きなこのブログ

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愚かな国を作りだす愚かな国民 4

 
[Buzzap 他]安倍首相「TPP断固反対と言ったことは1回もございません」 ~騙される国民は一体何度騙されれば学ぶのか~
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=109386
 
“TPP断固反対”で2012年の衆院選を戦っておいて、
 
“TPP断固反対と言ったことはただの一回もございません”
 
という安倍首相の発言は、通りません。
 
しかし、彼の頭の中では嘘を言っていないのです。
 
下の記事の黄色いビラにはしっかりと、“「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り”という文言があります。
 
衆院選勝利後オバマ大統領と会談して、“TPPでは「聖域なき関税撤廃」が前提ではない”ことを確認した以上、TPPへの交渉参加には何も問題が無いのです。
 
見事に、政治家の言葉の魔術にしてやられたわけです。
 
自民党民主党も、アメリカの要求をそのまま受け入れるだけの政党で、政策が対立しているのは些末な事柄だけです。
 
集団的自衛権、TPPへの参加など重要項目において、両党の政策に差はありません。
 
この当たり前のことがわかっていて、これほどバカバカしい詐欺とも言えるやり方に騙されるのが、私たち国民なのです。
 
嘘をついたと言われても仕方がない方法で、国民を騙しておきながら平気でいる人格障害者の方が悪いに決まっていますが、騙される国民は一体何度騙されれば学ぶのか、と思うほど愚鈍です。
 
言葉に騙されるのを止めて、その人物そのものを見てはどうでしょうか。
 
あの顔を見て、深く呼吸が出来る人と反吐が出る人がいます。
 
少し言い過ぎたようです。
 
呼吸困難に陥るというところでしょうか。
 
皆さんはどちらでしょう。

六代目魚武feat.三遊亭ショーン・ベン ‏@NeXTvalval  
安倍首相、TPP記録開示を拒否=「出せぬものは出せぬ」衆院委(時事通信) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160407-00000089-jij-pol
 
TPP反対とはただの一度も言ったことはない
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160407-00000089-jij-pol
 
 
 
安倍首相「TPP断固反対と言ったことは1回もございません」→国内外にばっちり言っていました
 
安倍首相がTPPに関して驚きの発言を行いました。
 
波紋が広がっています。
 
安倍首相は本日7日の衆院TPP特別委員会で民進党柿沢未途議員の質問に答える形で
 
「私自身はTPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから、まるで私が言ったかのごとくの発言は謹んで貰いたい」
 
と発言しました。
 
以下動画の33分05秒から発言を聞くことができます。
 
 
 
安倍首相は自民党総裁として2012年の衆議院選挙を戦いましたが、この際の自民党総裁は同年9月26日に就任した安倍晋三議員でした。
 
この衆院選の際のマニフェストには「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、TPP交渉参加に反対します。」と明記されており、柿沢議員のフリップにもあるように、ポスターには「TPPへの交渉参加に反対!」「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」明記されています。
 
 
自らが総裁として臨んだ衆院選マニフェストにここまで明確にTPPへの反対を謳っておきながら「TPP断固反対と言ったことは1回もございません」が通用するはずもありません。
 

さらに、首相就任後の2013年2月23日の国内外の報道陣に向けた記者会見での発言を見てみましょう。安倍首相はこのように発言しています。
 
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私は選挙を通じて「聖域なき関税撤廃」を前提とするTPPには参加しないと国民の皆様にお約束をし、そして今回のオバマ大統領との会談により、TPPでは「聖域なき関税撤廃」が前提ではないことが明確になりました。
 
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また、質疑応答ではNHKの質問に対して以下のように回答しています。
 
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今般の日米首脳会談については、TPPの意義やそれぞれの国内事情について時間をかけてじっくりと議論をいたしました。私からは先の衆院議員選挙で聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉に、交渉参加に反対するという公約を掲げ、また自民党はそれ以外にも5つの判断基準を示し政権に復帰をした、そのことを大統領に説明をいたしました。


(平成25年2月23日 内外記者会見 平成25年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページより引用)
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/naigai.html
 
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内外記者会見 – 平成25年2月22日 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=VHkm0ztqn_M

このように、オバマ大統領に対してもTPP交渉参加に反対していたことを伝え、国内外の記者の前でもその姿勢を明らかにしていた以上、この発言を無かったことにはできません。
 
なお、既に2015年10月に報じられたように、「聖域」として守り抜くとされたコメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖の原料の重要5項目の農産品の関連品目のうち3割を関税撤廃することが公表されています。
 
もし「『聖域なき関税撤廃』を前提とする」という条件付けをもって「TPP断固反対と言ったことは1回もございません」発言の言い訳とするのであれば、結局のところその「聖域」の3割をも失ったことに対する責任を取る必要があるのではないでしょうか?
 
 
民進党 他]【衆院TPP特委】玉木議員「TPPも隠す、年金の損失も隠す政権だ」と批判 ~何から何までメチャメチャで、事実上独裁政治を行っている~
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=109401
 
TPPの審議が7日から始まったようですが、政府が提出した資料は、タイトル以外全て黒塗り。
 
これでどうやって、TPPと関連法案を審議すれば良いのか。
 
政府は黙って賛成すれば良いと思っているのでしょうが、それなら国会は不要です。
 
国民を徹底的に騙し、全てを秘密にし、締結後も4年間情報公開をしないという、信じられないような協定にどういった法的な根拠があるのか、実に疑問です。
 
しかも、安倍政権は不正選挙によって、事実上クーデターのように政権を奪い取ったのです。
 
まったく安倍政権の正統性はありません。
 
また安保法案の審議を見てもわかるように、法案自体が成立しているとは思えない状況です。
 
何から何までメチャメチャで、事実上独裁政治を行っているとしか思えません。
 
国民生活を破壊する協定を、国民を騙して締結したとなると、これに関わった者たちを、将来、解釈改憲あるいは憲法改正によって、国家反逆罪として死刑を宣告すれば良いのではないかとすら思えます。
 
それくらい、現政権がやっていることは極悪非道です。
 
[国会]玉木雄一郎 ゲラを入手!《西川委員長に質問→答弁拒否→委員長を恫喝→玉木大激怒》 安倍総理 石原伸晃【TPP特別委員会】2016年4月7日
 
注)動画は53分30秒~58分37秒のところをご覧下さい。
 
衆院TPP特委】玉木議員「TPPも隠す、年金の損失も隠す政権だ」と批判
 
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)と関連法案の実質審議が7日、衆院のTPP特別委員会で始まり、玉木雄一郎議員が質疑に立った(上の写真は、右手に政府が提出した黒塗り資料を、左手に西川委員長の著書のゲラを掲げ、交渉の秘密とは何かをただす玉木議員)。
 
TPPの交渉過程を一切秘密とし、民進党へも文字を黒塗りにした資料しか提出しない政府に対し玉木議員は、「TPPは国民生活に幅広い影響を与えるにもかかわらず、政府は情報を出さない。TPPで生活にどんな影響があるのだろうかと、国民はこの審議を見ている。政府が情報公開をすることは、TPPに賛成の立場でも、反対の立場でも後世への責任を果たす上で必要なことだ」と情報公開を求めた。そして、「守秘義務があるとしても、関係国が公開に同意した場合は公開できるとすれば、関係国の同意を取って公開してほしい」と求めた。
 
重要5項目(コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物)に関する政府の交渉姿勢について玉木議員は、「最初から譲歩したということなのか。重要5項目を守るようがんばったとさえ言えないのか。いつの時点ですべて守れないと判断し、一部譲歩したのか経緯を明らかにすべき」と迫ったが、石原TPP担当大臣は「最終合意しかない」と答弁した。玉木議員は「経緯を知らない(のでは)意味のある質疑ができない」として甘利前大臣の特別委員会への参考人招致を要請した

また、西川公也衆院TPP特別委員長が著書『TPPの真実――壮大な協定をまとめあげた男たち』を5月に刊行予定ではないかと指摘し、「その中に『この交渉の成否は農林水産関係の譲歩にかかっている』と記述されている。ニュージーランドの要求水準も明確に書かれている。オバマ大統領の来日1カ月前から、アメリカは従来の原則論から譲歩すると水面下で打診して来た、という記述もある。これらは相手側の要求内容、わが方の対処方針を含む交渉過程そのものだ」と指摘し、これらは秘密交渉過程の守秘義務違反にはならないのかと政府を追及した。そして、玉木議員は西川氏の著書の原稿を「貴重な資料だ」として委員会への提出を求めた。
 
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)による資金運用について玉木議員は、「運用方法の見直しで、株式に50%まで投資できるようにした。その後、初めての通年での運用成績が出る。およそ5兆円の損失が発生しているのではないか。アベノミクスのせいで、年金運用が悪化した。消えた年金5兆円だ」と追及し、「GPIFが運用しているのは国民のお金。きちんと公開し、ていねいに説明すべきだ」として、5月末までに本年1ー3月の第4四半期分の運用成績を公開するよう迫り、「TPPも隠す、年金の損失も隠す。隠す、隠す安倍政権だ」と批判した。
民進党機関紙局
 
 
YouTube 他] 衆議院TPP特別委員会・緒方林太郎民進)→中断 / 西川公也氏の著書『TPPの真実』巡り国会中断 Amazonからは削除
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=109480
 
野党側が求めたTPP交渉資料に対し、自民党側はタイトル以外全て黒塗りで提出
https://twitter.com/uranoyasuto/status/717554825840304128
 
守秘義務をたてに開示を拒否”しました。
 
ところが、特別委員会の西川委員長(自民)が近く出版予定の書籍のゲラ刷りを民進党の緒方議員が入手し、その一部を読み上げました。
 
西川委員長は、守秘義務違反の疑いが出て来ました。
 
そうでないとなると、この資料を国会での審議の材料に出来るはずです。
 
石原TPP担当相は、“ゲラ刷りかどうか確認できない”として言い逃れをしましたが、ツイートにある動画をご覧になると、西川委員長本人が自分の書いた物と認めています
 
冒頭の動画の14分25秒~17分54秒の部分を文字起こししてもらいました。
 
マイクが拾った西川委員長の言葉は、動画の14分25秒以降になります。

2016 04 08 衆議院TPP特別委員会・緒方林太郎民進)→中断
 
「では、政府にまったく入っていない、閣僚でもなければ副大臣でもない政務官でもない、そもそもアクセス権限を持っていない国会議員は、絶対にこの秘密書簡におけるところのいろいろな外に漏らしてはいけないという文書を見るということ、そしてその情報を知るということはないということでよろしいですね?石原大臣。」
 
石原TPP担当大臣
「緒方議員のように外務省にいらっしゃって、特別な関係があるようなことがあって、そういうことがないかと言えば、ないんだと思いますけど、そういう方でも私はないんだと思います。」
 
国会議員がそういうことを知る事はあり得ないということなんですが、この西川委員長が書かれたとされるその本の中には、どう読んでも、交渉の内状を詳しく説明をしていると。当時から詳しく知っていて説明をしているとしか思えないような記述が多いんですね。例えば、ニュージーランドは日本に対して生乳換算で年間9万トンの輸入枠を増やせの一点張りでしたと。日本はアメリカに対して、アメリカの日本車輸入の関税撤廃25年を短縮することを勝ち取ってきてほしい。これが実現すれば、日本もニュージーランドの乳製品の輸入拡大を考えると伝えていましたと。明らかに交渉の経緯を、当時から知っていて、そしてその情報に基づいて動いていたことを示唆するものであります。石原大臣におうかがいをいたします。本当に、本当に国会議員が知り得ない、こういった情報も知り得ない状態もあったと確約できますか?石原大臣。」
 
石原TPP担当大臣
「委員の前提が、その委員がご示しになっている白い印刷物の束を指して、そこの内容についてコメントをというのであれば、そのものがなんであるのかということを私は認識しておりませんので、ご答弁は差し控えさせていただきたいと思います。」
 
「これ、本の番号から何から全部一致をしていて、そして昨日国会で取り上げた瞬間に、予約から何から全部出来ないように消されてしまうというもの。
 
これは、逆に真実だということを示唆しているんだと思います。
 
真実で、これが外に出てしまうと審議に大きく差し支えるから、だから消したということなんだろうと思います。
 
そう考える時にここに書いてあること、ニュージーランドと日本のやり取り、そしてアメリカとのやり取り、こういったものが外に出ていたということは由々しき事態ですね。
 
仮にこれが外に漏れていたということであれば、これは秘密書簡に違反するという風に理解してよろしいですね?石原大臣。」
 

西川公也氏の著書『TPPの真実』巡り国会中断 Amazonからは削除

衆院TPP(環太平洋経済連携協定)特別委員会の西川公也委員長(自民)が、TPP交渉について出版予定の著書に、外交上の守秘義務は含まれるのか。この点を巡って、国会が混乱している。
 
4月8日の同委員会は、西川氏が近く出版予定の『TPPの真実-壮大な協定をまとめあげた男たち』(中央公論新社)を巡って与野党が激しく対立した。
 
民進党緒方林太郎氏は、この書籍のゲラ刷りとする資料を示し、政府のTPP対策本部職員が情報提供などをしたのかと質問したが、石原伸晃・TPP担当相は「ゲラ刷りかどうか確認できない」「資料を認識していないので答弁は差し控える」などと繰り返し答弁。
 
反発した民進党の委員が途中退席した。
 
午前10時過ぎに西川委員長が休憩を宣言し、審議は中断している。
 
玉木雄一郎認証済みアカウント
‏@tamakiyuichiro  
TPP特別委員会が中断になりました。西川委員長が出版しようとした本については、すでに先週4/1に内閣官房TPP対策本部から正式に文書で回答をもらっています。それなのに上司である石原大臣はそれを全く認めず。これが中断の理由です。
 
 
玉木雄一郎認証済みアカウント
‏@tamakiyuichiro  
TVでは分かりにくかったかもしれませんが、緒方議員はゲラの真否を問うたのではなく、4/1付の内閣官房の文書の真否について、石原大臣に聞いたのです。にもかかわらず、石原大臣はあえてゲラの話に持ち込んで話をそらし、答弁拒否。これが中断の理由です。
 
 
7日の委員会では、玉木雄一郎氏(民進)の質問に、西川委員長は「答える立場にない」と応じず、安倍晋三首相も「いま初めて知った」と答弁するなど、与党側に混乱がみられた。
 
 
発端は、野党側が求めた政府のTPP交渉資料を、5日に自民党側がすべて黒塗りで国会に提出したこと。
 
自民党側は「公開しないという国と国との約束は絶対に逸脱できない」佐藤勉国会対策委員長)と、守秘義務をたてに開示を拒否したが、紀伊國屋書店ウェブストアによると、西川氏の本は「未曾有の多国間交渉での自国の将来をかけた駆け引き。自民党TPP対策委員長として最前線に立った著者が、その熾烈な内幕を明かす!」とされている。
 
野党側は守秘義務違反に当たらないのであれば「同レベルの情報を国会議員にも出して欲しい」と求めていた。
 
この本は、amazonからはリンクが削除された。
 
紀伊國屋書店ウェブストアやhontoには残っているが、どちらも予約受付は終了している。
 
ハフポスト日本版は中央公論新社に事実関係を確認しており、回答を待っている。
 
西川氏は第2次安倍政権で自民党のTPP対策委員長、2014年9月からは農水相を務めた。
 
TPP交渉の内幕を知る立場にあったが、自身の政党支部が国の補助金を受けた企業などから献金を受けていたことが発覚し、2015年2月に辞任していた。