「国民第一」は統一戦線300候補者擁立を急げ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-258a.html
2009年8月選挙に際して、「主権者国民勢力」による政権樹立を恐れる「米官業利権複合体」勢力は、反自民票が小鳩民主に集中することを阻止しようとした。
そのために創設されたのが「みんなの党」である。
対米隷属・弱肉強食をベースに置く、小泉・竹中政治の流れを引く政治勢力を創設して、反自民票を分断しようとした。
この新党創設のために「CHANGE」というテレビドラマまで制作された。
2009年8月総選挙では、民主党が大勝したため、米官業利権複合体の目論見は達成されなかったが、その後は、民主党内利権複合体勢力による党内クーデターが画策され、2010年6月に挙行された。
その延長上で、今回、民主党の本来の正統勢力が新党として追放されたのである。
次の総選挙では、どの政党が民自公大政翼賛談合野合勢力に対抗する勢力になるのかが焦点になる。
米官業トライアングルは、小沢新党に反民自公票が集中しないように、「大阪維新」を全面支援している。
どう見ても充実した内容があるとは思えない橋下徹氏をメディアが異常に持ち上げるのは、こうした背景を抜きに理解することができない。
頻繁にテレビが紹介するから脚光を浴びているだけで、脚光を浴びることがあるからテレビが頻繁に紹介しているわけではない。
橋下徹氏の裏側にはアメリカが控えている。裏の勢力の顔ぶれを見れば一目瞭然だ。
この点については、『国家は有罪(えんざい)をこうして創る』(祥伝社)に詳しいので、ぜひご一読賜りたい。
繰り返しになるが、 「国民の生活が第一」は、基本政策を共有できる勢力と統一戦線を構築し、この統一戦線で全国300選挙区への候補者擁立を実行するべきだ。 もちろん、衆院過半数の議席確保を目指すべきである。
米官業トライアングル勢力との連携は、2010年民主党内クーデターのような政変を招く原因となる。
「大阪維新」勢力を信頼できない勢力として警戒することが肝要である。