きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

障害者抹殺と緊急事態条項発動予行演習

 
安倍政権と障害者の危機感 〜「戦争などの有事の際には障害者は真っ先に切り捨てられる」「障害者がすべての前触れになる」〜
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=114785
 
冒頭の安積宇宙さんの1分程のスピーチは、素晴らしいと思います。
 
「不思議なクニの憲法」という映画を見て、安積親子のことを知りました。
http://fushigina.jp/
 
映画の中では、お母様の安積遊歩さんが
http://www.arsvi.com/w/ay01.htm
 
「戦争は障がい者を役立たずにし、差別を深める」

「民主主義の成熟度と障がい者がどれだけ大切にされているかで、その国がどれほど平和なのかわかる」
 
と述べていました。
 
とても印象に残るお二人でした。

 障がい者の方が
 
「戦争などの有事の際には障害者は真っ先に切り捨てられる」

「障害者がすべての前触れになる」
 
と危機感を抱いています。
 
また優生思想安楽死的な観点から、精神障害者らを殺害することは「正しい」と考えていた医学会をナチスが利用したことを紹介しています。
 
ツイートにあるように、ナチス政権下で、T4作戦が実行され障害者が虐殺されました。
 
麻生副総理の
 
 
「いつまで生きるつもりなのか」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183879
 
発言などを考慮すると優生学思想に基づいた「安楽死法」が上程されるというのはあり得ない話ではないと思います。
 
不気味だと思うのは、7月22日には安倍首相が山崎学日本精神科病院協会会長と会食し、
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS22H37_S6A720C1PP8000/
 
23日にゴルフを楽しんだ三日後に相模原市の障害者殺傷事件が起こっています。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS23H1N_T20C16A7PE8000/
 
これをもって、事件と関係があるとは言えませんが、山崎学氏の「正念場」という記事では、
 
"中国の挑発が続いている。まさに正念場である"
https://www.nisseikyo.or.jp/opinion/kantougen/kantougen.php?id=47&bm=25
 
と書かれてあり、安倍政権を持ち上げ、大いなる期待感を寄せています。
 
 
が持論の長勢甚遠・元法務大臣が招かれており、とても障害者を守ってくれるとは思えないような人物が重宝されています。
 
障害者の方々が危機感を抱くのも無理ないと思います。
 
Umi Asaka Speech @ Nago Police Station
 

岩上安身
✔  @iwakamiyasumi  
ナチスの手口に学んだ結果が何をもたらすか明白。RT @syobo_n2:ナチスで使われた障害者に対するヘイトを煽るポスター。
「遺伝的欠陥を持つ人間の一生に6万ライヒマルクもかかる。それは他ならぬ君の金だ」T4作戦、アウシュビッツ
2016年7月27日 02:50
 
 
麻生発言 高齢者は死ぬべき ブルガリアTV
https://www.youtube.com/watch?v=vFN7eTucz-U
 
 
 amaちゃんだ  @tokaiama
みんなね「障害者を抹殺する」との植松聖の考えに驚いてるヒマはないんだよ
ナチズム支持者の麻生太郎は実際に老人と障害者を殺戮するT4作戦を準備してる
麻生は「安楽死法」を上程すると言われているhttps://www.youtube.com/watch?v=vFN7eTucz-U …
2016年7月26日 12:52
 
 
語られてこなかった障害者の戦争体験 日本や独ナチスでも抑圧の歴史
(前略) 
 
真っ先に切り捨てられるのは自分たち
 
いま障害者は、ある危機感を持っていると熊田氏は言う。
 
「戦争などの有事の際には障害者は真っ先に切り捨てられる」というものだ。
 
日本の障害者運動をリードしてきた藤井克徳さんは「障害者がすべての前触れになる」とよく話すという。
 
(中略)
 
世の中の“空気”が変わった時に真っ先に切り捨てられる、
 
生きている価値がないとして「価値付け」の対象になってしまう、
 
そういう「変化」が一番早く押し寄せるのは障害者なのだと。
 
(中略) 
 
ドイツでは20万人以上が虐殺 
 
(中略) 
 
熊田氏は、ユダヤ人を大量虐殺したナチス政権下のドイツで、障害者が虐殺された事例を挙げる。
 
同胞のドイツ人を含む20万人以上の障害者らが、強制断種させられたり、「ガス室」に入れられ殺害されたりしたのだ。
 
(中略) 
 
医学界は、精神障害者らを殺害することは、優生思想や安楽死的な考え方から「正しい」と考えていた。
 
むしろ積極的に殺りくに関わっていたわけで、ナチスはそれを利用した。
 
加害者側の精神医学の学会は5年ほど前まで殺害を公に認めてこなかった。
 
(以下略)
 

 

相模原殺傷事件 ヘイトクライムに無策な政府は我々を危うくする
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2016/07/post-4f08.html  
 

衝撃的な事件が起きた。


障害者の安楽死という容疑者の主張は、ナチスと同じだ。


ユダヤ人虐殺に用いられたガス殺は、もともと障害者に対する安楽死の方法として考案され実行されたものだ。


Wikipedia T4作戦 優生学思想に基づいて1939年10月からナチスによって行われた障害者安楽死政策)
https://ja.wikipedia.org/wiki/T4%E4%BD%9C%E6%88%A6


こうした事案に政府がどう対応し、マスコミ世論がどのように形成されるかが、今後の歴史を幾分かは左右するに違いない。


現状では、我々はとんでもない世界に連れて行かれかねない危惧を覚える。


この間、フランス、ドイツと相次いで起きた大量殺人に対する政府の対応の差をメモしておきたい。

 

(以下は元ネタで)

 
  

 

アベ官邸が沖縄で緊急事態条項・発動の予行演習
http://tanakaryusaku.jp/2016/07/00014142  

 
ここまでやるか、というような事態が起きた。
 
東村高江のヘリパッド建設予定地沿いの県道70号線 ―
 
警察は22日未明から建設資材・機材を搬入するゲートに向かう区域を封鎖したのである。
 
すべての車両が対象だ。
 
建設反対派も賛成派も関係ない。
 
タクシーも通れなかった。
 
完全封鎖である。
 
封鎖の目的は建設反対派を強制排除するためだった。
 
反対派市民が応援に駆け付けても入れない。
 
500人規模の機動隊による暴力を衆人の目にさらさなくても済む。
 
今回の道路封鎖は憲法22条が保証する「移動の自由」に明らかに違反する。
 
集会の自由(21条)も奪うことになる。
 
この日はトイレに行った反対派の女性がゲート前に戻れなくなる事態も発生した。
 
トイレは封鎖地点のちょうど外側にあったためだ。
 
権力の濫用は道路封鎖ばかりではない。
 
沖縄防衛局は県道区域にある反対派テントを撤去した。
 
道路管理者は県であるにもかかわらず、だ。
 
いかなる法的根拠に基づき撤去したのであろうか。
 
法的根拠がなければ、超法規措置ということになる。
 
自民党憲法草案のうち最も危ないとみられているのが緊急事態条項(98条)である。
 
内閣総理大臣が緊急事態が発生したと判断した場合、個人の権利を制限できるのだ。
 
衆院選挙も行われなくなる。
 
独裁体制が整うのである。
 
アベ官邸は高江で緊急事態条項発動の予行演習をしたのだ。
 
沖縄でいま起きていることは、いずれ本土でも起きる。
 
そうなった時はもう遅い。
 

強制排除の前日、警察は同じ地点で一斉検問を行った。反対派は現場に座り込んで抗議した。検問は翌日行う路封鎖の予行演習だったのである。=21日、東村高江 撮影:筆者=

 

覚醒剤中毒について
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201607/article_264.html