生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表は、きょうの定例記者会見で「このまま行けば自公とおおさか維新で3分の2を取る」との認識を示した。
理由は野党が結束していないことだ。
32ある1人区(改選121議席)で候補者調整ができた選挙区は数えるほどだ。
小沢代表や山口教授が指摘する「自公とおおさか維新で3分の2」は確かに合理的だ。
憲法改正で最も怖いのは9条ではない。
戒厳令と言い換えてもいいだろう。
小沢共同代表は緊急事態条項について次のように危機感を示した―
「安保法制もそうだが、国民の生命、財産を守るんだという美名の下になんでもできる既成事実をつくるというやり方(中略)・・・今の極右的安倍政権の下では、運用やら解釈やらが捻じ曲げられて利用される可能性が非常に高い」。
山本太郎共同代表は「恣意的な運用をするに決まっているだろう」と喝破した。
この秋、日本は一気に戦前戦中の暗い時代に逆戻りするのだろうか。
~終わり~
◆田中龍作さんの「不正選挙」の質問にに答える小沢一郎さん。
http://www.yourepeat.com/watch/?v=wefpUNFrg64&start_at=888&end_at=1382
小沢さんがデカイ机で手作業で開票していると思っていて「ムサシ」の機械を他人事のように「知らない」と言っていることにびっくり。調べると言っているので少し期待しますが、いつまでもスルーしたら、もう生活の党は応援したくなくなるよ。
「不正選挙」の質問部分の動画を切り出しました。
https://www.youtube.com/watch?v=wefpUNFrg64
お屠蘇気分を台無しにしてくれた安倍首相の大ウソ発言
http://new-party-9.net/archives/3192
新年早々、縁起の悪い幕開けとなった。
イランとサウジアラビアの断交の事ではない。
今年初の株取引が暴落で始まった事ではない。
安倍首相の大ウソ発言の連発で始まった事だ。
年頭記者会見で挑戦と言う言葉を24回も連呼したらしい。
何が挑戦だ。
それが、仮病まがいで首相を投げ出した後の「まさかの再登場」直後の発言ならまだ許せる。
しかし、再登場して3年以上も経ち、何ひとつ実績を残せなかった者が、あつかましくも言う言葉か。
これほどのウソはない。
国会冒頭の外交報告に至ってはウソだらけだ。
すべてに行き詰まっているのに、すべてがうまく行っていると自画自賛している。
いよいよ安倍首相は追いつめられておかしくなってきた。
さすがに今朝のどの新聞もまとに取り上げていない。
普段なら全文を紹介してもよさそうな読売新聞でさえも、極めて短い要約にとどめている。
しかし、皮肉な事に、要約であるからますますウソが目立つ。
今年は安倍政権は危ういかもしれない。
もちろん、だからといって政権交代が起こる事はありえない。
今の野党の顔ぶれを見れば、政権交代が起これば日本はもっと悪くなる事は間違いない。
ズバリ、「日本は危機管理内閣が必要になって来る」という私の警告が、いよいよ現実味を帯びてくるということだ。
それが正解なのだ。
そう思わせてくれた、安倍首相の年頭の二つの大ウソ発言である(了)
「安倍政権を倒さないことには何も始まらない。一つになってほしい。崖下に転げ落ちそうで怖い」。
松戸市から足を運んだという女性(60代)は悲壮な表情で語った。
有権者のイライラと不安は募るばかりだ。
トップバッターをつとめた慶応大学の小林節名誉教授は、野党党首の頭を殴るかのようにガツンと言った。
「野党はつまらない縄張り意識を持たないで まとまり なさいと言いたい。共闘すれば勝てるんです。(共闘するよう)政治家を追い込んでいきましょう」。
野党共闘を切望して集まった人々。野党党首たちは鈍感だ。=5日、新宿西口 撮影:筆者=
蓮舫議員が登壇すると田中龍作ジャーナル取材班のすぐ後ろにいた女性たちが「野党は共闘」と唱え始めた。
合唱の輪はしだいに広がり、声は大きくなっていった。
蓮舫氏のスピーチは搔き消された。
野党共闘の成功例として「安保関連法に反対するパパママの会@熊本」の瀧本知加・共同代表が登壇した。
熊本は野党統一候補の擁立に成功した選挙区だ。
11の市民団体が力を結集してまとめあげた。
「平和の大切さを理解していない議員は要らない。私たち自らが議員を送り出すんです」。
熊本スタイルが全国に広がった時、「打倒アベ政権」は現実のものとなる。
~終わり~