は、ピーク時(2007年8月)に8京円である。
8京円とは8000兆円の10倍です。
だからこの8京円の5%(割引現在価格)の、4000兆円をアメリカは地獄の苦しみを味わいながら処理している。
その処理の手口は、「後手、後手に回っていて」見苦しい。
アメリカ帝国は遂にゼロ金利に本当に突入した。
その処理に最低でもアメリカは5年はかかる。
だから3年後の2012年にどん底がくる。
この時アメリカは世界覇権を自己責任で奪われる。
帝国の破綻が起きる。
日本の1992年のバブル崩壊で積み上がった不良債権は15年かけて最終的に200兆円を処理することで解決した。
バブル崩壊で消えた資産総額は2000兆円から3000兆円といわれる。
その1割の200兆円を日本国民の痛みとして償却した。
オバマ政権はやがて失敗して、退陣する運命にある。
それは2年後(2011年)。
そして次にヒラリーが残りの任期をやった後、ヒラリー政権ができ、4年間やる。
それで、「ヒラリー・ファシズム」という緊急金融統制統制体制を敷く。
資産家や企業経営者は厳しく財産管理されるようになる。
日本も世界もアメリカからの追い打ちを受けて、同様の緊急金融統制体制に追い込まれる。
オバマと違い、ヒラリーなら強引に強権発動型の統制をするだろう。
ヒラリーは惨酷な女である。
ロックフェラーの言うことは何でも聞く。
【あれほどオバマと“ドロ試合”をやったヒラリーがなぜ国務長官になったのか、おかしいと思わなければならないし、驚かなければいけない。】
2009年2月16日、ヒラリーは来日した。
この2日間の来日の目的は、日本からの資金強奪です。
日本からさらに60兆円を奪い取るという仕事である。
まずは定額給付金の2兆円をヒラリーの手腕で巻き上げられた。
これは、米海兵隊が沖縄からグアムに移転する費用分である。
麻生と中川(2月14日、ローマで薬を盛られ失脚させられた)は抵抗したが結局は持っていかれた。
アメリカはまだ日本に対して強圧的な上からの管理と、アメリカへの資金流出を続けさせている。
アメリカは日本政府に毎月1.8兆円分の米国債を買うように、日本は強要されている。
年間で21.6兆円である。
これだけ毎年アメリカに貢物をしている。
だから国内に向ける分の資金がないのである。
日本がアメリカに貢がされた米国債は現在750兆円。
この分の200兆円を売れば、国内の失業問題、医療問題は解決し、自殺者もいなくなるだろう。
それだけでなく世界で毎年3万人の餓死する人たちも救えます。
しかし、それを言うとアメリカは怒る。
「米国債を売りたい」と言った政治指導者は、橋本龍太郎も加藤紘一もヒドイ目にあった。
だから他は恐れて公言しない。
失脚させられる。
今、その矢先に立っているのは小沢一郎である。
それだけの国力を日本は持っているが、しかしアメリカはお金を返さないだろうし、返す気など全くない。
今年後半は再び1ドル80円台に戻るだろう。
来年は70円台になり、60円台まで落ちる。
そこでオバマは来年か再来年にドルの切り下げをやって、半値になることを許容し、1ドル30円台になるだろう。
そして、オバマはドル切り下げのあと辞任し、その後ヒラリーに取って代わる。
日本が保有する750兆円の米国債は紙屑になる。
アメリカの最後のカード(担保)は軍事力である。
<2009年以降はアメリカは地獄になります。
今は小康状態ですが、これら問題がどんどん噴き出し、倒れるものも多いでしょうし、大暴動のようなことも始ります。
今、アメリカ国軍が警備強化のために全部の各州に入っていますが、これは憲法違反です。
2008年の段階で、ブッシュ一派が「我々がやっていることを、もし一般大衆が知ったらタダではすまないだろう」と話し合っていました。
「どうやって我々の家族を守ったらいいか」と考え、そこで国軍を海外からもかなり呼び戻して各州に配置しました。
何かが起こったとき、チェイニーが社長の会社が今、400の刑務所を造っているのは暴動が起こったときのための対応です。>