「成長戦略」。安倍政権が好んで使うスローガンだ。官邸と橋下維新の浅からぬ関係の現れか。=25日、豊中市 写真:筆者=
「大阪の自民党はロクでもない」
「大阪を(財政赤字で)ニッチもサッチも行かなくさせたのは自・公・民ですよ」・・・
対立構図を作って自らへの求心力を高める政治手法は、小泉純一郎首相(2001~2006年)によく似ている。
既得権益と衝突しながら民営化を進めて行く手法も小泉・竹中政権とそっくりだ。
維新の石原慎太郎代表(当時)は
「維新のマニフェストは竹中(平蔵)が書いている」
と暴露した(2012年11月30日、自由報道協会記者会見)。
なるほど、と納得がいく。
「最先端医療の拠点づくり」といったTPP先取りの政策もある。
チャキチャキの新自由主義である。
先端医療導入による自由化で儲かるのは、アメリカの保険会社と製薬会社だ。
11月22日投開票の大阪W選挙(府知事、市長)は、「維新」と「自・公・民・共」が激突する。
都構想の是非を争った住民投票と同じ図式である。
もはや
「保守か革新か」
「左か右か」
は、対立軸ではない。
大阪のW選挙は
が争われるのだ。
叩きつけるような橋下代表の「自・公・民・共」批判に聴衆は沸いた。=25日、豊中市 写真:筆者=
25日、豊中市で行われた橋下氏の街頭演説は聴衆であふれた。
幹線道路をはさんで反対側も人で埋まった。
自転車で訪れた地元の女性(60代)は興奮気味に話した。
「革命家が出て来ないと、まったりとした日本は沈没するんじゃないか・・・」。
~終わり~
[日刊ゲンダイ 他]橋下維新にメール公開された藤井教授 「やり方に恐怖覚える」 ~こんな男がいまだに話題になるのは、メディアの責任~
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=100243
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=100243
こんな男がいまだに話題になるのは、メディアの責任です。
政治の劣化を象徴するのが、この男ではないかと思います。
この手の人物がメディアから消えるのはいつのことかと思うと、少々うんざりとします。
まず、メディアから彼を持ち上げる電波芸者が消えなければならないからです。
岩上安身@iwakamiyasumi
読売ですら呆れ持て余した、ということ。あとは持ち上げるのは、極右的発言をした時の産経ぐらいか。RT @yasooyasoo2012: 千手観音ならぬ、◆千舌閻魔だろう!
RT@kiyomizu5 読売新聞「今日のノート」ナイス!
RT@kiyomizu5 読売新聞「今日のノート」ナイス!
橋下維新にメール公開された藤井教授 「やり方に恐怖覚える」
都構想反対派のテレビ出演に圧力をかけ、私的メールをネット公開したのだ。
標的にされたのは、京大大学院教授の藤井聡氏。
レギュラーコメンテーターを務めていた朝日放送の「おはようコールABC」と「教えて!NEWSライブ 正義のミカタ」への出演が17日付で“見合わせ”になった件だ。
大阪維新は16日、「おはよう――」が放送法4条(政治的公平性)に違反するという理由でBPO(放送倫理・番組向上機構)に調査を申し立て、「信頼し得る者から入手した」とする藤井氏が知人に送った私的メールを証拠資料として提出。
番組で都構想を扱った際のパネルが藤井氏の助言で大阪維新に不利な内容に作り替えられた、と主張している。
その上、一連の書面を党HPで公開しているのだ。
藤井氏はこう言う。
「大阪維新は今年2月にも在阪各局に私の出演を自粛するよう要請しましたが、今回のやり方には恐怖を覚えます。
彼らはどうやってメールを手に入れたのか?
窃盗を含む違法行為はなかったのか?
現状では全メールをチェックされている可能性は排除できない。
私とやりとりする仲間たちにも恐怖心は伝播しています。
それに、私的メールの公開は憲法21条(通信の秘密)に反し、プライバシー侵害です」
■「極めて違法性高い」と弁護士
篠原一廣弁護士(篠原総合法律事務所)もこう指摘する。
大阪維新の行動は極めて違法性が高いと言えるでしょう」
そもそも、BPO申立書の内容も悪質だ。
番組構成うんぬんは建前で、藤井氏の言動非難に終始。つ
まるところ個人攻撃で、藤井氏をメディアから葬り去りたいという思惑がミエミエなのだ。
「橋下維新を批判すると何をされるか分からない、と受け止める人は少なくないでしょう。
橋下氏はラストチャンスと言って戦っておきながら、またぞろ都構想を持ち出している。
まるで詐欺師のような手口です。
橋下維新にとって、ダブル選勝利は国政への影響を強める政治的ターニングポイント。
ドーカツに萎縮するメディアも情けないが、橋下氏のヤリ口と因縁のつけ方は、普通の人間とは思えない。