きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

ネオコン政治家・前原誠司

http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken?sess=de421c41176ca7b0be72b37f695829d6

(貼り付け)

 

◆米兵戦死者「6200人」―「9.11」から10年、アフガニスタン空爆からイラク戦争に突入して、米国はこれほどの犠牲を強いてきた。

 

この7月からアフガニスタンから撤退を始めて、すでに60人の戦死者を出している。


10万人完全撤退までにさらに戦死者は増え続けていくだろう。

 

タリバンアルカイダは追撃戦で5万人を殺すと明言しているのだ。

 

「9.11」の米同時テロの死者は2977人だったので、この倍以上の兵士が戦死するという悲惨な状況になっている。


戦費は「300兆円戦争」という言い方が象徴しており、米軍部政府がいかに重い負担に苦しんでいるかが視察される。

 

民間人は、イラク人が11万7000人、アフガニスタン人が11200人死んでいる。


◆この戦争は一体何だったのか?

 

アフガニスタンイラク戦争を指導したブッシュ大統領はすでに退陣してり、米国の民主主義を中東に押し付けようとして「ネオコン」勢力も、ほとんどが米政府から姿を消している。


アービング・クリストル(ネオコン創始者)、リチャード・チェイニー(元副大統領、前ハリバートン会長)、ポール・ウォルフォウィッツ(元世界銀行総裁、元国防副長官)、ジョン・ボルトン(元国務次官補、元国連大使)、リチャード・パール(国家防衛政策委員長)などの名前は、いまや懐かしい。


言い方を変えれば、こいつらこそ、戦争犯罪人である。

 

イラク大量破壊兵器がある」と大々的にウソをばらまいて、砂漠の奥地、テラクにまで侵攻して、その挙句の果てに、「アリ地獄」から足抜けできなくなった。


そればかりか、フセイン大統領をしばり首にした後、「大量破壊兵器」が存在しなかったことがバレて、大恥をかいている。


リチャード・パールは武器商人アドナン・カシューとの癒着まで発覚し、ブッシュ政権の国防政策諮問委員会委員長を辞任しておきながら、いままた国防政策委員会代表に就任し、イスラエルにも滞在して、イラクへの核攻撃を画策中というから恐れ入る。


◆改めて「孫子の兵法」を持ち出すまでもないけれど、外国を侵略するときの戦い方で最も注意すべきは、適地の奥深くまで新入してはならないというとである。

 

ブッシュ大統領の父・ブッシュ大統領(第二次大戦の米空軍パイロット)が湾岸戦争を行ったときは、ペルシア湾航空母艦から巡航ミサイル発射に攻撃、フセイン大統領の軍事行動を制し停戦に持ち込むことができた。


だが、息子のブッシュ大統領は地上軍を砂漠に送り込んでしまい。

 

結局、大惨事を招いたのである。

 

ちなみに、旧大日本帝国陸軍も、中国大陸~東南アジア諸国の奥地に入り込み大敗北した。

 

米軍はベトナム戦争において、ベトナムの密林の奥地に侵攻したため、戦士した兵士をミンチ状のしてしまったのである。


◆今回のアフガニスタンイラク戦争で日本は、小泉純一郎首相の命令により、陸上自衛隊イラクサマワに派遣、航空自衛隊をバクダッド周辺に配置して物資を輸送、海上自衛隊をインド洋での給油に向かわせ、戦争に加担させた。


日本国憲法第九条違反スレスレの命令だったが、これがキッカケとなり、今度はネオコン政治家・前原誠司政調会長自衛隊の武器使用をさらに進めたり、「武器3原則」を破ろうとしたりしており、「解釈改憲」をなし崩し的に行おうとしている。

 

こうなると、憲法9条は無意味に等しくなる。


ただでさえ、世界情勢が一歩間違えれば、第三次世界大戦への導火線に火がつきかねない微妙なせめぎ合いの中にあって、このような発言を軽々しくあちこちでされたのでは、日本国民が再び戦争に巻き込まれるのではないかと不安に駆られる。

 

だらこそ、これ以上、勝手なことをさせてはならない。