きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

尖閣問題に火をつけたのは石原慎太郎と前原誠司である 2

石原慎太郎の「愛国」は「有罪」である。領土問題の火遊びよりも復興が先だ。
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中国における反日デモは過去最大の規模となり、一部は暴徒化し、現地の日系企業やデパートなどが襲われる事態となった。在留邦人の生活に多大な支障をきたしているほか、日本車に乗っていた中国人までもが、自称「愛国者」に襲われ、意識不明の重体になったとの情報も出ている。

 

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日本製品を買った中国人までもが同じ中国人に襲われるというニュースによって、今後日本製商品を買い控えたり、日系スーパーやデパートの利用を控える傾向が中国人消費者の間に出たとしてもなんら不思議ではない。

 

今回の暴動の背景には、中国国民の間で広がる格差への不満があり、「日本車を買えるような富裕層」への反感もあるとのことであるが、暴動による物理的被害に加えて、今後もたらされるであろう影響を考慮に入れれば、今回の一件による損失は計り知れないものとなっている。

中国に対する好悪というものも人によってまちまちであろうが、中国は現在日本の最大貿易相手国であるという現実から目を背けると、「国益」を大きく損ねることになりかねない。仮に事態がエスカレートし、日本企業が中国で商売をできない状況になったとして、利益を得るものは誰なのかということに注意を払うべきである。

 

石原慎太郎のような対中関係をひたすら悪化させようとする勢力の主張する「国益」とは一体何なのであろうか。

 

日本企業や在留邦人や日本製品の消費者まで襲われるというのが、「国益」だというのであろうか。


[猪瀬直樹の見苦しい言い訳]

 

[日本に有利であった「尖閣棚上げ論」]

 

[尖閣問題の発端は前原の火遊び/油を注いだ石原]

 

[米軍は日本を守るのか/「日米同盟の重要性再確認」キャンペーンの虚妄]

 

[対米従属派による改憲論の危険性/米国からの独立はなく米国の使い走りで局地紛争をする羽目になる]

 

[領土問題での火遊びよりも復興が先だ]

 

[松山千春「崩壊」]